2016/10/11

9月末頃から石川が濁っている...

関西サイクルスポーツセンターの向かい側の
宗教法人 成田山不動院から多量の土砂が崩落


石川上流への不法な土砂持ち込み 成田山不動院(関西サイクルスポーツセンターの向かい側)に多量に持ち込まれた土砂が崩落し、石川を半分堰き止めた状態になり、多量の土砂が川の水に溶け出し、下流まで濁っている状態になっています。

 このため、西代浄水場は取水することが出来ない状態になっています。


 市と府が繰り返し指導を行ってきましたが、一向に従わないどころか監視していない隙に土砂を搬入するなど繰り返したために、9月29日大阪府富田林土木事務所が、宗教法人成田山不動院と埋め立て事業者を砂防法第4条1項及び大阪府砂防指定地管理条例第4条第1項違反で勧告書を出しました。


 ここは、2002年にも、今回同様に不法に土砂、産業廃棄物を持ち込み、原状回復もせず、問題になっていた場所です。

2002年6月の土砂崩落について、同年9月議会で、にわ議員が追及しています。当時も危険とわかりながら土砂持ち込みを止められず崩落しています。 市議会報告はこちら

2003年9月議会でも、にわ議員が、1年経過しても土砂の撤去はされていない。捨て得、捨て逃げを許すなと追究しています 市議会報告はこちら


申入書を提出大阪府富田林土木事務所に申し入れ 日本共産党市会議員団


 日本共産党河内長野市会議員団は、10月6日、石川を管理する大阪府富田林土木事務所に、申し入れと懇談を行いました。

 申し入れ項目は5点
  1. これ以上、土砂は絶対に入れさせないでください。
  2. 府として定期的な水質調査を行い、結果を公表してください。
  3. 崩落した土砂が河川に溶け出さないよう応急措置を行なわせてください。相手方が行なわない場合、府が環境を守る立場から、応急措置を行なってください。
  4. 河川や水路上の土砂を撤去させてください。
  5. 崩落が起らないよう安全工事を行なわせてください。
 日本共産党は、府は事業者に対して毅然とした対応をするとともに、14年前は、結局土砂の撤去も行なわないまま「捨て得」「捨て逃げ」になったことを踏まえ、今回は絶対にそのようなことにならないよう申し入れました。

 現在、川に面している土砂にブルーシートをかけ、これ以上土砂が川の水に溶け出さないようにしている。河川に入り込んだ土砂は、とりあえず近日中に業者に小さな重機で川岸によけさせるよう指導しているとのことでした。


一級河川石川上流への土砂崩落及び不法行為の対応についての申し入れ書(PDFファイル)

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