2004年12月議会

河内長野市12月市議会が12月6日から26日までの日程で開かれました。

日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

手数料など値上げ条例が出される
 市民への傷み押しつけに反対・・・日本共産党

 住民票手数料は 200円 → 300円 に

 12月議会に、市の「財政建全化プログラム案」に基づいて市民負担増になる手数料の見直し等が提案され、日本共産党以外の与党議員の賛成で可決されました。住民票や印鑑証明などの手数料が200円から300円になるなど、市民負担は総額約2200万円になります。
 日本共産党議員団は、長引く不況の中、もっと先にけずるべき「ふるさと農道」や「滝畑温浴施設」を中止せず、市民負担を増やし一律に値上げするというこの条例には反対しました。

緑ヶ丘南町近く(下里町)の残土の山
森林法違反で大阪府が警告3回 次は中止命令

河内長野市「埋立規制条例」違反で刑事告発
ダンプカー「通行禁止命令」の仮処分申請
 1日も早く土砂搬入をストップせよ
 12月15日の市議会で日本共産党のだばなか光議員は、9月議会に続き緑ヶ丘南町隣接(下里町)の残土の山の土砂搬入を完全にストップさせるよう取り上げました。
 残土処分業者は、大阪府・河内長野市の行政指導を無視して残土の搬入を続け、5月から 12月初めまでに 10トンダンプカーで5380台、約3万立米の土砂を搬入しています。
 市は「埋立規制条例」違反で11月10日河内長野警察に「刑事告発」しました。また、ダンプカーが天野小学校の敷地を許可なく通過しており、市は財産権の侵害により、「通行禁止命令」の仮処分を近く申請する予定です。
 大阪府も森林法違反で10月18日、11月19日、12月10日と、これまで3回、業者に警告してきましたが、府の指導に従わないため、近く「中止命令」を出すと言っています。
 だばなか議員は、府会議員と現地調査を行うとともに、府・市の行政指導を無視して条例違反の土砂搬入を続ける業者に対して「刑事告発」とダンプカーの進入路の「通行禁止」仮処分を行うよう重ねて要望しました。
 子どもの通学の安全確保と騒音・粉塵被害から住民の生活環境を守るため活動しているサニータウン・広野・旭ヶ丘自治会をはじめ、周辺住民のみなさんと力をあわせ、引き続き無法な土砂搬入を完全にストップさせるため頑張ります。
★森林法違反とは★

11月10日付け
朝日新聞での報道
 国の法律で森林の保全と災害防止などを義務づけている。監督処分権は大阪府知事にある。残土の山は勾配が急で35°以上あり、崩落の危険がある。排水も確保されていないなど森林法に違反している。
★「市埋立規制条例」違反とは★
 「河内長野市土砂埋め立て等による土壌汚染と災害を防止するための規制条例」第2条で埋立地の面積が500uかつ高さが1m以上の埋立は「特定事業」として市長の許可が必要。
 今回の下里町の埋立は許可を得ずに5月以降、大型ダンプカー5380台、約3万立米の土砂を搬入し、13,960uの面積に1m以上積み上げ、8月31日に市は条例違反と認定している。

日本共産党 黒田・和田府議、だばなか市議が調査
河内長野警察に申し入れ … 12月17日

橋上市長・サニータウン自治会と懇談
 12月1日、17日、黒田・和田府議と、だばなか光・にわ実市議、だばなか大介日本共産党市青年部長は、残土の山の現地調査を行い、閉鎖されている天野小・西中への通学路などを視察しました。
 調査に先立ち、橋上市長、藤助役と懇談し、市の取り組みなどを聞き意見交換しました。
 残土の山の調査の後、サニータウン自治会役員から埋立による被害の状況や住民の要望などを聞くとともに大阪府の取り組みなどについて懇談しました。

残土の山の頂上からサニータウンを望む

残土の山の頂上付近

市長と懇談

サニータウン自治会と懇談
府議…3トン規制の進入路、大型ダンプの通行禁止を
警察…府が「中止命令」出せば許可取り消しを検討する
 12月17日午後、黒田・和田府議、だばなか・にわ市議は、河内長野警察へ申し入れを行いました。
 この中で、黒田府議は残土の山への進入路は9月以降3トン以上の車両を規制しているが大型ダンプカーが1日60台も通行している。通学の安全を守るため通行禁止にすべきだと申し入れました。
 これに対し警察は、道路交通法上許可はやむをえないと答えました。
 和田府議は、大阪府が残土搬入の「中止命令」を出せば許可しないのかと迫りました。
 これに対し警察は、「府の中止命令があれば許可を出さない可能性はある。府・市の中止命令の内容を見て検討したい」と答えました。

三日市町駅前再開発ビルの公共公益施設
温水プールやフィットネス
 市民の期待裏切る
  高い利用料金上限枠を市が設定!

 三日市町再開発ビルに整備される公共公益施設として大きな位置づけとなる温水プールやスポーツジムを有する「健康支援センター」の設置条例が提案されました。
 運営管理を民間に任せてしまうことのできる指定管理者制度という新しい方法です。その中で利用料金は上限枠のみが決められています。

 宮本さとし議員は「指定管理者制度」そのものの持つ問題を指摘、市が管理者と結ぶ協定書の内容や「健康推進課が主体となり進める健康支援の拠点」としての位置づけに対しその具体的なビジョンについて質問しました。
 それに対し市当局は、協定書については委託料の額やリスク及び経費の分担方法など業務執行上必要な事項を締結する。現在行っている健康教室と健康支援センター機能を結びつけた事業展開を考えていると、回答しました。
 しかし、市民の「健康づくり支援を実施する」とはいうものの公共公益施設としての役割を果たす上での具体的なビジョンは示されませんでした。

 福祉教育常任委員会でも同議案が議題となり、宮本さとし議員は提案された利用料金の上限枠が高いことを同施設の近隣の事例も紹介しながら指摘。当局からは「この金額は上限であり実施においては近隣の施設と同等になることを期待している」との意見が出されました。それに対し、「高い枠を市が保証したようなもの。これでは市民が利用しやすい施設として公共性が保たれる保証がない」として同条例案には反対しました。

日本共産党は
 同施設は市民の期待の大きい施設でもあり健康支援にとどまらず、町の活性化にも影響する重要な施設です。これからも実施にあたっては市民にとって利用しやすい公共公益施設となるよう要望を積み重ねがんばります。
市が設定した利用料上限枠
センター利用料金
施設名称 利用単位 利用料金
プール・ジム
フィットネススタジオ
1人・1回 1,200円
1人・1月 10,000円
健康増進のために行う指導料金
項目 利用単位 利用料金
指導者等による健康増進
のための指導等
1人・1回 2,000円
1人・1月 10,000円

スポーツパークの設置を

 かどの雄一議員は、青年の要望が強いスケートボードやスリーオンスリーなどができるスポーツパークを早く設置せよと質問。
<市の答弁>
 キャンプ場や野外ステージなど赤峰市民広場改修時にスポーツパークの設置を図りたい。平成18年度から始まる第4次総合計画において、改修事業に取り組みたい。


スポーツパーク建設予定地の
赤峰市民広場 屋外ステージ


豊かな子ども達の成長の保障を

吉田礼子議員は、子ども達の健やかな成長のために次の3つについて質問しました。

少人数学級の早期実現を

 すべての小・中学校で少人数学級を早期に実現せよ。
 市の答弁では、少人数学級の教育効果は認めたものの、府の取り組みに従い平成19年度には、市内小学校1・2年生が、すべて、35人学級になるということで、すぐには取り組むということにはなりませんでした。
 今後も、みなさんとご一緒に早期の少人数学級の実現に向けて頑張ります。

保育料減免の充実を

 保育所の保育料は、保護者の年度途中の収入減による保育料の減免制度充実を。
 リストラなどで無職になってしまった場合でも、昨年度の収入を基準に当年度の保育料が決まります。収入が激減した場合などの減免制度を充実して欲しい。
 市の答弁では、現行の保育料体系のあり方を見直して適正な保育料体系になるように検討することと、今後、減免についても検討することが、再質問の答弁として確認できました。
 今後もみなさんとともに子育て支援になるように保育料の減免制度充実に向けて頑張ります。

市独自の奨学金の充実を

 高校生の市独自の奨学金の基金を増額せよ。また給付金は、現在月3千円を月5千円にせよ。
 市の答弁では、なかなか支給の増額を確認できませんでしたが、今後も支給増額するように頑張ります。

介護保険の要介護認定者に
障害者控除対象者認定書を交付せよ

 かどの雄一議員は、要介護・要支援認定者にも所得税法及び地方税法の障害者控除を受けることが出来る「障害者控除対象者認定書」を交付せよと質問。
<市の答弁>
 要介護認定者などに対して、一律に障害者に準じる者として「障害者控除対象者認定書」を発行できない。なお、障害者控除の制度周知に努め利用促進を図りたい。
要介護認定者の所得税障害者控除とは
 所得税法や地方税法では、申告する本人又は扶養親族が障害者に該当する場合「障害者控除」として一定金額を所得から控除することが出来る制度があります。
 新潟県の上越市・長岡市・新井市、愛媛県の犬山市・江南市・刈谷市などでは、この制度を要介護1〜5の認定を受けている人等に「障害者控除」を受けるための「障害者控除対象者認定書」を郵便で送付しています。

今こそ「住宅リフォーム制度」で「庶民応援」を!
 市の答弁は「効果あり、調査・研究する」

 長引く不況で市内の中小零細業者の皆さんは、「仕事はあっても利益が出ない。業種によっては全くない」と言う状況です。
 今回提案する耐震工事を含む住宅リフォーム助成制度は、耐震補強工事を含む住宅リフォームをする時、工事費の10%上限20万円を補助、工事は市内業者に発注するものです。
 この制度による経済波及効果は抜群で、補助金額1千万円で工事総金額が1.5〜2億円になり約 倍の費用対効果が出ています。全国では87自治体が実施しています。
 これに対し市は、「効果があることはわかった、調査・研究したい」と前向きの答弁をしました。

市の豊富な文化財を活用し
 町の活性化事業にも利用を

 昨年より取り組んでいる「ぐるっとまちじゅう博物館」の企画の中で、市政50周年記念事業として今年は金剛寺や観心寺で国宝・重要文化財などの特別公開がありました。
 宮本さとし議員は、今回の取り組みで集客状況を質問するとともに、滝畑民俗資料館にある痛みの激しい民家棟など文化財の改修を促進する事、また、その際には修理を単純に業者に委託せず、町の活性化事業としてコストから資源としての発想に切り替え、積極的にすすめるよう提案しました。
<市の答弁>
 11月13日から23日までの11日間に市内外6530人(市内が2割、市外が8割)の方が訪れた。今後も「まちじゅう博物館」というコンセプトのもとで、市内にある民間の施設や企業との連携もはかりながら取り組んでいきたい。
 また、滝畑民俗資料館も民家棟は、かやぶき屋根だけでなく本体自体の修理も必要。第4次総合計画の中で出来るだけ早い時期に取り組みたい。貴重な歴史遺産そのものだけでなく保存修理も資源の一つとしてとらえ、関係部署との連携をはかり、街づくりに活かしたい、と回答しました。

避難場所の地図を全家庭に!
 防災対策を強化充実せよ

 昨年は台風、地震の被害が全国的に広がりました。みなさんからは、もしもの時どこへ避難すればとの声が多く市民の関心が高まっています。
 にわ実議員は、「再度市民に避難場所を周知徹底させるため、全家庭に避難場所地図を配布せよ」と質問。
 市は「近いうちに配布、又はお知らせする」と答弁しました。

公共交通サービスの充実を考える委員会の設置を
 ハンドルは握ったけれどエンジンがかかるまでにはもう一歩!

 公共交通サービスの充実は、当市の地域性、市民の利便性、町の活性化などの観点から見ても重要な施策の一つです。
 9月議会では市当局も同趣旨の委員会の必要性は認めています。
 宮本さとし議員は、その後の経過と具体化を求めました。
<市の答弁>
 予算的な問題はじめ様々な課題はあるが長期的にも解決していかなければならない問題である。庁内で委員会を持ち調査研究を始めている。

千代田駅東商店街の浸水対策を

 今年も集中豪雨時に千代田駅東商店街の一部が浸水しました。
 かどの雄一議員は、雨水管を整備し抜本的対策をせよと質問。
<市の答弁>
 道路側溝の勾配が採れないので抜本的には公共下水道雨水事業として取り組んでいきたい。

「かぶと山」住宅開発地内の雨水は
 下流地域で浸水の心配がある
   浸水対策指定地域にせよ

 南あきら議員は、楠ヶ丘東側の「かぶと山」を削り住宅開発を行っている事の危険性について取り上げました。
 「かぶと山」開発エリアや市道三日市高向線の雨水は、床代池に集まってくるように計画されている。床代池も小さく、下流の住宅地が浸水すると心配されている。浸水対策指定地域にして防災対策に努めよ。
<市の答弁>
 開発地域は4.5ヘクタール、約190戸建設される。法令的な指示事項をクリアしているから許可が下りた。雨水は0.3ヘクタール、水量2600トンの調整池を作り、新池の「ため池」に放流し、6500トン水量の床代池に入り貯留する。水利組合に放流の同意を得ている。新池、床代池は堤体改修している。浸水の恐れはない。


天見川の直線化工事は
  地域住民の声を取り入れよ

 改修地点から下流域老朽化した護岸の点検・改修を

 天見川の直線化工事は川の流れをいっそう速くし、水量が増すと下流域が危険になる。今まで新たに行ってきた河川の改修地点から下流域の護岸は老朽化し危険な状態である。護岸の総点検をし改修せよ。
<市の答弁>
 下流地域は断面が広いが護岸は時間が経過しているので点検する府へ要請する。

 直線化工事で道路が川になり通行できなくなる
  橋を渡し道路も公道にし通れるように計画を!

 河川の直線化計画はグリーンマンションや大師町の子ども達が通学路としている道路が河川に変わる。通れなくなると通学路も遠回りになるし子どもも危険になる。橋を渡し道路も市道などの公道に計画せよ。
<市の答弁>
 通学路として通っている道路は個人地であるが所有者に通行の了解を受けている。公道との接続がないので橋は造れない。左岸の管理用道路を利用して三日市地域へ抜ける道路を造れると府から聞いている。


河内長野駅にエレベーター設置される!
    2月末には完成予定

  昨年11月より河内長野駅交通広場(銀行横)に囲いをしている工事は、駅舎とノバティ北館を結ぶ渡り通路に対してつながるようにエレベーター棟を建設しているものです。これは多くの市民待ち望んでいた駅舎に対してのエレベーター設置工事で、みなさんの要望が実現するものです。
 にわ議員は、2003年の決算委員会と同12月議会で「いつ頃完成するのか一日も早く」と質問、市は「平成16年中に完成したい」と答えていたものです。
 しかし、ホームに対してのエレベーター設置のメドが立っていません。日本共産党は引き続きホームにも早く出来るよう頑張ります。


河内長野駅前エレベーター完成予想図
総額約4千万円、市が1/2、国が1/2

千代田小学校 運動場1・5倍に拡張
 学童保育も学校施設内へ新設移転 … いよいよ3月完成

 これまで、角野議員は千代田小学校の運動場の拡張問題を何度も取り上げ要請してきました。
 現在、約3200u拡張の工事が行われています。現在の1.5倍の広さで、200mトラックと観覧スペースが確保されます。
 またこれまで、かどの議員が何度も訴えてきた学童保育施設についても、学校施設内に新設工事中です。(5室分)
 どちらも今年3月に完成に予定です。

校舎増築工事

運動場拡張工事

学童保育教室建設工事

今年3月完成めざし
大阪南医療センター前 道路・歩道整備すすむ

 これまで、かどの議員が議会で要請してきた大阪南医療センター(元国立大阪南病院)前の道路整備工事が今年3月完成めざして進んでいます。道路幅員7m、両側に2mの歩道、交差点には信号機も設置されます。


大阪南医療センター前

電車・バスでの遠距離通学生徒さん
 中学生の定期代全額補助4月から実現

 昨年12月、予算折衝で、西中学校、東中学校へ、バス・電車を使い通学する生徒にも定期代を全額補助すると回答がありました。
 「遠距離児童生徒通学費補助金交付要綱では同じ義務教育なのに、小学校は全額、中学校は2分の1のバス・電車定期代しか補助が出ていない。中学生にも全額交付すべきではないか」と、にわ実議員が昨年の6月議会で質問をしていたもの。一番遠い滝畑や石見川の生徒は、3年間で約27万円もの負担があるものです。

大阪府富田林土木事務所と交渉

 2004年12月22日、日本共産党河内長野市会議員団と日本共産党吉井英勝衆議院議員秘書は、府富田林土木事務所で住民要望について交渉しました。

国道310号線本町南海電鉄ガード下
 歩道設置工事、2月より着工!

 菊水町近鉄ガード下の拡幅工事が済み、南海側のガード下拡幅が要望されていましたが、今回とりあえず駅側に歩道を設置する工事がこの2月より行われることと、上原町水落に道路灯がつくことが、この交渉で明らかになりました。これは以前より地域住民(本町・上原町)の方から要望が上がっていたもので、にわ議員も市を通じて大阪府に要求していたものです。


本町南海電鉄ガード下

 国道310号線の楠町東の水たまりの改修を約束

 国道310号線のモリ工業(株)、焼肉ワンカルビ付近の水たまりの改善などを求めました。
 これに対し大阪府は、平成17年2〜3月頃に改修したいと答えました。
 また、ライフ滝谷店前の歩道の改善については、付近の道路改修時に行いたいと答えました。


モリ工業(株)前

 天見川の直線化工事で下流地域が危険になる
  老朽護岸の改修を

1.喜多橋からイズミヤまでの間の護岸の根固めや護岸の強化策。
2.里道が昭和33年より崩れ民家下まで被害が及んでいる。復旧対策はどうか。
3.福祉センター裏の土砂の浚渫。
<府の回答>
1.地元で調整できれば来年度は工事着工したい。
2.個人地のことでもあり難しい。
3.土砂の搬出は来年度に行う。

 安全な通学路の確保を

 グリーンマンション前の天見川直線工事により通行できなくなる。
橋を渡して通行できるように
<府の回答>
 橋については左岸と右岸で 10mの高低差があり、民地を買わないと橋脚を造れない。市道があればと市とも調整している。川横の公園から左岸、管理用道路をつくり舗装をしてもよいと思っているが、この道路は市で管理して欲しい。

 諸越橋〜河合寺 歩道設置を急げ

 国道310号 諸越橋から河合寺交差点までの間歩道設置をして欲しい。
<府の回答>
 諸越橋から河合寺交差点間は道路の線形が悪いのでカーブを無くしたい。歩道設置したいが山を削るなど大がかりになる。現在、土質調査を終えた。用地買収にはいるが時間がかかる。地主さんの協力もよろしくお願いしたい。

 国道371号 上田町 歩道設置
  今年3月までに完成

 早期に歩道設置を。
<府の回答>
 関係する上田町地内、用地、地籍が違っていて時間がかかった。今年度中に歩道(幅員1.5m)を完成させたい。

 加賀田口バス停付近
  平成17年5〜6月に工事

 片添町の交差点近くの国道317号線加賀田口バス停付近は側道が狭い上に舗装もされていません。
 「子どもを乗せたベビーカーを押して歩くのも危険!」と以前より要望していました
 これに対し、予算を組み平成17年5〜6月に工事をすると回答がありました。

市長と来年度予算について交渉

 日本共産党河内長野市議団は、毎年、次年度の予算編成にあたっての市民要望をまとめた「予算要望書」を市長に提出し、交渉しています。
 今年度は、重点 項目を含め202項目の予算要望書を提出し、12月20日、市長と来年度予算について懇談し、要望して次のことを確認しました。

学校に扇風機設置
 小・中学校の普通教室への扇風機については、千代田小学校などの風通しの悪い教室から設置していく。

学校トイレの改修
 トイレの改修は加賀田小学校と加賀田中学校の2校について実施する。

市指定登録業者の更新延長と小規模修繕契約希望者登録制度
 2006年2月から実施!

 登録業者更新時、2年の期間を延長することと、業者登録をしていない零細業者にも市の工事を発注する「小規模修繕契約希望者登録制度」を2006年2月から実施する。

 日本共産党河内長野市議団の予算要望書の全文は、こちらをご覧下さい。予算要望書全文


三日市のプール利用料が1200円!?

 現在建設中の三日市町駅前再開発ビルには、市立の温水プールやジムなどが入りますが、その運営を指定管理者に管理運営させることになる河内長野市立健康支援センター条例などが提案されています。
 この案では、温水プール・ジム・フィットネススタジオの利用料金が一人1回1200円に提案されています。市民からは安く利用できるようにという声があります。こうした声に応えて市民が大いに利用しやすくなるようにがんばります。

 今議会に出されている意見書(案)

今議会には、下記を含め11件の意見書(案)が出されています。

●府営水道料金の引き下げを求める意見書(日本共産党)
●「三位一体改革」の抜本改善を求める意見書(日本共産党)
●義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書(日本共産党)

  意見書とは...

 広く市町村の公益に係わる事柄について、市町村の一機関としての議会の意志を国会または関係行政庁(例えば内閣総理大臣、県知事など)に伝える手段が「意見書」の提出です。(地方自治法99条)


日本共産党 個人質問

 だばなか光議員

1、緑ヶ丘南町近くの残土の山。無許可の土砂搬入を早期にストップさせよ。
 (1)「埋立規制条例」違反で「刑事告発」した結果について聞く。
 (2)土砂搬入中止命令について聞く。
 (3)9月市議会以降の土砂搬入の現状と市の取り組みについて聞く。

 かどの雄一議員

1、障害者手帳を持たない要介護認定者に対し、障害者控除対象者認定書を発行せよ。
2、青年の要望が強いスケートボードやスリーオンスリーなどができるスポーツパークを早く設置せよ。
3、千代田駅東商店街の一部が、今年5月と7月の集中豪雨時に浸水した。 抜本的な対策をせよ。

 南あきら議員

1、天見川の河川直線化工事に関しては地域の声を取り入れよ。
  グリーンマンション住民が通学路としている道路が河川になる。橋を渡し通行できるようにせよ。
2、市道三日市高向線の雨水排水や、楠ヶ丘や「かぶと山開発」エリアの雨水が、
  下の床代池に集まってくるので、排水しきれず浸水の心配がある。
  天見川まで放流するよう浸水対策に取り組め。

 吉田礼子議員

1、約2200万円の市民負担増になる手数料の見直し等に伴う関係条例の値上げ条例案の中止を。
2、豊かな子ども達の成長の保障のため、すべての小中学校で少人数学級の実現を。
  また、高校生の市独自の奨学金の基金を増額し給付金は現在月3千円を5千円に増額せよ。
3、保育料について、保護者の収入減による市独自の減免制度の充実を。

 にわ実議員

1、中小零細業者の仕事を増やし、地域経済活性化を図るために、
  耐震診断と耐震工事を含めた住宅リフォーム助成制度をつくれ。
2、地震・風水害等に対する防災体制を強化せよ。
  指定避難場所を周知徹底するために、避難場所マップを作れ。

 宮本さとし議員

1、「健康支援センター」が市民にとって利用しやすい施設にするためには、
  今、指定管理者制度の運営管理でいいのか。
  市の「健康支援センター」の具体的なビジョンを示せ。
2、文化財保存と活用の取り組みについて。
3、「公共交通サービスの充実を考える委員会」の設置で市のバス問題に積極的に取り組め。 


12月議会日程表
6日 午後1時〜 本会議 全議員
15日
16日

午前10時〜 本会議 個人質問 だばなか、かどの、南、吉田、にわ、宮本
20日 午前10時〜 福祉教育常任委員会 吉田・宮本
21日 午前10時〜 都市環境経済常任委員会 だばなか・南
22日 午前10時〜 総務常任委員会 かどの・にわ
24日 午後1時〜 本会議 全議員




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