日本農薬研究所での爆発について日本共産党議員団が申し入れ

 4月4日午前に発生した、河内長野市小山田町の日本農薬総合研究所での小規模な爆発があった事故で、日本共産党河内長野市会議員団は同研究所と河内長野市長に3項目の申し入れを行いました。

 事故は、同研究所で放射性同位元素の焼却炉につながる配管で小規模な爆発があったというものです。
 総合研究所での放射性物質を含む廃液を燃やす装置の爆発は、市民に大きな不安を与えるとして、下記3項目の申し入れを行いました。

申し入れ内容

  1. 爆発事故発生後、市の消防本部への連絡が2時間も遅れたのはなぜか調査し、爆発の原因と経過、対策を市民に知らせること。
  2. 放射性物質を扱っている施設が市内にあること自体、市民に知らされていない。今後、調査して、その事態を情報公開すること。
  3. 市民の不安を取り除き、安全な街づくりを進めるための方策を検討し推進すること。

 申し入れには、同研究所の梶原修研究推進部長などが対応されました。この中で「マウスや虫に放射性物質を混ぜた薬を食べさせている。放射能は自然界にあるものより弱いもの。人体には影響はない。事故については、今、調査中であり、結果がわかるまで待ってほしい」と答えました。
 橋上義孝 河内長野市長に対しても同様の申し入れをしました。

 このような施設があることも市民には知らされていません。この他にどんな研究が行われているかと言う事も不安です。日本共産党市議団は、日本農薬に対しては、爆発の原因と経過、対策を市民に公表する事、また、市に対しては、市民の不安を取り除き安全な方策を検討させるよう、がんばります。

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