2011年10月21日 
河内長野市長
  芝田 啓治 様
日本共産党 河内長野市会議員団

角野 雄一 ・ 丹羽 実 ・宮本 哲
駄場中 大介 ・ 武富 唱子
 
公立保育所民営化基本方針素案の報告について


事務局より福祉教育常任委員協議会の日程調整があり、議題を問い合わせたところ、「公立保育所民営化基本方針素案」の説明が予定されていると、聞きおよんでいます。

日本共産党は市の保育に対する公的責任を放棄し、市全体の児童福祉が後退する公立保育所民営化には断固反対です。

 現在市が行っている保護者説明会は第1回目が始まったところですが、内容も資料も納得はおろか理解すらできないもので、空転が続いていると保護者から訴えられています。

これまで市は議会で「保護者、住民の皆さんに十分理解していただくまで、納得していただくまで説明責任を果たしていきたい」と発言してきました。しかし十分な説明もなく、保護者の理解や納得の見通しすらない今の時期に、「民営化基本方針素案」の説明があることは、保護者や住民の声を無視するものであり地方自治の本旨である住民自治に反するとともに、民主主義に反する行為です。よって、日本共産党河内長野市会議員団は厳しく抗議するものです。

また現在市が発行している「保育所情報一覧表」に『※汐の宮保育所は、平成25年度から民営化の予定です』と表記されていますが、そのような予定は議会に対し市の考えの報告すらありません。二元代表制をも踏みにじる強引な手法は改めるよう求めるものです。

 

以上         



 もどる