2009年1月16日 
河内長野市長
  芝田 啓治 様
日本共産党大阪府会議員団

団長 宮原 威

日本共産党河内長野市会議員団

角野 雄一 ・ 吉田 礼子
南   晃  ・ 丹羽  実
宮本  哲 ・ 駄場中大介
 
福祉4医療制度についての申し入れ


 貴殿におかれましては、日頃より福祉行政の推進に多大のご尽力をたまわりありがとうございます。
 ご承知の通り、このたび、大阪府が、「福祉医療費助成制度の見直しにかかる考え方」を提示しました。その内容は、1割負担を断念したとは言うものの、自己負担額を1割にした場合の平均を基に、800円にするなど、あくまでも府民に負担増を押しつけるものとなっています。入院時の負担額の引き上げや、従来になかった時間外診療加算なども含めれば、34億円の府民負担増となっています。
 昨年来、医師会など三師会をはじめ、障害者団体や患者団体など広範な団体・個人による現行制度維持を求める府民的な運動が大きくひろがりました。また、府議会においても、昨年の9月議会で、現行制度維持を求める3件の請願を全会一致で採択しております。
 大阪府の「見直し案」はこうした府民の願いや議会の意志にも反するものとなっています。
 貴殿におかれましては、「住民福祉の向上」という地方自治の本旨に照らし、現下の府民生活の現状に鑑み、現行制度を維持するよう大阪府に意見を表明して頂きたく存じます。

以上



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