2011/06/30

岩手県 陸前高田市・大船渡市へ
ボランティアに

 
   日本共産党河内長野市会議員団・・・報告

      被災者に心を寄せて ボランティア活動
 


 日本共産党河内長野市会議員団の、かどの議員、宮本議員、武富議員のと後援会1名の合計4人は、6月5日〜9日の日程で震災に見舞われた岩手県陸前高田市・大船渡市ヘボランティアに行ってきました。

 すでに専従ボランティアとして大船渡に着任している同志からの情報を得てワンボックスカーに物資を満載。5日夕方6時に河内長野市を出発、途中豪雨や霧に悩まされながら北陸自動車道まわりで、あくる朝の8時半に陸前高田市に到着(大阪から1100km)。天気は回復しましたが海岸に近づくやいなやすべてが破壊されたすさまじい状況が目に飛び込み、一気に目が覚める思いでした。

 
支援物資を満載して出発
 
竹駒小学校のグランドに建てられた仮設住宅で

陸前高田市の仮設住宅 被災者訪問


 到善後早々支援物資の青空市、竹駒小学校のグランドに建てられた仮設住宅の訪問。入居一ケ月たってどうですか?との問いかけにぽつりぽつりとこの問の大鹿だった状況を私たちに話してくれます。 「いっしよに逃げて来た友達が目の前で力尽きたこと、おばあちゃんを残して再度戻ろうとして戻れなかったことへの自責、私たちは住宅に入居できたが当選しなかった人のことを思うと贅沢いえない」と、あふれる涙を抑えて話してくれるみなさんの訴えに、私たちも思わず目頭を押さえることがたびたびでした。

 そんな中で一戸に9人家族が暮らしている実態、電話がなく携帯の使えない高齢者が公衆電話を置いてほしい訴え、浄化槽のにおいが気になるなど切実な訴えもお聞きし、早速地元の議員に報告、水や粉ミルク、シーツなどの要求のあった家庭にはすぐに支援物資の中から探し届けました。

 大船渡市でも
 
 宿泊する大船渡市に向かう途中、目の前に広がる光景は、本当に3ケ月もたったのか、昨日震災にあったと言われても信用するような状況が続きます。
 あくる朝は8時に宿舎近くのボランティアセンターに集合。その日は約30人くらいのボランティアが集まり各避難所の給食支援、倒壊した家屋からの持ち出し、溝の掃除などそれぞれに分かれて活動しました。
 
大船渡市のボランティアセンターで登録し活動しました
 
道路の側溝のヘドロ除去作業

被災した家屋からの家財持ち出し作業 
 
震災から3ヶ月経ったというのに...
まだまだ支援が必要です

 急がれる救援と復興
 
 現地滞在は二日間でしたが、被災者の方々のお話を直接お伺いすることが、これほど喜んでいただけるとは思いもよらなかったことです。第三者だからこそ気兼ねなしに話ができる。そんな思いもあるようです。仮設住宅の建設、がれきの撤去、被災者救援はとにかく急がれます。復興は地元が主役、救援は国が責任を持って支援しなければなりません。そして私たちも、長期にわたる支援が求められていることを痛感して長い帰路につきました。

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