2022年12月議会のおしらせ

2022/12/8
 河内長野市12月市議会が12月1日から20日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

モックルコインカード 紙媒体で発行

 これまで河内長野市はデジタル推進を掲げ、スマホアプリによるモックルコインの普及に取り組んできました。しかし市民の中にはスマホを便利に使いこなしたい方と、スマホを使いたくない方とがおられます。9月に行われた「モックルコイン・チャージキャンペーン」では市民の1割の方しか利用しませんでした。また地域活動を行った方に出していたモックルコインカードもスマホアプリに移行するとして、市民から不満の声が上がっていました。

 日本共産党は先の9月議会でも、デジタル弱者問題を取り上げ、市役所は全ての人を対象にした事業を行うべきと提案してきました。

 10月臨時議会が開かれ、国の補助金を利用し、紙のモックルコインカードが発行されることになりました。とても喜ばしいことです。

 日本共産党は、引き続き、地域活動を行った方で希望者には、紙のモックルコインカードを発行するよう求めていきます。
 
プレミアム付 モックルコインカード
 



 
市から送られてきた書類を添えて、郵便局・コノミヤ・サンプラザ・くろまろの郷で、現金三千円を支払うと五千ポイントが入ったモックルコインカードが購入できます。
 

住民の声を聞く街づくりを

【南花台サッカースタジアム建設・公園集約・小中一体校】

 南花台では、UR都市再生機構が団地1200戸中の400戸を削減することに伴い、跡地に市がサッカー場と大きな公園の建設、同時に既存の公園集約や、小学校と中学校を一つの施設にする事業を進めています。

怒号飛び交う説明会

 11月20日(日)、南花台でこれらの住民説明会が行われました。市は方針説明の後、市民からの質問を受け入れずアンケート記入だけにとどめようとしました。市民から質問を受け付けないことへの異論が出ましたが、司会者が発言を封じ込めようとしたため、さらに市民の不満が爆発しました。

 市民からは

「説明した、意見を聞いた、で終わってしまうのではないか」
「今の公園はどうなるのか、公園を返してください」
「小中一体校にしても先生の数や(クラス数)増えるわけではない」
「あまりにも市長さんが一方的な感じでやっている」
「自治会から、廃止する公園は近隣住民に説明し納得を得てから発表をと申し入れたが、近隣住民に説明はない」

 …などの意見が口々に話されました。

 また説明会の告知はコノミヤテラスが発行する情報誌「コノテラ通信」でしか行われておらず、説明会が行われていることも、多くの住民には伝わっていませんでした。

住民こそ主人公の街に

 日本共産党は、市の理想を一方的に押し付けるのではなく、住民が主人公の街づくりと、市政運営を取り戻すよう正していきます。


だばなか大介議員 副議長に選出

 日本共産党のだばなか大介議員が、5月臨時議会で副議長に選出されました。任期は1年です。

 市議会の慣例で、議長・副議長は一般質問をしないこととなっています。


日本共産党 個人質問

 宮本 さとし 議員  12月13日(火) 10時半頃~

件名1 中学校全員給食の機会にさらによりよい学校給食を目指せ。

   要旨1 中学校全員給食の実施は赤峰グランドの造成設計と並行してセンターの設計を進め、一日も早く実施へ精力的に取り組め。

 要旨2 現状のアレルギー対応は。さらに充実させるために必要なことは。新センターには専用の部屋を作るなど具体化を進めよ。

 要旨3 地産地消の推進は農林課との連携をさらに強め促進をはかれ。

 要旨4 赤峰産業用地は、①再エネ②男女雇用均等③地元雇用など市のスタンダードモデルとしての位置づけが必要。
給食センターの整備にかかわっては、太陽光パネルはもちろん配送トラックにEVトラックを検討してはどうか。 

 

件名2 市民の暮らし守る対策を。

 要旨1 今後も国からの特別給付金があるケースや市独自の生活応援対策はデジタル化の押し付けではなく市民の声を丁寧に受け止め暮らし応援の対策を。

 要旨2 市民の移動支援やお買い物支援は様々な取り組みが進んできているが、現状の課題と今後の考え方を聞く。

 

件名3 交差点の安全対策を。

   要旨1 国道371号石仏交差点の安全対策を。

 要旨2 市道三日市1号線三日市中央交差点の安全対策を。


 

 にわ 実 議員  12月13日(火) 14時頃~

件名1、河内長野市2050年ゼロカーボン都市(実質CO2排出ゼロ)に向けた具体的な政策について聞く。まず 環境省のR4年度地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)に申請し、今年度より6年間にわたり3億6000万円余り事業が展開できる事が決まったのはCO2削減に貢献でき、大きな一歩として大変評価します。

   要旨1、まずこの重点対策加速化事業は、全国でどれくらい自治体が採択されたのですか。

要旨2、エネルギーの「地産地消」を進める事や省エネ・再生エネの推進に当たっての基礎数値(市内の年間消費電力量、その電気料金の総額、市内の自然エネルギー使用量(主に太陽光発電量)、新電力PPSの利用率)は。

   要旨3、事業計画では、市内CO2の総排出量は365,00トン2019年(R元年)としており、人口減少と高齢化など社会的な現象は見込まれますが2050年(あと28年)で実質CO2排出ゼロになる計画ですか。11月10日発表の事業展開しようとしている主な申請事業のCO2削減目標は6年間で18,504トン。同じペースで削減しても年間で92,520トンです。ゼロ目標とのギャップはどう考えるべきでしょうか。

   要旨4、今回の重点対策加速化事業には、全庁あげて脱炭素推進を図る体制も構築したい。そして対策の評価や目標設定は学識経験者・市民・事業者で市の付属機関「環境審議会」立上げるとしています。大いに期待するものですが、少し柔軟な「市・市民・事業者」の意見を聞くテーブルを設置してはどうか。

要旨5、今年10月にCO2削減に先進的に取り組んでいる長野県飯田市に視察に行き注目したのは、数多くの省エネルギーや再生可能エネルギーを市民が利用できるメニューを揃えている事です。
①太陽光発電設備・蓄電システム・電気自動車補助金、最大8万円~15万円
②太陽熱温水器設置補助金、最大3万円
③雨水タンク/浸透ます設置補助制度、最大3万円~5万円
④ペレットストーブ・ペレットボイラー設置補助金、最大10万円
⑤薪ストーブ・薪ボイラー竹ボイラー設置補助金、最大3万円などです。
森林面積84%、人口、世帯数とも同レベルの飯田市を参考にするべきではないか。

 

件名2、南花台のまちづくりについて市の理想を一方的に押し付けるのではなく、住民が主人公の街づくりと、市政運営を。

  要旨1、公園集約計画について

    (1)(仮称)南花台中央公園をつくり、第10公園をはじめ周辺の公園集約を進める計画ですが、面積比較ではどうなるのか。但し遊具など設置できない法面は除外すること。面積比較して減少する事はゆるされません。
また地域の公園は住宅から近いところに点在する事が重要です。

    (2)第10公園を小中学校の第2グランドに変更する事に対して、11月20日の説明会では地域住民から


・説明した、意見を聞いた、で終わってしまうのではないか
・今の公園はどうなるのか、公園を返して
・小中学校の施設を一つにしても教員数・クラス数は増えない
・自治会からは廃止する公園は近隣住民に説明・納得してから発表をと申し入れてきたが、近隣住民にも説明がなかった
・あまりにも市長さんが一方的な感じでやっている


などの声が出されました。


 アンケート用紙に地域住民の疑問や質問を記入させるような方式では、住民の理解は得られません。しっかり住民の疑問や意見を聞き、対話の中で理解を得る方式に転換すべきではないか。

  要旨2、小中一貫校についても公園集約事業に関連するものなので、同時に教員数、クラス数、小中での時間割の違いはどうなるのかなど基本的な疑問や小中一貫にしなくても良い方策をどれくらい検討し実践してきたのかを市民に説明すべきではないか。
また住民説明会の資料に「特進校」という言葉がありましたがその真意は。


 

マスク着用・座席の間引きなど
3密対策を行った上で市議会の傍聴が出来ます

★感染発生時の追跡のため、氏名・連絡先をお聞きします。
★本会議は、市役所来庁者駐車場入口を入ってすぐ右側です。
★委員会は、議会事務局でお尋ねください。
★予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。
★市役所1階市民ホールのテレビで生中継を行います。
 
 予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。



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