2022年6月議会のおしらせ

2022/6/17
 河内長野市6月市議会が6月13日から30日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

ついに市教育委員会が
中学校全員給食を正式発表

 5月27日、市教育委員会は、河内長野市学校給食の基本方針を発表し、「中学校給食は全員を基本とする」としました。

 2017年8月、1万3千102筆の署名と共に、中学校全員給食を求める請願が出されましたが、日本共産党と1名以外の反対で否決されました。しかし、その後の5年に及ぶ運動がこのたび実を結びました。とても喜ばしい事です。

 日本共産党は引き続き、できたてで、調理員さんの顔も見え、食育や地産地消が進む「自校調理方式」を目指し頑張ります。

下水道料金の未徴収が2億2千万円!

 6月9日、河内長野市は、下水道料金の請求もれ(約5千万円・下表)と下水道事業受益者負担金の徴収もれ(約1億7千万・公共下水整備時に農地で、すぐに下水を使わない場合など徴収猶予の不備など)があったことを発表し謝罪しました。

 日本共産党は、6月議会で、原因の究明と第三者機関による調査など提案し、全庁的な再発防止策の構築に全力を上げます。
年度別請求漏れ発生件数
S62 H3 H4 H5 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H14 R1 合計
1 1 7 7 3 7 5 18 5 5 9 10 14 2 1 1 1 1 98

物価高から学校給食をまもれ

 物価の高騰で、学校給食費の値上げか、給食の質の低下かが迫られています。今度の「コロナ交付金」が学校給食に活用でき、文科省も積極的活用を求めています。

 6月1日、日本共産党河内長野市会議員団は、交付金を使い給食の値上げや質の低下を招かないよう申し入れました。


デジタル田園都市?

 6月市議会にデジタル田園都市構想の交付金を受ける議案が出されています。

 デジタル田園都市構想は、スーパーシティの地域課題版です。河内長野市は以前応募していたスーパーシティには採択されなかったため、今回デジタル田園都市構想に手を挙げています。デジタル田園都市構想は、インターネットなどを活用し便利になる一方で、個人データが蓄積され企業が儲けの為に利用するスーパーシティと同じ問題をかかえています。

 日本共産党は6月議会で、これらの問題点について明らかにしていきます。

だばなか大介議員 副議長に選出

 日本共産党のだばなか大介議員が、5月臨時議会で副議長に選出されました。任期は1年です。

 市議会の慣例で、議長・副議長は一般質問をしないこととなっています。


日本共産党 個人質問

 宮本 さとし 議員  6月22日(水) 14時頃~

件名1 児童生徒の教育環境の拡充と安全対策について。

 要旨1 中学校全員給食は自校方式で。

 (1) これまで市教育委員会は議会において、あり方検討委員会の答申を受けたのちに、各学校の条件に応じた有効的な調理場の設計、また15年後の生徒減少に合わせた大規模修繕工事のあり方など、コスト面も含め再調査をするとしてきました。教育委員会として、これからの主体的な調査研究にかかるスケジュールは。

 (2) 食育の推進について。

 (3) 市長も含め、実施校の現場視察を。

 要旨2 通学路の安全対策は機敏に最善を尽くせ。

 (1) 石仏小学校、加賀田中学校入り口付近に4月以降運び込まれている土砂(建設残土)はどれくらいの立方メートルになるのか。10トンダンプ何台分が持ち込まれたのか。

 (2) 私有地であるとはいえ、この土地への土砂(建設残土)の搬入は何が許されて、何が許されないのでしょうか。法的な視点で整理をしてください。

 (3) また、その行為が合法か違法かは横に置いても、同道路は児童・生徒の通学路です。狭隘で見通しの悪い道です。道路自身が崩れやすい土壌で、過去土砂崩れを起こした経緯もあります。前からの車と出くわせば歩道に乗り上げて対向していました。本通学路のダンプの通行は危険きわまりない行為です。ダンプの通行を学校や教育委員会は事前に知っていたのですか。どんな対策を講じられたのですか。府と連携を強め、子どもたちをはじめ市民の安全と環境を守るためにあらゆる手段を尽くしてください。


件名2 下水道使用料賦課漏れ及び受益者負担金の徴収漏れについて。

 要旨1 実態、原因の調査は言うまでもないことだが、調査には第三者委員会の設置が必要ではないか。

 要旨2 安易に結論を出すのではなく、今後誰がその業務を担当しても間違いのない業務が遂行できるよう一定の時間をかけて今後の対応策を導くべき。また、上下水道部だけの問題とせず全庁的な検証も必要である。スケジュールについての考え方は。


件名3 美加の台1丁目から駅への階段の滑り止め対策はいつできるのか。同時に、滑りやすくなっている踊り場も含め清掃を。

 

 にわ 実 議員  6月22日(水) 16時半頃~

件名1 加齢性難聴による高齢者補聴器助成制度について。

 要旨1  65歳以上の高齢者の半数は加齢性の難聴と推定されています。
それをカバーする補聴器の購入費は高く、平均約27万円(日本共産党東京都議団の調査)にもなり最近は市町村独自に助成する自治体が増えています。
 市民の声にこたえ、自治体独自に補聴器の購入費を助成する制度の創設をすべきと思うがどうか。


件名2  2022年度の市・府民税特別徴収税額の決定通知書について。

  要旨1 毎年5月末頃に市から送られてくる市・府民税特別徴収税額の決定通知書の一部に、2022年3月15日までに確定申告したにもかかわらず給与所得や事業所得が反映されていない通知が発送されたと聞きます。
 その数はどれくらいか、なぜそうなったのか。

  要旨2 間違った決定通知書によって、事業主は雇用者の給与天引き額の再計算をすることになります。
そのことへの説明は通知者にできていますか。


件名3 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に関係する諸施策と気候 変動や省エネルギー施策、非核平和都市宣言について。

 要旨1 高齢者おでかけ支援事業は、7月1日より75歳以上で年間1千円から2千円に増額となる。
 来年度も引き続き年額2千円で実施すべきですが、その財源はどうなりますか。

 要旨2 おでかけ支援事業のほかに、妊産婦タクシー補助事業など経常経費として コロナ禍後も継続するのが本来の事業ではありませんか。

 要旨3 市役所敷地内にあるEV(電気自動車)急速充電装置はなぜ使用できなく なったのですか。
 今後どうなっていくのですか。

  要旨4 今年の2月に発生したロシアによるウクライナ侵略を機に「核共有」に関 しての議論を進めるように日本維新の会や自民党内から提言されています。
 この提言は「非核平和都市宣言」をしている当市の立場とは相容れないと思うがどうか。
 

マスク着用・座席の間引きなど
3密対策を行った上で市議会の傍聴が出来ます

★感染発生時の追跡のため、住所氏名をお聞きします。
★本会議は、市役所来庁者駐車場入口を入ってすぐ右側です。
★委員会は、議会事務局でお尋ねください。
★予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。
★市役所1階市民ホールのテレビで生中継を行います。
 
 予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。



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