2022年3月議会のおしらせ

2022/3/3
 河内長野市3月市議会が3月1日から28日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

ロシアによるウクライナ侵攻を厳しく抗議

 日本共産党の提案で決議 河内長野市議会

 ロシアのプーチン政権がウクライナへの侵略を開始しました。今回のロシアの行動は「主権の尊重」「領土の保全」「武力行使の禁止」などを義務づけた国連憲章に違反するものです。
 さらに核兵器の使用をちらつかせる事は断じて許されるものではありません。世界中でもロシアへの侵略非難の声が上がっています。

 河内長野市議会では日本共産党の提案で「ロシアにおけるウクライナ侵攻を厳しく抗議する決議」が3月市議会初日に全会一致で可決されました。

 日本共産党は引き続き、憲法9条を持つ日本だからこそ、いかなる紛争も話し合いで解決する国際社会へ全力を尽くします。

「あいっく」での一時保育の拡充を申し入れ

 コロナ第6波では、保育所や子ども園の休園や、登園控え要請などが相次いでおり、保護者の仕事や生活に大きな支障が出ています。

 今、行き場に困っている乳幼児を緊急に受け入れ先を作ることが求められています。

 日本共産党市議団は2月24日、「あいっく」で行われている一時預かり保育事業について、一時緊急避難的に「あいっく」の通常事業を休止し、一時預かり保育事業を「あいっく」全体を使って行うことで、これらの乳幼児を受け入れることを、至急、検討・具体化を求めました。

コロナ 保護者に役立つ制度

★子どもの休校・休園などで仕事を休んだ人への補償
★すぐお金が必要な場合は、新型コロナ対応の無利子貸し付け
★1人10万円の現金給付
★虐待、DVの危険を感じたら
★学費負担の軽減 家計急変は今からでもOK

日本共産党 保護者に役立つ制度へ

性教育の充実を求める意見書を提案

 日本の学習指導要領では性教育について科学的な知識を子どもに指導するようになっていません。
 そのため、インターネットやSNSで性についての間違った知識を得てしまったり、好奇心からの性行動が子どもたちをリスクにさらしています。
 国連の国際セクシュアリティ教育ガイダンスでは、年齢に応じて科学的で正しい知識を得ることで、性行動が慎重になると示しています。

 日本共産党は3月議会にこれらの事項を盛り込んだ意見書(案)を提出しました。
 意見書は幹事長会議で全会一致の場合に採択されます。採択に向け頑張ります。


日本共産党 代表質問

 宮本さとし 議員  3月10日(金) 13時~

件名1、施政方針について市長の政治姿勢を問う。

 要旨1、島田市政はこの6年近い間にそれまでの市政と比較して大きな変化と前進があったと評価しています。ロシアのウクライナ侵略に対する市長の抗議書の送付など情勢に呼応した機敏な行動も含め、中学校全員給食への方針、エアコン設置など教育環境の整備、国民健康保険料の軽減、水道企業団との統合の見送り、南花台で見られるような新しいモビリティ利用への挑戦、その他細かな点でも変化をつくられてきました。一方、スーパーシティ構想のような国の政策に対して無批判に受け入れようとする一面があります。政府が型をはめた地方創生ではなく、自分たちで考え作り上げていく地方再生のまちづくりにこそ努めてもらうことを願います。
 そういったことを踏まえ、示された施政方針にはコロナ感染状況が過去最悪の状況がつづく中、市民の命とくらしをまもる観点で今ひとつ危機感が感じられません。この間のコロナ禍が浮き彫りにしてきたのは、社会的に弱い立場におかれた人たちに集中する犠牲の実態です。その対策として国から示されるコロナ支援金、給付金など一時的な救済に終わらせず市独自の支援と対策、また根本的な社会構造改革にも取り組む姿勢が問われています。そういった視点での市長の基本姿勢を伺います。


件名2、コロナ感染から市民の命とくらしをまもる最優先の市政運営を。

 要旨1、コロナ危機がつづく中で、過去の経験から生じた課題と今後の対策は。
コロナ第6波のピークは過ぎたとの見方がある一方で、重症者数、死亡者数は依然高い状況であり、感染者数においても下げ止まっています。様々な意味で危機的状況には変わりありません。河内長野においてもこれまでとは桁違いの感染者数が報告されています。市としてこれまでの対応や対策に課題はなかったのか。それを踏まえ今後の取組に生かすべき点や対策についてどのような姿勢で取り組むのか。

 要旨2、市内のコロナワクチン接種状況は。

 要旨3、子どもの感染が拡大する中で保護者が対応に苦慮されている。「あいっく」の活用を考えるべき。市長は休暇をとりやすい職場づくりへメッセージを発信すべきではないか。

 要旨4、国民健康保険料の値上げを抑制できる財政調整基金がある。もともと同基金は被保険者に戻すべき財源です。コロナ禍でもあり適正な金額を繰り入れ、前年度の保険料より引き下げるため手立てを打つべきと思うがどうか。


件名3、これからの市政運営で求められる主な課題について。

 要旨1、1日も早く中学校全員給食を。

 要旨2、学校給食は自校調理方式で。

 要旨3 教育環境の整備。
 (1)タブレット端末はコロナ禍でどう生かされ、課題は何か。
 (2)少なくとも早期に小中全学年で35人学級を目指せ。
 (3)特別教室、体育館へのエアコン設置の計画は。

 要旨4、車を利用できない方、高齢の方などの移動手段の確保は地域の事情にあった方法で展開を。
 (1)「クルクル」や「くすまる」など、横展開はどのような手法で考えているのか。
 (2)南海バスとも共存しながら、地域が主体となれるような市の援助のあり方は。

 要旨5、地元企業と共に地域循環型の経済で人口減への歯止めを。
 (1)産業用地化予定地の進捗状況は。
 (2)企業誘致は地元正規雇用や男女の賃金格差是正、再生エネルギー促進などを条件に進めよ。
 (3)上原・高向地域の開発は、国道170号・外環状線上原町交差点改良と一体で進めよ。
 (4)赤峰グラウンド用地の活用は、当初にはグラウンドの移転事業とセットものと説明があったが今でもその方針に変わりないか。

 要旨6、ごみ戸別収集への検討はどこまで進んだか。ふれあい収集の評価は高い。当面は同事業の拡充と合わせて進めよ。


件名4、ジェンダー平等の視点でまちづくりを進めよ。

 要旨1 南花台へのスペランツァ大阪の誘致について。
 (1)スタジアム建設にかかわる課題は。
 (2)基本協定にかかわって施設所有者となる当市のリスク回避を明確に示せ。

 要旨2 諸問題の課題解決を前提として、チームの誘致を契機にジェンダーフリーの視点を。庁内はもちろん当市が先進市と言われるまちを目指せ。
 (1)男女の賃金格差をなくす企業には奨励金を。
 (2)子育てしながら働きやすい社会を目指せ。
 (3)犯罪率が府内で最も低い当市だからこそ「痴漢ゼロのまち」も掲げるべきではないか。たとえば主要駅構内でのアナウンスの強化、アンケートの実施など鉄道会社とも一体でこの課題に取り組んではどうか。


件名5、これからの公民館運営について。

 要旨1 加賀田小学校・加賀田公民館の複合化への進捗状況は。

 要旨2 公民館の活性化に向け、地域の中での今後の役割と見直すべき課題は。


件名6 歩行者の安全、まち並み景観の視点で。

 要旨1 傷みや錆がまわり、見栄えが悪くなっている歩道橋(市・府)の修繕計画のテンポを早めよ。

 要旨2 道路上にある各種マンホールや横断溝による段差で歩行者がつまずくなど危険な箇所が増えている。一斉点検をするなど事前に事故回避ができるよう努めよ。
 

日本共産党 個人質問

 仲川 まなぶ 議員   3月14日(月) 10時~

件名1 本市のごみ収集のあり方について聞く。

 要旨1 コロナ禍でプラスチックごみの増加が目立つ。収集回数を増やしては。

 要旨2 ふれあい収集の状況について聞く。
 (1)現在の利用状況は。
 (2)現行制度上では、高齢者がふれあい収集を利用したくても困難な場合がある。
   さらに使いやすい制度へと考え直す時期が来ているのでは。

 要旨3 ごみの戸別収集の早期実施を。現在の到達点は。
 (1)本年度は、戸別収集を実施する上での調査年度であったが、現段階での戸別収集の方向性を聞く。


件名2 誰もが安心・快適におでかけできるまちづくりを。

 要旨1 歩道の舗装状況について聞く。
 (1)ベビーカーや手押し車など手で押しながら市民が安全に外出できるよう、人通りの多い地域については早急に舗装の更新を。
 (2)国道・府道など市の管理でない道路については、歩道の更新を早急に取り組むように大阪府へ強く要望すべきではないか。

 要旨2 公共交通のあり方について。
 (1)バス路線の維持に努めるとともに、地域住民の意見を採り入れた公共交通のあり方を検討しては。
 (2)モックルコミュニティバスは、公共施設を巡回するバスとして、一定の効果を得たのでは。
   さらに前進したコミュニティバスとして、市民の要望を踏まえた公共交通の一つとして具体的に検討しては。
 (3)75歳以上に配布されているおでかけチケットについて、さらに使いやすく。
  ア なっちへのチャージ(補充)以外に、さらに有効な利用方法は。
  イ バス路線がない地域でも利用しやすいように、電車も含めたチケットを具体的に検討しては。
  ウ おでかけチケットの金額をさらに増額し、おでかけしやすくしては。

 にわ 実 議員  3月14日(月) 10時半頃~

件名1 18歳までの子どもの医療費助成の実施について。

 要旨1 人口減対策から見ても待ったなしの状況です。具体的な実施計画をお聞きします。

 要旨2 大阪府内の市町村では、今年4月からの実施率はどれくらいですか。

 要旨3 実施するには、年間どのくらい予算が必要ですか。


件名2 地球温暖化対策の啓発を進め具体化するために。

 要旨1 市の「気候非常事態宣言」は、宣言を行ったに留まっています。
 より実行性を伴うものにするため、市と地元事業者と市民の3者で議論する場を設けて具体的な自主目標(CO2の削減目標)を作り前進させるべきでないか。

 要旨2 公共施設の屋根を貸出し、太陽光パネルを設置する事業の進捗はどうなっていますか。

 要旨3 省エネの観点から、市役所庁舎以外のESCO事業の進捗はどうなっていますか。
  またその効果額やCO2の削減はどれくらいになりますか。


件名3 市道三日市高向線、通称「よしや峠」の拡幅工事について。

 要旨1 昨年9月議会では「予備設計に着手、そして必要性を見極める」と答弁されました。
  その後の進捗状況をお聞きします。

 

 だばなか 大介議員  3月14日(月) 15時半頃~

件名1 緑ケ丘の緑道を全面的に再舗装してください。


件名2 コロナ第6波による乳幼児の休園対策を。

 要旨1 市内の保育所・こども園の休園やクラス閉鎖、登園控え要請の状況は。

 要旨2 「あいっく」の通常営業を一時的に休止して、「あいっく」全体を利用した一時預かり事業の一時的、緊急的な拡大を。

件名3 中学校全員給食を 1 日も早く。

 要旨1 今後のスケジュールは。

 要旨2 あり方検討委員会について。
 (1)あり方検討委員会委員の議論を通じた感想は。
 (2)栄養士の配置についての意見は。
 (3)地産地消についての意見は。
 (4)アレルギー対策についての意見は。

 要旨3 炊きたてのご飯を。
 (1)現在の購入しているご飯を事業者が炊き始めているのは何時か。
 (2)お隣の富田林市の給食センターはセンターで炊飯しているが、参考までに何時から炊飯を始めているのかお聞きします。
 (3)自校方式で炊きたてでおいしいご飯とおかずを、河内長野の子どもたちに。

 要旨4 各校の状況に応じて、空き教室の利用も視野に入れた調理場の検討をしてください。

 要旨5 要旨4と合わせて、親子調理方式で年次的にスタートする場合の検討もしてください。
 

 原 れきし 議員  3月14日(月) 16時半頃~

件名1 新型コロナウイルス感染症第6波の早期収束と、感染を再拡大させないための自治体独自の取り組みの推進を。

 要旨1 市内の感染状況とその支援について。
 (1)新型コロナ第6波の影響で、市内で救急搬送困難事案はどの程度発生していますか。
 (2)第6波での自宅療養者数は市内で累計どの程度ですか。
 (3)自宅療養者に必要な支援は届いていますか。

 要旨2 市民の検査受検機会の確保を。
 (1)新型コロナ第6波において、市内では大阪府の無料検査事業も含め、必要充分な検査体制は確保されていますか。
 (2)市内で実施されている大阪府の無料検査事業の検査キャパシティーは1日当たりどの程度ですか。

 要旨3 自治体独自で感染拡大抑制を図る具体的方策の検討を。
 (1)大阪府の無料検査事業は、感染状況が収束傾向となっても一定期間、引き続き実施するよう大阪府に要望してください。
 (2)昨年末からPCR検査等の診療報酬が引き下げられ、令和4年4月からもさらなる引き下げが予定されていますが、市内医療機関の検査体制に
影響は出ていませんか。
 (3)診療・検査医療機関で検査受検した場合、初診料や院内トリアージ実施料など、保険診療分の自己負担が求められます。
 感染のまん延を防ぎ、治療につなげる観点から、検査で発生する保険診療の自己負担相当額について市独自に助成する制度を創設してください。


件名2 高すぎる国民健康保険料の引き下げを。
 要旨1 令和4年度の国民健康保険料の本算定で、当市の1人当たり保険料はどの程度になりますか。
 また、モデル世帯で40代夫婦に子ども2人、所得200万円の家庭の場合はどの程度になりますか。

マスク着用・座席の間引きなど
3密対策を行った上で市議会の傍聴が出来ます

★感染発生時の追跡のため、住所氏名をお聞きします。
★本会議は、市役所来庁者駐車場入口を入ってすぐ右側です。
★委員会は、議会事務局でお尋ねください。
★予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。
★市役所1階市民ホールのテレビで生中継を行います。
 
 予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。



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