河内長野市3月市議会が2月28日から3月26日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。
大阪維新の会による国保の大改悪
維新府政による全国でも類のない国民健康保険(以下、国保)料の府内統一の大改悪により、来年度の河内長野市の国保料は9・86%もの大幅値上げとなります。しかも河内長野市は激変緩和措置を受けられないために、一人あたりの平均国保料は1万3167円の値上げとなり、値上げ額が府内で一番高くなります。
河内長野市として保険料を軽減
日本共産党は、制度を元に戻すよう府に求めるとともに、市に対して国保の貯金(国保加入者が払った国保料の余り)を使って、国保料を軽減するよう求めてきました。このたび市は「余った国保料の約半分を使い市独自の国保料軽減を行い、一人あたりの平均国保料値上げ額は6322円に抑えたい」と説明しました。市の基本姿勢は大いに評価出来るものです。
それに対し、大阪府は独自減免を行う自治体にはペナルティを課すとしており、河内長野市には5百万円~1千万円ものペナルティが課されるとのことです。何重にも維新政治は許すことができません。国保制度を破壊する「大阪維新の会」には退場してもらわなければなりません。
さらなる保険料軽減を求め市民から請願が出される
今議会に河内長野社会保障推進協議会から、余った国保料は最大限被保険者に還元するよう求める請願が出され、日本共産党は請願の紹介議員になりました。国保加入者から集めて余った保険料は国保加入者に返すのが原則です。さらなる国保料の軽減を求めてがんばります。
高すぎる国民健康保険料の引き下げを
そもそも、国民健康保険制度は、制度として維持できなくなっています。
日本共産党は、国が1兆円負担すれば、均等割(人数割)と平等割(世帯割)を廃止でき、所得割だけで協会けんぽ並の保険料(今の約半額)に引き下げることが出来ると政策提案しています。
高すぎる国民健康保険料(税)を引き下げ、住民と医療保険制度を守ります。2018年11月1日 日本共産党
社会保障の財源は消費税の増税ではなく応能負担に!
一方で高齢化社会をむかえる中で社会保障の財源は大きな課題です。
日本共産党は、消費税の増税ではなく、大もうけをしている大企業や大金持ちに行っている減税をやめれば消費税の増税はしなくてすむと提案しています。
社会保障・教育の財源は、消費税にたよらずに確保できる――日本共産党の財源提案 2017年10月4日
日本共産党 代表質問
仲川 まなぶ 議員 3月11日(月) 15時頃~
- 市長の政治姿勢を聞く。
(1)消費税10%増税が当市の地域経済に与える影響は。
(2)平和首長会議の行動指針である「核兵器禁止条約」の早期締結を求める署名を実施しては。
(3)カジノで当市の経済が良くなるのか。- 上下水道料金値上げに対し低所得者向けの軽減措置を。
- 府下統一化による国保料大幅値上げに対し、さらなる市独自の減免を。
- 市役所窓口のアウトソーシングについて。現在の非正規職員の扱いと正職員の労働環境の変化は。
- 乳幼児検診センター(三日市)と休日急病診療所(長野)が大阪南医療センター内に集約される。公共交通整備やバス停からの雨除け屋根等の設置を。また、育児相談室はプライバシーの配慮を。
- 当市の子育てや教育は子どもたちを中心に。
(1)義務教育学校検討の現状は。
(2)保育環境や幼稚園教育行政に市として責任を持つべき。
(3)満18歳までの医療費助成拡充を。
(4)中学校給食を全員給食に。
(5)中3生へ英検受験補助について。- 市民の暮らしの充実のために。
(1)高齢者のお出かけ支援「バス割引券」の現状は。市民要望の多い地域へのバス路線の拡充を。
(2)ホッとベンチ事業の進捗は。
(3)空き地・空き家対策の推進を。- 防災対策・災害対策の推進を。
日本共産党 個人質問
原 れきし 議員 3月12日(火) 13時半頃~
- 市民への麻疹(はしか)の予防接種の啓発を。麻疹・風疹ともに2回以上の予防接種が推奨されている。国に費用の助成を求めよ。
- 教職員の長時間労働を是正を。市内の公立小中学校教職員の月平均残業時間は。変形労働時間制の導入をどう考えているか。
- 三日市幼稚園は廃園にせず、認定こども園化して待機児解消を。
だばなか 大介 議員 3月12日(火) 13時~
- 地域循環型経済の構築を。「産官学」の話し合いの場に、ハローワーク・地方銀行等の金融機関・市内の高校大学・近隣の工業高校も加えてはどうか。
- 自治会・連合自治会・街づくり協議会など、住民自治組織の実態を十分に把握し、必要な所へ必要な予算配分を。
- 中学校給食を全員給食に。
宮本 さとし 議員 3月12日(火) 11時頃~
- 森林経営管理法が4月1日に施行される。河内長野市にとってどのような影響をもたらすのか。
- 各避難所にテレビやトイレの整備等、環境改善を。
- ふるさと農道事業費が再度見直され市負担も増額される。国・府に増やさないよう申し入れしたのか。
にわ 実 議員 3月12日(火) 10時半頃~
- 市民に寄り添った行政を。
(1)10連休中の保育の対応は。
(2)自衛官募集協力の当市の実態は。
(3)就学援助金増額の当市の状況は。- 安心・安全な街づくりを。
(1)UR南花台団地再生事業の今後の計画は。
(2)市内小中学校建物の老朽化に伴う安全確保は。
(3)長野高校横の里道の改修を。
(4)よしや峠の拡幅工事の進捗は。
どなたもお気軽に傍聴へ
本会議の傍聴入り口は、市役所来庁者駐車場側入口を入ってすぐ右側です。
委員会は、議会事務局でお尋ねください。
予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。