2017年9月議会のおしらせ

2017/9/6
 河内長野市9月市議会が9月1日から26日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

中学校全員給食を求める請願署名が出される

 中学校全員給食を求める会から、「小学校と同じように全員が食べる中学校給食の実施を求める請願」が1万3千筆以上の署名を添えて提出されました。紹介議員はみらい創造の堀川和彦、日本共産党かどの雄一、にわ実、宮本さとし、だばなか大介の各議員です。
 学校給食法は義務教育では食育として給食を行う事を定めています。しかし、河内長野市教育委員会は、家庭からの愛情弁当が基本として、中学校全員給食を行おうとしません。現在行っている冷たい選択式弁当給食は、愛情弁当を持ってこられない子どもへの「福祉給食」としています。
 河内長野の中学生にも食育の生きた教材としての給食で学ぶ権利があります。
 日本共産党は、どの子にも等しく健やかな成長を保障するためにも小学校と同じように中学校全員給食実施に全力で頑張ります。


大阪維新府政が大改悪

長北 高校つぶし

 府教育委員会は9月1日、2019年度から長野北高校の募集を停止し、長野高校と統合する方針を発表しました。これは橋下知事時代に「3年連続定員割れで廃校」とした府立高校条例に基づくものです。
 長野北高校は地域の子どもが学ぶための重要な教育施設です。人口減少の中で、従前の定員数では定員割れが起こるのは当然です。教育現場に競争原理を持ち込み、その地域の子どもから学ぶ権利を奪うことは許されません。
 日本共産党は長野北高校を地域の学校として存続するようみなさんと力をあわせて頑張ります。

福祉医療を切り捨て

 大阪府は、福祉医療費助成制度の65歳以上の対象者のうち、1級以外の精神障害者、重度以外の難病患者、結核患者への補助を2020年度末で打ち切り、障害者医療の院外薬局の有料化や月2千5百円の患者負担上限を3千円へ引き上げるとしています。河内長野市も同様の方針を今議会に提案しています。
 カジノ万博には会場運営費を除いても3700億円以上の巨額の税金を投じる予定です。数十億円の弱者への医療費助成の切り捨ては許されません。


日本共産党 代表質問

 だばなか 大介 議員  9月12日(火)  17時頃~

  1. 国連で「核兵器禁止条約」が採択された。「非核平和都市宣言」を掲げる市長として、政府に核廃絶に取り組むよう強く訴えるべき。
  2. 地域活性化の施策を。
    (1)6月議会で日本共産党は、高齢者のおでかけ支援のため「バスタクシーの割引券」を提案した。市長から前向きな答弁があったが、その後の進捗は。
    (2)現行の「新婚家庭マイホーム取得補助制度」を給付型から、住宅購入に際し市内に本社を置く事業者でのリフォームや家財の購入等に対して、一定割合を補助する地元消費喚起型に変えてはどうか。
    (3)「ブラック企業規制条例」「公契約条例」を国任せにせず、市として制定を。
    (4)「空き家課」を新設し、放置空き屋問題を最後まで解決すべき。住宅以外の利用について、家庭菜園など良好な土地利用をして頂ける方には固定資産税1/3減税相当の補助金、古家解体費用の補助などを行うべき。住居専用地域や市街化調整区域も臨機応変に近隣商業地域に。
  3. 過去のやり方の反省を。
    (1)指定管理者制度の根本的見直しの進捗は。
    (2)「高齢者の居場所づくり」や「子ども食堂」などへの支援を。
    (3)各種審議会・付属機関が、追認機関や責任転換の隠れ蓑であってはならない。本当に有効な議論を行い幅広い意見を聞き、市が参考に出来る仕組みに、抜本的に見直すべき。
  4. ゴミ収集は地域の実情に応じて戸別収集を。ふれあい収集やゴミステーションのあり方柔軟に対応を。
  5. 中学校全員給食の実施を。 1万3千筆以上の賛同署名を添え「小学校と同じように全員が食べる中学校給食の実施を求める請願」が出されたが、この民意をどう受け止めるのか。

日本共産党 個人質問

 かどの 雄一 議員  9月13日水) 11時頃~

  1. 市民の健康を守る施策を。
    (1)国民健康保険の人間ドック補助の拡充を。
    (2)口腔崩壊の子どもの実態は。
  2. 千代田駅周辺の環境整備を。
    (1)千代田駅前バス停(パチンコカナヤ前、りそな銀行前)にベンチの設置を。
    (2)放置自転車対策は。
    (3)駅西側のトイレ設置の進捗は。
  3. 高齢ドライバーの免許返納者への優遇措置を。

 にわ 実 議員   9月13日(水)  15時半頃~

  1. 長野北高校廃校について昨年12月市議会で「交流人口流失とともに、地域経済の損失など大きなマイナス要因になる」と答弁があった。その後どのように連絡を取り行動したのか。直ちに府に廃校にしないよう申し入れるべき。
  2. 吉年の倒産に関わり、市内事業者への影響は。
  3. 公営住宅へのアスベスト使用について。

 宮本 さとし 議員  9月13日(水)  16時頃~

  1. 「くろまろの郷」指定管理者の状況等について。新しい指定管理者になって1年経過した。課題は。以前の管理者で問題となった従業員の労働環境は守られているか。市の拠点事業としてさらに飛躍させるためには。
  2. 期日前投票所の増設など投票困難者対策への取り組みは進んだか。
  3. 介護保険総合事業について。市内の実態は。

どなたもお気軽に傍聴へ

 本会議の傍聴入り口は、市役所来庁者駐車場側入口を入ってすぐ右側です。
 委員会は、議会事務局でお尋ねください。
 
 予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。



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