2016年6月議会のおしらせ

2016/6/6
 河内長野市6月市議会が6月1日から24日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

またも保育水準の低下
 未来になう子供をないがしろ

 河内長野市は、これまで公立保育所の民営化や保育士配置基準を削減するなど保育行政をないがしろにしてきました。その中で、市は6月議会に、またも保育環境を改悪する条例案を提出してきました。
 内容は、現状は保育士の最低数は2名ですが、この内1名は保育士でなくとも保育士と同等の知識がある者や学校教諭や養護教諭でも良いと改悪する条例案です。
 保育士の不足は保育士の賃金や待遇に問題があります。保育士不足解消を「保育士でなくても保育できるとする」ことで解決しようとすることは、2重に保育環境を悪化させるものであり許されません。
 

公共施設の屋根貸しで太陽光発電

 市内の9つの公共施設の屋根を貸し出し、太陽光発電事業者が発電事業をすることになりました。発電能力は260kw/hで20年契約です。屋根の貸付料は売電金額の3%で、固定資産税を合わせると市には年間約50万円の収入が見込まれます。
 日本共産党は、活用されていない屋根でもあり、貸付料は通常よりもはるかに安価ではあるが、原発に頼らず、自然エネルギーにより発電が行われることは好ましいことだと考えています。


日本共産党 個人質問

 宮本 さとし 議員  6月10日(金) 11時頃〜

  1. 熊本地震災害に学ぶことは。
    地震に対する備え、被害状況の把握、救援活動、避難所の課題、仮設住宅の問題、職員はじめマンパワー不足など学ぶべき事例はたくさんある。熊本地震災害はじめ過去の教訓を生かすための取り組みは。
  2. 「くろまろの郷」が、レストラン・ビジターセンターなど新しい指定管理者となり再スタートした。
    この事業そもそもの目的は。責任者は誰か。市と指定管理者の関わり方は整理されているのか。これまでの従業員の雇用と立場は保障されたのか。仕入れ先には地元業者を中心にする方針は貫けるのか。農産物加工所「友邦」など地域活性化のため取り組まれている事業は「くろまろの郷」と一体となって展開できるのか。

 にわ 実 議員  6月10日(金)  15時頃〜

  1. より良い教育環境をめざして。小中学校の普通教室に早期にエアコンを設置すべき。
  2. 安全で住みよい街づくり。
    (1)各地域の自治会活動において活動中の災害補償としての団体傷害保険の制度化を市として整備すべき。
    (2)本町七ッ辻交差点からラブリーホール前交差点までの旧国道170号線の道路照明が無い。
     早急に設置するよう各方面に働きかけよ。
     また、水道とガス工事後の再舗装はいつ頃か。

 だばなか 大介 議員  6月10日(金) 15:30分頃〜

  1. フォレスト三日市ジム・プールの指定管理者事件の損害金約3370万円は裁判費用も含めて回収できるのか。
    もし、回収できない場合、誰が責任を取るのか。
  2. 新入学生に対する就学援助金は、あらゆる手段を尽くして3月に支給出来るようにすべき。
    少なくとも入学準備金や通学費は3月に支給すべき。

 かどの 雄一 議員  6月13日(月) 13時〜

  1. 2018年度から実施される国民健康保険の都道府県単位化は、国保の構造的問題解決ではなく、医療費削減の道具にする為では無いのか。保険料率や減免基準を府内統一にし、市町村からの繰り出し金を大幅に削減の方針だが、これは市町村自治の否定につながらないか。当市の保険料も値上げになるのでは無いか。市独自の減免制度は維持し、統一基準に反対すべき。
  2. マイナンバーの現状は。「個人番号カード」取得は強制では無いこと、カードを取得しないことで不利益は無いことを広く市民に知らせよ。
  3. スケートボード場やフットサルコートを作り若者が集える場を。

どなたもお気軽に傍聴へ

 本会議の傍聴入り口は、市役所来庁者駐車場側入口を入ってすぐ右側です。
 委員会は、議会事務局でお尋ねください。
 
 予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。



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