河内長野市3月市議会が3月1日から28日までの日程で開かれています。
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。
相次ぐ指定管理問題を追及 … 日本共産党
芝田市政の下で、あやたホール、くろまろの郷、フォレスト三日市と次々に指定管理で事件が起こっています。
3月議会は新年度の市の予算を決める議会です。日本共産党は、指定管理問題のおおもとにある、小泉改革以降進められてきた「官から民」への掛け声の下で、コストカットと、公的責任の放棄路線などただしていきます。市民が豊かにくらせる地域社会の構築こそ市の責務です。「公契約条例」や「ブラック企業規制条例」の制定など提案し、身勝手な雇い止めを許さない市政への転換を求めていきます。
市政の転換を求める市民の声 〈請願2件〉
31自治会が連名で
サニータウン自治会から市内31自治会代表の賛同署名を添えて請願書が出されました。内容は、廃止された自治会への備品購入補助金を復活して欲しいというものです。
日本共産党はこれまで、住民自治の基礎をなす自治会の活動を応援することは協働を進めるために必要不可欠と繰り返し取り上げてきました。
請願には日本共産党を含む8人の議員が紹介議員となっています。採択に向け全力で頑張ります。
住民運動の結晶
土砂埋立規制条例の放棄は許されない
河内長野市では、日野谷埋立て問題や下里残土の山問題の住民運動を通じて、市民とともに土砂埋立規制条例がつくられ更新されてきました。しかし市は、府が土砂埋立規制条例を作ったことを理由に突然これまでの市条例を放棄するとしました。
これに対し市民からは、あまりに拙速すぎる、3月議会では採決せずに市民の理解を得られるよう審議をつくして欲しいとの請願が提出されました。請願の紹介議員は日本共産党を含む5人です。
「環境を守れ」と住民とつくってきた条例を投げ捨てるのでは無く、住民とも話し合いながらさらによりよい条例にするために頑張ります。
南海電鉄と懇談しました
日本共産党河内長野市議団は、毎年、南海電鉄と懇談を行っています。その中で以前から要望を続けていたトイレットペーパーの設置が、今年1月19日から千代田駅で実現しました。
2月26日、南海電鉄本社にて、美加の台駅の無人化問題や、天見駅のトイレ(男女兼用くみ取り)の改修など申し入れ懇談しました。
日本共産党 代表質問
かどの 雄一 議員 3月10日(木) 13時〜
- 国政問題について市長の見解を聞く。
(1)安倍政権が強行可決した戦争法(安保法制)。自衛隊が南スーダン政府軍と銃火を交えることになり「殺し、殺される」危険が現実のものとなる。一刻も早く廃案にすべきと思うがどうか。
(2)消費税率が来年10%に引き上げられる予定だが、市民生活への影響をどう考えているのか。
(3) 小泉三位一体改革以降、地方への交付金が大幅に削減された。国に対して明確に転換を求めるべき。- 重大問題山積の指定管理者運営について。
(1)異常な業務状況がいまだに続いている「くろまろの郷」ビジターセンター・レストラン。市長の管理監督責任は免れない。従業員への給料遅延の解消や、雇用継続の保障に市は責任を持て。
(2) 「フォレスト三日市」のジム・プールで共益費の2重払いや指定管理料の未回収などで、市に4300万円以上の損害を与えた責任はどうするのか。市税を投入したが回収は本当にできるのか。- ブラック自治体ではなく、市民のくらしと生活を守る自治体に。小・中学校校務員と中学校給食配膳員の事実上39人全員首切り通告は、市民のくらしを守るべき自治体として絶対に許されない。市広報の配付もれは委託料が安すぎるのが原因では無いのか。
- さらにすすむ介護保険制度の大改悪について。要支援者の訪問介護と通所介護が保険給付からはずされる。その計画と準備はできているのか。
- 貧困から子どもを守れ。日本の貧困率が年々上昇している。生活保護受給世帯も含む生活困窮世帯の児童生徒に対する「学習支援事業」はどこまで進んでいるのか。
日本共産党 個人質問
にわ 実 議員 3月11日(金) 15:30分頃〜
- 最近の公共交通会議の成果は。
(1)南部の住宅団地から371号バイパスを経由し市役所までのバス新規路線を何度も要望しているが、南海バスに要請しているのか。
(2)「お出かけ支援バス」制度の創設を。- 生活保護の中の住宅扶助費の減額について、該当する世帯数、転居の実態、指導の問題点の有無は。
厚生労働省は「経過措置」発表、この主旨に従っているか。- 「悦過坂」の拡幅工事の完成時期と、「よしや峠」の拡幅工事進捗は。
宮本 さとし 議員 3月11日(金) 10:30分頃〜
- 「指定管理者制度の適正運用に向けた改善」の取組について。
(1)議会に提示された内容はどの部局で検討作成されたものか。「くろまろの郷」「フォレスト三日市」問題はまだ精査されたわけではない。再スタートは慎重にすべき。
(2)同じ轍を踏まないためにも市営斎場への指定管理者制度導入は委託内容も含め見直すべき。- 南海高野線天見駅のトイレ改修は南海電鉄に市の協力の方法も提示しながら積極的に働きかけるべき。
だばなか 大介 議員 3月11日(金) 13:30分頃〜
- 正社員があたり前の社会に。
(1)「くろまろの郷」ビジターセンター・レストランの運営をしている指定管理者はまともな事業者か。
(2)「ブラック企業規制条例」や「雇用安定基本条例」の制定などを行い、最低賃金の遵守や正規雇用の推進を促すべき。
(3)市発注事業の労働者の生活を守るため「公契約条例」の制定を。- 「くろまろの郷」にドッグランをつくってはどうか。
- あやたホールのカラオケ(娯楽室)予約方法を改めるべき。
どなたもお気軽に傍聴へ
本会議の傍聴入り口は、市役所来庁者駐車場側入口を入ってすぐ右側です。
委員会は、議会事務局でお尋ねください。
予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。