2012年3月議会のおしらせ

2012/03/09
 河内長野市3月市議会が3月1日から27日までの日程で開かれています
日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。


市民に寄りそわない市政では未来は開けない
くらし応援・雇用の確保 願い実現で
  豊かな街づくりを − 日本共産党

 今議会では、新年度の予算が審議されます。一般会計326億8千万円、特別会計311億8千万円となっています。
 新年度予算では子どもの医療費助成(通院)小学3年生まで実施、妊婦健診助成の増額、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種に対する助成、ふれあい収集の実施などの予算が組まれ評価するものです。
 しかし、市民の声を聞かずに市立汐の宮保育所廃止を強行し公立保育所を1つにしようとしています。今でも高い介護保険料がさらに月1200円も値上されようとしています。子育て支援センターのノバティ北館ビル最上階への移転予算が約2億円組まれていますが、災害時の問題など市民や子どもに寄り添った検討がされてなく、業者所有の空き室を埋めることを第一に考えたものと考えられます。そして、山間部に大型道路(ふるさと農道)の建設を続けています。

 日本共産党は今議会の中でこれらの点を指摘し改善を求めながら市民の願いを提案・要求し、くらし応援・雇用の確保をすることで、豊かな街づくりめざしてがんばります。

痛み押し付ける「財政健全化プログラム」は
  くらしも経済も疲弊させるもの



 2月に行財政改革の中間報告があり、市の財政が「財政健全化プログラム」の計画値より改善していることが明らかになりました。それにも関わらず市はまだまだ「財政健全化プログラム」を進めるとしています。
 いま若い世代の転入促進が市の重要課題でありながら、今後の健全化プログラムには私立幼稚園保護者給付金の見直しなども含まれています。市財政が豊かになっても市民のくらしが苦しくなれば、結局市の税収も減ります。
 市民を苦しめる「財政健全化プログラム」は結果的に市財政も悪化させるものです。
 日本共産党は、いま必要なことは市民のくらし応援・雇用の確保こそが必要との立場で3月議会にのぞみます。


日本共産党 代表質問

 かどの 雄一 議員  3月12日(月) 11時頃〜

  1. 消費税10%への引き上げなど国民負担増になる政府の「社会保障・税一体改革」とファッショ政治につながる大阪維新の会の「教育・職員基本条例」と「思想調査」について市長の見解を聞く。 
  2. 新年度予算については評価する点もあるが、これまで市民に負担を押しつけてきた「財政健全化プログラム」を強行し、市民の願いに寄り添わない姿勢は変わっていない。
  3. 東日本大震災の教訓に学び耐震策強化と災害時の高齢者や障がい児・者の避難対策を。
  4. 独居老人の孤独死を防ぐ対策を。
  5. 介護保険料月1200円の大幅値上げ・国保料の引き上げをやめよ。
  6. 暮らし応援・雇用の確保など市民の願い実現で未来ある街づくりを。
    (1)市内全ての事業所を訪問し実態を把握せよ。
    (2)住宅リフォーム助成制度と公契約制度を実施せよ。
    (3)千代田駅西側のディオ河内長野出店に対する市の意見書は。
    (4)市役所の職員非正規率が45.2%について。
    (5)保育所や介護施設の新・増設で待機者をなくし雇用確保も。
    (6)天見地区への「直売所を兼ねた道の駅建設」の要望書について。
  7. 大型公共事業費の縮小や経費の節減、ムダな事業の見直しを。
    (1)市営斎場と消防防災施設建設は機能を確保しつつも事業費の縮小を。
    (2)電気代の安い特定規模電気事業者の入札参加で公共施設の電気代節減を
    (3)総額108億円の「ふるさと農道」建設は見直しをせよ。
    (4)「モックル体操」と「くろまろ君」の着ぐるみは必要なのか。
  8. 千代田駅、美加の台駅のエレベータ設置の進捗は。
  9. 府営住宅管理の指定管理者制度移行について。

日本共産党 個人質問

 にわ 実 議員  3月14日(水) 10時半頃〜

  1. 東日本大震災による災害廃棄物の広域処理と食品に含まれる放射性セシウムの新規制値について。
  2. 国の減災防災事業補助金利用はどれだけの事業を申請しているのか、補助金を利用し当市でも放射能を測定する空間線量計を持つべきでは。
  3. 将来的にわたり、安定した水資源確保と日野谷保存について、日野谷の寺ヶ池水路沿いに散策道を作ってはどうか。

 たけとみ唱子 議員  3月14日(水) 1時半頃〜

  1. 継続的支援をするためにも、市で行っている相談を月一回から二回に増やすべき。
    福祉・教育・医療・就労等専門分野との連携と総合支援な支援を。
    若者サポートステーションについて市の見解は。
  2. 「河内長野市災害時要援護者支援プラン」の更なる充実を
    阪神淡路大震災・東日本大震災から市は何を学んだか。市の役割とは。
    「支援プラン」は今後も高齢者や障がい児者など当事者の意見を取り入れるべき。

 宮本 さとし 議員  3月14日(水) 2時頃〜

  1. ガン検診の個人負担をなくせ。前立腺ガン健診を受診しやすくせよ。
  2. モックルバス運賃の負担軽減、既存ルート間の乗り継ぎ改善、ルートの検証や時間帯の充実、高齢者・障がい者などに対する同伴者の割引、障がい者手帳のもたれている方への助成の考え方、PR活動への創意と工夫について。
  3. いま示されている「大阪府一斉学力テスト」は学校別結果の公表につながる。
    府に中止要請をするとともに、不参加で、すべての子どもたちの豊かな成長と発達を保障する立場を貫け。

 だばなか 大介 議員  3月14日(水) 3時半頃〜

  1. 市民の願いと雇用確保を掛け合わせた立体的施策展開を。
    (1)買い物弱者や、ごみ出し弱者対策を、市内雇用で展開せよ。
    (2)自然エネルギー利用工事や住宅リフォームの市内業者発注に対する補助金制度を。
  2. 緑ヶ丘〜上原町交差点バイパスの進捗と予想される渋滞への対策を。
  3. 国民健康保険証を分厚くするかケースを付けるなどの改善を。
  4. 保護者の声を無視し、公立保育所つぶしは許されない。

どなたもお気軽に傍聴へ

 本会議の傍聴入り口は、市役所来庁者駐車場側入口を入ってすぐ右側です。
 委員会は、議会事務局でお尋ね下さい。
 予定時間は多少前後することがありますのでご了承ください。



もどる

1