2008年9月議会

河内長野市9月市議会が9月1日から26日までの日程で開かれました。

日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

 7月の市長選挙後初めての議会で、議会初日には芝田新市長の所信表明が行われました。市長は経済・教育・環境・健康の「4つのK」を基本理念として位置づけ推進していくとのべているが、その中身は具体性がないものです。
 また、千早赤阪村との合併については、大阪府の支援のもと情報公開を行い、市民の意見を尊重しながら進めていくと表明されました。日本共産党は、これらの点を市民のくらしをまもる立場から市長の政治姿勢を代表質問などで追及しました。

新市長 所信表明・答弁ともに具体的な街づくりのビジョン見えず

 環境問題(日野谷埋立・下里残土)では住民の立場に立った前橋上市長の方針は踏襲すると答弁

 代表質問では、初日の所信表明にもとづき、選挙期間中に公約した中身について質問。学校給食の実施の検討、公共交通システムの充実や教育環境の充実などその具体的な中身を問いただすと同時に、環境問題、合併問題について質問しました。
 答弁は選挙期間中に出されたビラの内容の域をほとんど出ていない状況で、具体性に欠けたものでした。
 
 環境問題では、橋上前市長の3期目の際に、日野谷埋め立て問題や下里残土の問題で住民の立場で進められたことに私たちは野党であっても全面的に協力してきました。新市長になっても、前市政の環境政策を引き継ぐ事が確認できました。
 日本共産党は市長がこの立場に立つ限り、これからも協力して一部の業者に加担することの無いよう市内の環境まもってがんばります。

19年度決算

  平成19年度の決算は歳入が306億2千万円、歳出は305億3千万円で、前年度と比べて歳入で14億8千万円減少し、歳出で13億5千万円減少しています。
 歳入における市税については個人市民税が税制改正されたことが大きな要因で前年度より6億952万円増加し、法人税は前年度と比較して1億5千万円増加、結果的には財政調整基金を取り崩しての黒字決算ですが、取り崩し額は当初の見込みから比べれば4億1千万に押さえられ19年度末の財政調整基金残高は28億2千万円となっています。
 国が示す新しい財政判断比率にそって河内長野の財政状況を見る限り、府内では上位にランクされていることがわかりました。

お金がない、倒産の危機って本当?

 河内長野市は「お金がない」と言って、年間の市負担17万円の母子家庭入院時食事代の補助など、わずかな福祉まで切り捨てています。3月広報では財政調整基金(家庭で言えば普通貯金)だけを示し倒産の危機にあるとし、市民にさらなる痛みを我慢させようとしています。はたして河内長野市は本当にお金がないのでしょうか?

 小泉構造改革によって国からのお金が減らされ、日本全国の自治体が財政難に苦しめられていることは事実です。
(三位一体の改革の影響額は4年間の累計が61億円以上)

 そんな中、夕張市が破綻しました。国は第2の夕張を出さないよう自治体に4つの「健全化判断比率」の報告を義務づけました(右表参照、右表は4つの健全化判断比率のうち将来負担比率です)。

 その結果、河内長野市は府下で比べると財政状況は良好な位置にあります。特に、実質赤字比率と連結実質赤字比率は、当市はどちらも赤字ではなく黒字です。河内長野市が倒産するときには、半分以上の自治体が倒産していることになります。

 「お金がない」と言って、市民に痛みを押し付けるのではなく、無駄な大型道路「ふるさと農道」事業は直ちに中止し、人口減対策等に力を入れるべきです。
※表について

 大阪府下の市町村(政令市の大阪・堺は除く)の平成19年度決算に基づく健全化判断比率(暫定値)のうち将来負担比率(単位:%)
 これは、一般会計等が背負っている借金が標準的な年間収入の何年間分であるかと言う事を表し、比率が高い場合は財政運営上の問題が生じる可能性が高くなるという事になります。350%を超えると健全ではないと判断されます。
 健全化判断比率はこの数値のほかに、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率が有りますが、河内長野はいずれも良好な数値となっています。

後期高齢者医療制度は廃止を!国民の怒りに自公政府躍起、いいわけ宣伝に税金8億円

 75歳以上の高齢者を差別する後期高齢者医療制度を宣伝するため、政府がこれまでに8億2170万円以上の税金を投入したことがわかりました。市民の方は「言い訳に8億円はもったいない、はじめからつくらなかったらいいのに」と言っています。政府が巨費を投じて宣伝を繰り返さなければならないこと自体が、国民の求める「安心な医療」と後期高齢者医療制度とがかけ離れていることを示しています。
 後期高齢者医療制度反対署名は全国で600万人分を超えています。制度の廃止・見直しなどの決議を挙げた地方議会は638にのぼり、全自治体の3分に1を超えました。
 大阪では河内長野市を含め府下25医師会が連名で制度廃止などを求める決議文を政府などに送付し、制度廃止をめざして頑張っています。
 このように後期高齢者医療制度に対する国民の怒りが収まる気配は見えません。しかし、国民の怒りと、制度廃止の声に背を向け続けているのが自民党・公明党の政府です。

後期高齢者医療制度でも人間ドックの補助をせよ…日本共産党

 これまで加入していた健保や国保では人間ドックに補助がありました。しかし、75歳になり、むりやり後期高齢者医療制度に入らされると補助がなくなります。これではドックに行きにくくなり、病気の発見が遅れ、結局高い医療費がかかります。
 日本共産党は、当面、市独自で人間ドックに補助を出し高齢者の命を守るよう要請しました。

「三日市幼稚園をつぶさないで!」
 市民の請願は日本共産党以外が反対し否決

 今議会に、新日本婦人の会河内長野支部より「市立三日市幼稚園の存続、私立幼稚園及び園児への助成拡大を求める請願書」が市民のみなさんの2312筆の署名をそえて提出されました。日本共産党議員団は請願の紹介議員になり採択に頑張りましたが、日本共産党6人以外の全ての議員(議長は採択に参加せず)の反対で否決されました。
【傍聴した市民の声…】
★3年保育、園バス、給食など、園児を増やす対策は色々あるはずなのに、何ひとつ出てきませんでした。
★「三日市幼稚園のどこがよいのですか?」と言う無神経な自民党議員にガッカリ。
★私立幼稚園の助成金もカットする方向みたいな感じで、とても子育てしにくいなぁと感じました。
★請願署名を「集める事に疑問を感じる」と言われショックでした。
★請願権を否定するような発言は憲法違反だと思います。

新市長に問う 宮本さとし議員が代表質問

市長選挙時の告示日のフライング問題

<質問>
 選挙告示日に候補者受付時刻(8時30分)の前に出発式をスタートさせたことが各新聞で報道された。
 市長は承知していたのか。

<市長の答弁>
 選挙管理委員会より厳重注意を受けた。深く反省し今後このようなことが起こらないよう法令を遵守するよう関係者に周知徹底した。
宮本議員の代表質問に対し、市長が陳謝した事を伝える朝日新聞(9月11日付)


総事業費108億も使う「ふるさと農道」建設

<質問>
 現場を見たのか。見直す必要を感じないのか。率直な感想は。

<市の答弁>
 農業振興の寄与、山手地域の定住環境保全、観光資源のネットワーク化、災害緊急時のルート確保など多様な効果がある。早期全線の開通が不可欠。緊急車両も入らなかった箇所もあり地元要求が強い。

これに対し宮本議員は
生活道路の改善をあいまいにしてふるさと農道に地元要求をすり替えたもの。「現場を見ればムダと自然破壊がよくわかる。私が案内する!」と追及しました。


市長が言う体質改善とは何か

<市長の答弁>
 市民サービスの「切り捨て型」のみではまちの魅力活力が失われる、と考えている。そういった意味で現在の財政健全化プログラムは必ずしも切り捨て型ではなく私の思いと概ね相通じるものがあると答弁。

★市民の負担を押しつける健全化プログラムを「チェンジ」や「切り捨て型ではなく」と批判のポーズをとりながら結局は市民生活切り捨ての今までの流れとなにも変わらないことがはっきりしました。


千早赤阪村との合併問題

<質問>
 市民の意見の主流はどのようなものと理解しているのか。市民が知りたい情報を市民に伝えよ。

<市の答弁>
 本市自身の財政が厳しい中で、合併して大丈夫かという心配の声が多い。市民に不安や懸念が広がらないように十分な情報提供と説明責任を果たしたい。


公共交通

<質問>
 「河内長野市公共交通のありかた」案が作成されているが実現に向け早く具体化を。

<市長の答弁>
 現状の乗り合いバス路線の維持の課題や新たな路線の必要などについて事業者や市民の方々との情報の共有、合意形成をはかることが重要。
市民のみなさんとともに守り育てる、より便利で利用しやすい公共交通をめざしたい。


介護保険

<質問>
 4期目を迎える介護保険の問題と当市の課題。基金は早く還元を。

<市長の答弁>
 準備基金は2年間で3億8千万円(決算委員会で3年間で約5億円の基金が残ることがわかりました)ある。一部は残し基金を取り崩し被保険者に還元する。来年1月頃には保険料の見通しが出る。


中学校給食

<質問>
 市長の選挙公約に中学校給食の実施があったが、中学校給食の実施についての市長の見解を問う。

<市長の答弁>
 中学校給食の実施については財政状況、他市の状況など見極めながら慎重に検討していきたい。

宮本議員はそれに対し
 検討委員会や研究会の立ち上げにはお金がかからない。実施を検討するというなら会を立ち上げるべきではないかと追求したところ
 「実態調査を含め検討委員会は立ち上げていきたい」と今までより前向きな回答がありました。


「ぐる博」は積極的にPRを!

など

新市政でも環境政策は引き継ぐ ・・・ にわ実議員が質問

 日野谷損害賠償事件 − 勝訴に向けて頑張る
 緑ヶ丘住宅横・残土の山問題 − 従来の方針で

<質問>
 河内長野の環境政策は日野谷埋立反対や残土の山関連で地域の住民が、住民運動で事業者のいいなりではなく環境を守る立場で頑張ってきた。この住民運動で市は、環境を守る立場に変わってきた。その後は、土砂埋立規制条例を改正し、残土問題でも「山は事業者の責任で処理するもの」とした。この方針を新市政でも変わらず続けるのか。

<市の答弁>
 前市政の環境政策を続ける。

消防本部の広域化でなく
 「自治体消防」の立場を貫け!
 ・・・ 南あきら議員が質問

<質問>
 総務省、消防庁は消防本部の広域化を進めている。県段階では消防本部を1つにする計画がされている。大阪府下では本部はいくつになるのか。広域化によって職員数は減るのではないのか。火事の時、現場到着が遅れる可能性がある。住民の命と財産は守れるのか。今まで通り「自治体消防」の立場を貫け。

<市の答弁>
 消防の広域化は総務省から通達がある。今、調査研究を進めている段階である。広域化するかどうかは自主判断に任されている。

若い世代の人口流出に歯止めを ・・・ だばなか大介議員が質問

<質問>
 河内長野市は人口が減ってきています。年齢層別では若い世代・子育て世代の人口が特に減っています。若年層の人口減は、市税収入の減少や活力の低下につながります。これまでも、だばなか議員は人口対策プロジェクトチーム(以下PT)をつくり徹底的な対策をと訴えてきました。
 今議会でも、1.徹底的に調査し原因究明を。2.住民の声を直接聞いたうえで、街づくり・活性化に向けこの街に住もうと思う施策をと質問。

<市の答弁>
 7月から40歳未満の若手職員 名で3組のPTを作った。


<質問>
 各団地の条件と人口増減率など客観的データからの分析と、転入転出者へのアンケート調査や、各団体などに直接話を聞きに出かけ、若い世代が何を市に求めているのか把握せよ。
 また、いま行われている財政健全化案は市民に痛みを押し付けるものだが、唯一前向きな部分「市民サービスの再構築」の予算が組まれている。いったい何に使ったのか。

<市の答弁>
 妊婦健診の無料化5回や子どもの医療費3年生まで無料化(入院時)など。

それに対し、だばなか議員は
 それらの施策は国が交付金給付や負担軽減を行っており、市が独自にお金を使ったとは言えないとした上で、市民に痛みを押し付けるばかりでは人は減る一方だ。この街に住みたいと思う市独自の子育て支援策をせよと要求しました。

妊婦健診の無料化
   14回にすすめよ
 ・・・ だばなか大介議員が質問

<質問>
 厚生労働大臣は、公費負担で 回受けられるよう検討する考えを示している。当市も早期に進めよ。

<市の答弁>
 まだ国から具体的な通達が来ていない。通達が来れば検討する。

奨学金制度の拡大を ・・・ だばなか大介議員が質問

<質問>
 小泉構造改革以来、貧困と格差が広がり、経済的理由で教育を受けることが出来ない子ども達が生まれている。給付条件を広げ、より多くの人が受けられるようにせよ。

<市の答弁>
 必要な施策だが、拡大するにはお金が無い。


<質問>
 貧困と格差の拡大が教育に影響を与えているか。

<市の答弁>
 就学援助率と学力は相関関係にある。影響が無いとは言えない。

それに対し、だばなか議員は
 市長は「教育ナンバーワン都市にする」と言っているが、河内長野市がお金がなければ教育が受けられない都市にならないようにと訴えました。

安心・安全で住み続けたい街づくりを ・・・ 吉田礼子議員が質問

公共交通問題のあり方は
 出前講座・説明会などして市民の意見を聞け


<質問>

 公共交通問題のあり方を問うパブリックコメントは市民から沢山の意見が受けられるように募集期間を長くせよ。

<市の答弁>
 必今後は市民の意見を聞いていきたい。


<質問>
 市は自治会など市民が集まる場に出かけていき市民の意見を聞け。

<市の答弁>
 出前講座なども依頼があれば積極的に対応していく。また地域での説明会などもしていきたい。


南花台の危険な交差点の安全対策を

<質問>
 南花台のバス通りの信号機のない交差点は大変危険。信号機の設置や立て看板など安全対策を強化せよ。

<市の答弁>
 立て看板を設置する。信号機の設置など警察にも申し入れる。

障害者の負担軽減を ・・・ 吉田礼子議員が質問

<質問>
 介護保険制度が出来るまでホームヘルプサービスなどを利用していた障害者のほとんどは応能負担で利用料負担がなかったが、今は1割負担である。排泄など生きていくのに必要な身体介護などの1割負担は軽減せよ。

<市の答弁>
 総合的に検討していく。


それに対し、吉田議員は
 市長にもこの様な実態についての考えをただしましたが、すぐに今困っている人たちへの利用料軽減に取り組むとはなりませんでしたが、検討課題にはなりました。
 今後も、軽減されるまでみなさんとともに頑張ります。

介護保険料も年金天引きでなく
 口座振替が出来るようにせよ
 ・・・ かどの雄一議員が質問

<質問>
 介護保険料も後期高齢者医療制度のように年金からの天引きでなく口座振替ができるようにすべきではないか。このことを国に強く要請せよ。
 保険料を口座振替にすれば、たとえば、夫婦で妻の年金が国民年金などの場合、妻名義の保険料であっても、その夫が払えば夫の社会保険料控除額が増え、所得税や住民税が減税されるようになるのではないか。

<市の答弁>
 介護保険料の年金からの特別徴収は、収納確保や被保険者の利便性を図るため、制度当初から実施されている。一方、後期高齢者医療制度では、政令改正により口座振替が可能となり、世帯主以外の保険料も世帯主などの社会保険料控除に合算することが可能になり、所得税・住民税が少なくなることがある。税控除の面から、介護保険料の口座振替との選択制について市民からの要望があることを、再度国に伝える。

介護保険料の減免制度の改善を ・・・ かどの雄一議員が質問

<質問>
 現在の介護保険料の減免制度は所得が少なくても利用できません。生活困窮者が利用できるように適用条件を改善すべきでないか。平成18年度、19年度の減免件数と金額はそれぞれいくらか。

<市の答弁>
 減免の適用条件の緩和については、慎重に取り扱う必要があります。
 減免の件数と金額は、平成18年度は16件、192,329円、平成19年度は17件、197,612円です。

河内長野アスベスト問題
市独自の報告書をつくるべき
 
環境省のリスク調査報告書
 ・・・ にわ実議員が質問

<質問>
 6月議会に続き今議会で今年5月に発表されたリスク調査は泉南地域も含めて報告されており、河内長野の結果が分かりずらい。再度、分離するよう要望せよ。

<市の答弁>
 来年度の報告書には分離されるよう要望する。

工事中や工事後も交渉の場がもてるように
寺元リハビリ病院建設問題
 ・・・ にわ実議員が質問

<質問>
 喜多町の病院建設用地がヒメホタルの生息地である事などを最大限考慮し、建築許可に条件をつけよ。新市長になったが、都市景観条例など景観保存について市の考えを聞く。

<市の答弁>
 病院側弁護士と町会との交渉に協力している。景観条例も検討していきたい。

千代田駅東側の整備は
 安全で利用しやすい広場に
 ・・・ かどの雄一議員が質問

<質問>
 利用者の強い要望である安全で利用しやすい駅前広場にするためにどのような整備計画を考えているのか。

<市の答弁>
 東側駅前広場をコンパクトにし、広場から市道貴望ヶ丘病院住宅線まで交互交通可能となるような整備をすすめる。南海電鉄の千代田駅舎のバリアーフリー化計画とも整合させながら、今年度行う基本設計の中で関係機関と調整していく。

グリーンマンションの児童の
 通学路の安全対策を
 ・・・ 南あきら議員が質問

<質問>
 上田町グリーンマンションの児童が三日市小学校に通う通学路が変更された。そのため遠回りになり、歩道が無く大変危険な南海電鉄の踏切を渡っている。また、車も多い場所を通行する。安全対策として踏切東西側部分にガードマンを配置せよ。この通学路はずっと続くのか。

<市の答弁>
 今回の通学路は天見川の河川管理用通路を通り「こもん橋」下の通行は防犯上大変危険であるため指定を断念。200m余り通学距離は長くなるが現在の経路を指定した。学校として地域の見守り隊の協力で安全活動に努めている。現在の通学路を恒久的に指定していく。


 日本共産党が独自に調査したところ新ルートは1150m、旧ルートは470m、680m遠回りになる結果でした。

歩道のない大師町
 歩行者の安全対策を
 ・・・ 南あきら議員が質問

<質問>
 大規模住宅地楠翠台(大師町)自治会内の主要道路に歩道が設置されていない。近くにはイズミヤなどがあり車の交通量も多く危険である。
1.道路両端の溝に段差のないフタをして歩道のスペースをつくれ。
2.楠翠台集会所の下の道路は片側のみ溝に鉄板を敷いて歩行者スペースをつくっているが狭くてぐらつき危険。改善を。
3.集会所から南側になる広い道路のカーブ部分は歩行者が車に巻き込まれる。改善せよ。

<市の答弁>
 大師町自治会から道路両端の溝にフタはつけられないと市から文書で回答した。
 一部で道路の溝にフタをして歩道として歩行して貰っているが財政難であり、これ以上のことは出来ない。
 カーブ部分の危険箇所は緑色で表示する。

決算常任委員会での一こま
 先日、堺市民会館で1300人が参加し後期高齢者医療制度の問題点を考えるシンポジウムが開かれました。堺市の3医師会が主催し、河内長野の医師会の方も参加されました。
 9月議会の老人保健医療特別会計決算委員会で後期高齢者医療制度の問題が出された際に、日本共産党は、その集会の様子を紹介したのですが、その後、公明党の議員が、「後期高齢者医療制度になると医者は儲からなくなるから反対すると思った」と発言しました。医者は儲かる儲からないの判断で医療制度に反対しているとでも言うのでしょうか。
 この話、お医者さんが聞いたらどう思うでしょう!!

みなさんとご一緒に要望実現

木戸東町の木戸住宅公園に
水銀灯が設置されます
 木戸住宅公園への公園灯設置は周辺住民のみなさんの要求でした。市に要望書も提出されていまいたが、この度実現することになりました。公園の東側に水銀灯2基設置されます。

市道高向−広野線 悦過坂拡幅工事
 待望の工事始まる
 長年、旭ヶ丘自治会や高向町会が要望していました、市道・高向−広野線(通称 悦過坂)の拡幅工事が始まっています。
 工期は、今年7月4日から来年2月27日の8ヶ月。今回の工事は113m。工事費用は2569万円です。
 来年度には、小学校側の工事が計画されています。
 工事中、狭くなっていますので気をつけて下さい。

今議会に出された意見書案

今議会には日本共産党が出した次の5件を含め15件の意見書案が出されました。

●石綿健康被害救済法の改正を求める意見書
●教育予算の拡充を求める意見書
●あらゆる災害に対応する総合的な防災対策の推進を求める意見書
●食糧自給率の向上を目指す農業再生の対策を求める意見書
●原油の高騰及びガソリン・灯油などの値上げ抑制のため適切な対策を求める意見書
●国民健康保険に対する国庫負担の引き上げを求める意見書

日本共産党 代表質問

 宮本 さとし 議員     9月10日 午後1時〜

1、芝田市長の所信と政策について問う。
 (1)市長選挙の結果について市長の見解を問う。
  ◎「CHANGE」というが、現状の何が問題で何を変えようとしているのか。
  ◎選挙の告示日におけるフライングの問題(立候補受付時間の8時 分より先に出発式を始めた)が
   各新聞で報道された。市長は承知していたのか。
 (2)公約と所信表明について。
  ◎経済…財政健全化は「切り捨て型」でなく「体質改善型」というが、どういうことか。
   教育…食育への力を入れるとあるが中学校給食は実施に向け具体化すると理解していいのか。
   環境…「環境をしっかりまもる」という芝田市長は前市長の方針は引き継ぐのか。
   健康…スポーツクラブなどの側面的支援をいうが野球場の利用料など元に戻す考えはあるのか。
  ◎「ふるさと農道事業」に市長は工事現場には行ったことがあるのか。
 (3)千早赤阪村との合併問題について。
 (4)公共交通体系の再構築…移動の利便性をたかめると言うが、具体化は。
 (5)文化財は「守る」から「積極的利用」へ。
2、財政問題について。
3、4期を迎える介護保険の問題と当市の課題について。
4、「ぐる博」の成功と市内外への積極的なPRを。        など

日本共産党 個人質問

 吉田 礼子 議員     9月11日 午前10時半頃〜

1、安心・安全で住み続けたい街づくり
 (1)公共交通問題のあり方を問うパブリックコメントの取り組み方の改善を。
 (2)南花台のバス通りの信号機のない交差点の安全対策を。
2、介護保険制度に基づく障害者の利用料負担を軽減せよ。

 南 あきら 議員      9月11日 午前11時半頃〜

1、国は消防の広域化を進めているが消防署のリストラではないのか。
2、安全な住みよい街づくりを。
 (1)上田町グリーンマンションの児童の通学路について。
 (2)楠翠台(大師町)内の主要道路に歩道がないが、体育館・イズミヤなどがあり交通量が多い。
    安全対策を。

 かどの 雄一 議員     9月11日 午後1時〜

1、後期高齢者医療制度と介護保険制度の改善について。
  介護保険料も口座振替が出来るようにせよ。
2、千代田駅東側の広場を安全で利用しやすいように整備せよ。

 にわ 実 議員       9月11日 午後3時半頃〜

1、長野町アスベスト公害について。
2、寺元リハビリ病院建設問題について。
3、新市長に替わり、河内長野市環境政策(日野谷埋め立て・下里町残土の山)について聞く。

 だばなか 大介 議員  9月11日 午後5時頃〜

1、若い世代の人口流出に歯止めを。
2、妊婦健診を14回まで無料化せよ。
3、奨学金制度を拡充せよ。給付条件を緩和し、より多くの人が受けられるように改善せよ。

どなたもお気軽に傍聴へ

本会議の傍聴入り口は、市役所来庁者駐車場側入口を入ってすぐ右側です。

委員会は、議会事務局でお尋ね下さい。

★議会事務局 : 市役所前バス停入り口から入って左の階段を2階に、まっすぐ進んだ正面です。(エレベーターも利用可です)




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