市議会報告 合併問題特集号 NO.4



  5月1日に第2回目の合併協議会が開かれました。前回は合併の基本方針をめぐって、もの別れに終わった合併協議会ですが、今回は千早赤阪村の議員より「前回の発言があたかも合併に反対しているかのような誤解を与えたようだが、本意は合併を成就させたい」という発言からはじまり、基本方針は賛成多数で決まり、合併の方針(編入合併)・新市の名前(河内長野市)まで決まりました。

 会議の中では、日本共産党が「新市の名前は、最後に決めたら良いではないか」などの意見を出しても、増田昇会長(府立大学教授)は「それは反対ですね」と切り捨て、多数を頼りに採決を急ぐ強引な議事運営が行われました。傍聴者からは怒りの野次が飛び交いました。
 日本共産党は、住民に何も知らされないまま合併が決まっていく今のやり方には反対です。住民不在の合併は白紙にもどし、メリット・デメリットを市民に十分知らせた上で「住民投票」などで直接民意を問う立場です。
 

  【傍聴者の声】
  • 合併協議会はメリットや・デメリットを深く話し合いする場と思っていた。これでは多数決でひたすら合併に突き進む場だ
  • いったい住民の意見はどこに反映されるのか
  • 「出された資料は返せ。持って帰るなら、お金(コピー代)を出せ」と言われた。知られたり、広まったりしたら困るのか!


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