2007年6月議会

 河内長野市6月市議会が6月4日から27日までの日程で開かれました。

日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

自民・公明がおこなった
 庶民大増税・金持ち減税
  市民から怒りの声!
 今年も昨年に引き続き定率減税の廃止により庶民大増税が行われました。税金・国保料・介護保険料など住民負担が増え続けています。市役所には窓口・電話あわせ880件もの苦情や怒りが寄せられています。
庶民には ……  1.7兆円の増税
大企業大金持ち 1.7兆円の減税
 今年も自民・公明党により、庶民に1兆7千億円の増税、大企業・大金持ちには1兆7千億円の減税が行われます。市民からは「やっぱり増税や」との声が上がっています。国や自治体、また議員は市民の怒りの声・悲痛な声に耳を傾けるべきです。
定率減税廃止での市民負担増は16億7千万円
 先の3月議会には市民負担を軽減してほしいという切実な請願が住民の方から届きました。河内長野市民に押し付けられた負担増は今年の定率減税分だけでも16億7千万円(所得税+府民税+市民税)です。にもかかわらず日本共産党以外の議員は、定率減税分を省けば増税にはなっていないとこの請願を否決しました。
市税条例「金持ち減税」の報告に
 日本共産党以外は黙って賛成
 6月議会初日に市税条例改正の専決処分の報告がありました。日本共産党が改正の内容を質問すると「株式譲渡所得等に関わる税金が26%であったものを10%に下げる措置を更に1年延長すること」、同時に「定率減税の廃止に伴う市民負担増は16億7000万円」であることが明らかになりました。
 これをうけ日本共産党は討論に立ち「昨年は住民税が数倍から10倍に跳ね上がった。今年も2倍になる。3月議会では負担軽減を求める切実な請願も市民から出された。額に汗して働いた人から税金を奪い取り、株の売買で濡れ手に粟で大儲けした人の税金を負けてやる、こんな不公平な税制は断じて許すわけにいかない」と反対しました。しかし日本共産党以外の議員は何も言わずに黙って賛成し、報告は承認されました。
空前の利益の大企業はさらに減税を要求
 いま財界・大企業は「消費税を増税してでも、法人税を下げろと」要求しています。財界・大企業から多額の献金を受け取っている政党に今の逆立ちした政治は変えることは出来ません。 
「貧困と格差」解消を
 いま「貧困と格差」が広がっています。大金持ちに減税、庶民には増税の逆立ち税制を正さなければ格差はなくなりません。
 日本共産党は、企業から「びた一文」もらわない政党だからこそ、住民の立場に立ち「確かな野党」としてがんばれます。今後も日本共産党市会議員団は、みなさんと力を合わせ全力でがんばります。

昨年末・今年頭に退職された方など救済措置があります
 政府は「住民税は増えたが所得税が減るので増税にならない」と定率減税廃止の増税を覆い隠そうとしていますが、日本共産党の調査で、税源移譲だけでも、増税になる方が数百万人いることがわかりました。今年1月から大幅に所得が減る方です。本人が申請すれば減税されます。問題はこういった救済処置があるのに、市民にはまったく知らされていないことです。
 日本共産党は6月議会で「税金はしっかりとって、税金が安くなることは知らせない。こんなことは許されない。周知徹底せよ」と追及ました。

国民健康保険料・介護保険料

またも住民負担増

 6月議会に、国保料・介護保険料の限度額を引き上げる条例案が市長から出されました。今、税金をはじめ国保・介護・年金と住民負担増が次々と行われる一方で、国や市は国民健康保険への繰り入れを毎年減らしています。そんな中、またも住民の負担を増やそうとするものです。
低所得者救済をよそおったゴマカシ
 市民負担は増
 市民負担増は、国保の保険料では公的年金控除の縮小により3年間で1億8500万円(一人あたり2万6千円)。さらに窓口負担では70 歳から74歳の方の医療費が1割から2割(1人あたり4万3千円増の予測)になります。
国や市の負担は減
 市民には負担を押し付ける一方で国や市の負担は減らしています。市は2003年に1億2千万円あった独自繰入金を 年には4900万円に、一人あたりでは3100円から1100円に約1/3に減らしました。国の国庫負担金は総額で4億5千万円の減。一人あたりではなんと1万5千円も削られたことになります。
穴埋めはまたも加入者負担
 日本共産党は国や市が国保会計を厳しいものにしておきながら、加入者の中に新たな対立をつくりだし、加入者に負担を押し付けるゴマカシは許されない。国や市が社会保障と福祉の理念、憲法と地方自治法に基づいて税金の繰り入れを行うよう強く求めました。


   国民健康保険料公的年金控除の縮小による市民負担増


河内長野市議会初!議長不信任案が可決
  またもやまっぷたつの与党
 6月議会は新たな議長・副議長などを決める役員選挙があります。基本は各会派や候補者間の話し合いで決めます。
 議長は何とか決まり、副議長選出の際、調整役となった浦尾議長は候補者間の話し合いもすることなく、議会合議も無視する中で投票による選出を一方的に強行しました。そのため日本共産党はやむを得ず、ルール無視の議長に対し不信任案を提出したところ12対6という大差で可決されました。これは河内長野市議会史上初めてのことです。
 浦尾議長に反目したのは会派自民党3人、公明党4人のうち3人です。結果的に「不確かな与党 」が露呈してしまった様子ですが、議長を含め今後の動向が注目されます。なお、議長不信任案が可決されても退任しなければならないという法律はありません。
 職員からも「いったい、どうなってるんやろか」と不信の声が上がっています。
 日本共産党は、議会制民主主義と議会ルールを尊重し、市民の生活向上と市政発展のために寄与する議会となるよう、これからも全力を尽くすものです。

住民税大増税と消えた年金問題 ・・・ かどの雄一議員が質問

住民税大増税について
<質問>
 定率減税廃止による住民税増税に市民は怒っている。苦情件数はどれだけあるのか。

<市の答弁>
 「2倍以上になった。高くて払えない」などの声があり、6月4日から13日の間で窓口に来た人が230人、電話での苦情・問い合わせが650件で合わせて880件です。


<質問>
 定率減税廃止による市民負担増の額はいくらか。

<市の答弁>
  影響を受ける市民は4万8千人、市民税増となる額は2億8千万円です。


<質問>
 自民・公明は定率減税廃止の理由は「景気回復」としているが、当市の現状は。

<市の答弁>
  当市では「景気回復」という状況は反映されていない。


<質問>
 税源移譲により市府民税が増えるが所得税が減るから負担増にはならないと言っているが実際には税源移譲だけでも負担増になる。その方には救済措置があることを市民にもっと知らせよ。

<市の答弁>
  今後、広報などで知らせていく。
消えた年金問題について
<質問>
 「消えた年金」5千万件を当市に当てはめると約5万件です。保険料をきちんと納めて給付はされない。これは国が国民に対する詐欺行為です。市民がきちんと年金が受け取れるよう市も援助せよ。

<市の答弁>
  問い合わせ先の電話番号を窓口に表示するなど協力していく。

高すぎる国民健康保険料を軽減せよ ・・・ だばなか大介議員が質問

 高い国保料を軽減するために市が負担していたお金が3年間で半分に減らされました。いま住民は、たび重なる保険料の値上げや病院での窓口負担増に苦しんでいます。
 保険料の引き下げを行うには、根本的に国・府・市の負担を増やさなければなりません。
 加入者の所得は極めて低く、年間100万円未満が約半数、200万円未満までで7割強を占めるという状態です。
 加入者の中で「誰がいくら払うか」を調整しても、必ずゆがみが生じます。

 だばなか議員は、国民健康保険制度は社会保障の基本である。自治体の本来の仕事は福祉の増進。市民のくらしを守るために、市の国保会計への負担を増額せよと質問しました。

<市の答弁>
 財政難を理由に市の負担増は慎重にせざるをえない。

 これに対し だばなか議員は、お金が無いといって市民に負担をおしつけ、弱者を切り捨てるような市に誰が住もうと思うのか、当市の出生率は0.98、人口減による歳入減は2億8千万円。市財政を守るために市民生活が壊されるのであれば、さらに人が減り歳入も減る。悪循環だ。今こそ住民のための町づくりが必要であると主張しました。


千早赤阪村との合併問題
 もう決まった話なの?
 いえいえ
問題は山積みです

          宮本さとし議員が質問
 国が、平成17年4月施行の「合併新法」に基づき、、概ね人口1万人未満の市町村を対象に合併推進をはかっています。(大阪府は2万人未満)
 千早赤阪村は、今後財政的見通しがたたないとして村長自らが河内長野市への編入合併の方針を表明しました。
河内長野市当局は

 「河内長野市としては村全体が一枚岩となって、正式な申し入れがあった場合には、真摯に受け止めて検討したい。その際本市の厳しい財政状況の中で、大阪府の支援なくしてはできない。申し入れがあれば市議会に報告し検討を進めたい」と回答。
日本共産党の主張

 日本共産党は、合併の背景や国府のねらいをふまえ、その押しつけには反対し住民意思の尊重をつらぬくようもとめてきました。市町村合併が、住民のくらしや利益、住民自治にとって、どういうものとなるのかなど、住民とともに考えていくという立場です。
 そのためにも、住民に、市町村合併をめぐっての公正で的確な情報、資料を十分に提供することが、行政の最小限の責任です。
<住民にとって>先が見えない合併
いま大阪府で続けられている「市町村合併推進審議会」
 答申素案にある合併推進に関する考え方の中では、「住民のくらしと安全を守る上でどのような行政運営をおこなっていくのか将来ビジョンを提示する必要がある」と書かれています。
 しかし、村の説明会でも現実には合併すればどうなるかの具体的な説明はありませんでした。議会も「推進決議」の採決では可決はされたものの実質5対5で真っ二つにわれています。

住民参加で
 「ミニバス・ワゴンタクシー」の早期運行を
 ・・・ 南あきら議員が質問

 少子高齢化の到来は地域移動するために公共交通への期待が高まっている。コミュニティバスの全国的成功例は、住民は単なる乗客ではなく街づくりの主体者となっているところです。本市域を走るミニバス・ワゴンタクシーの運行は、採算も含めて成功出来るかは住民参加で進めることが重要ではないか。
 市は今年始から市民5千人にバス利用のアンケートを実施されたが、その結果はどうか。人口減少を食い止めるためにもミニバスの早期運行が必要と思うがどうか。

<市の答弁>
 平成18年度で市民アンケートを実施。2388人(47.7%)の回答があり、改善の要望は、1日1便しかないバスを増やす、運賃を安くするなどで、市の負担を求める声は50.5%であった。高齢者の移動方法は電車・バス・自転車・徒歩になっている。
 住民が参加する会議は平成19年度に実施するが市として持続可能なものにしたい。
 ミニバス・ワゴンタクシーの今年度の運行は困難である。

三日市町駅前整備にかかわって ・・・ 吉田礼子議員が質問

バス停位置の改善を

 南ヶ丘・南花台方面バス停は帰宅ラッシュ時など陸橋の上まで行列が出来て危険。また河内長野行きバス停で降車し駅に向かう人が駅前広場を横切っており危険。
 バス停の位置を改善し、利用者が危険の無いようにせよ。

<市の答弁>
 路線バス事業者に対して改善にむけて取り組むよう要請する。
三日市南交差点に右折信号を

 三日市南交差点に右折信号を早く設置せよ。以前市が約束した調査の結果はどうだったのか。

<市の答弁>
 河内長野警察の見解として、右折矢印信号を設置する場合、交差点の南北両側に右折レーンの設置を必要とするとのことであり、現在、楠ケ丘方面へ右折する場合の右折レーンが設けられていないことから、右折矢印信号の設置は難しい。
交差点改良の進捗に合わせて出来る限り早期に設置したい。
遺跡の設置場所について

 駅広場には、三日市町駅前整備によって発掘された遺跡の説明や石造物などきちんと設置されており、これまでの三日市町の歴史にかかわることなど大事にしようというのが受けとめられて、とてもよいです。
 楠公通学橋東交差点の隅にある、ひっそりと置かれている常夜灯についても、地元の皆さんの理解を得て他の石造物と同様の場所に設置してはどうでしょうか。

<市の答弁>
 全市的な高野街道での取り組みの中で、常夜燈の移設の可能性なども考えていきたい。

駅北東側の常夜燈
遺跡の設置場所について

 駅広場には、三日市町駅前整備によって発掘された遺跡の説明や石造物などきちんと設置されており、これまでの三日市町の歴史にかかわることなど大事にしようというのが受けとめられて、とてもよいです。
 楠公通学橋東交差点の隅にある、ひっそりと置かれている常夜灯についても、地元の皆さんの理解を得て他の石造物と同様の場所に設置してはどうでしょうか。

<市の答弁>
 全市的な高野街道での取り組みの中で、常夜燈の移設の可能性なども考えていきたい。

学童保育の土曜日開設で
   保護者負担を増やすな
 ・・・ 吉田礼子議員が質問

 学童保育の土曜日の早期開設と時間延長は、今以上の保護者負担をせずに実施せよ。

 これに対し市の答弁では、土曜日の開設・時間延長についての保護者負担増をしない事について確約できませんでした。

 今後も、保護者のみなさんとともに市の姿勢をただしながら、これ以上の保護者負担増せずに土曜日開設・時間延長などが実施できるようにがんばります。

ふれあい考古館の充実を ・・・ 吉田礼子議員が質問

 「ふれあい考古館」は子ども達などに縄文時代や旧石器時代などの大事な歴史観を身につける場です。この「ふれあい考古館」開館10周年記念行事の成功と、これを機に広く市民に知らせよ。

<市の答弁>
 今年度、開館10周年にむけての節目で、企画・展示の中でこの10年間に市内で出土した特徴ある出土品などを展示する。
 事業PRなどは関連施設と連携しておこなう。

あと4年でテレビが消える? ・・・ にわ実議員が質問

 あと4年後の2011年7月24日に地上波アナログ放送が停止すると放送法で決められました。現在の放送より高画質、高音質、テレビが見えにくい地域が少し少なくなる事と引き替えに、デジタルチューナー、または、デジタル放送を見ることができるテレビを購入しなくてなりません。高画質、高音質と言ってもその仕様のテレビを買ったらの話です。ムダな出費を押さえたい高齢者世帯が増え、格差社会が広がっているのに、4年後もこのままテレビを見たければ、数万円をなかば強制的に出費しなければなりません。
 しかし今、市が管理するテレビ共同受信施設に関係する市民は、今デジタル対応のテレビを購入しても良質な画像で見られない状況があります。市管理の受信施設は、アナログ放送停止を待たずにいち早く調査し、その結果を基に視聴する市民がどういう対策をするのか選択できるよう情報公開すべきでないか。

<市の答弁>
 国や府の補助制度を見ながら、なるべく早く調査・検討したい。

日野谷埋立の不許可が確定! ・・・ にわ実議員が質問

 日野谷埋立申請不許可決定は、昨年12月15日に決定通知が送られました。6月18日で6ヶ月が過ぎようとしている。
(1)「その後、岡三興業やその関連事業者から異議申し立てなど不許可決定に対して、何か動きはあるのか。
(2)また、法的に6ヶ月が過ぎると今回の不許可決定に対して異議申し立て期間がすぎ不許可決定は確定すると聞くがどうか。

<市の答弁>
 現在のところ何もない。決定は確定し、申請については終了する。

石綿被害はアスベスト公害として対策を! ・・・ にわ実議員が質問

 朝日新聞6月4日付けのアスベストの記事の大見出しは、「石綿被害から石綿公害の様相」となっている。
 当市では、特別肺ガン健診を昨年3回にわたり77名の方が受診され、そのうち15名が「医師の所見あり(陰影あり)」など異常ありと出た。この大事な検査結果通知を市は、5人の方に間違った通知を送った。
(1)なぜそうなったのか経過は。
(2)誤通知5人に対してどう対処しているか、また、二度と間違いを起こさない対策は。
(3)庁内に対策室の設置など、しっかりした体制を創るべきでないか。
(4)石綿被害を公害として位置づけ環境省の健康リスク調査地域に申請せよ。

<市の答弁>
 誤通知は、検査機関ひいては市のミスでありたいへん申し訳ない。5人に対しては訪問してお詫びし精密検査を受診して頂くよう強く要請している。
 アスベストは、国府が中心なので庁内での特別な体制は考えていない。リスク調査地域も、まず府と協議になる。

緑ヶ丘からの通学路の早期再開を ・・・ だばなか大介議員が質問

Q.住民は一日も早い小学生の再開を切実に望んでいる。仮処分をおこなって、通行の妨害しているドラム缶をどけよ。仮処分をいつやるのか。

A.市は、急いで取り組むと答弁。

Q.いつやるのかと聞いている。まだ相手方に手紙を出すのかと質問。

A.もう手紙は出さない。近く法的手段に着手すると答弁。

 これに対し だばなか議員は、あとは手続きだけなら、夏休中にせよ。一日も早くせよと迫りました。

モックルバスを
   もっと利用しやすく
 ・・・ だばなか大介議員が質問

 モックルバスは乗り継ぎに不備がある。ダイヤの細かい見直しなど、住民がもっと利用しやすいものにせよ。

<市の答弁>
 努力していく。

図書館の定期購読誌が
 減っているのはなぜか
 ・・・ かどの雄一議員が質問

 図書館に置かれていた月刊誌や季刊誌などがなくなっている。なぜか。「引き続き置いてほしい」という市民の声に応えよ。

<市の答弁>
 財政難により予算が削られている。この間、325誌のうち廃刊した4誌を含めて33誌を削減した。削減した雑誌については他の公共図書館との相互貸借で対応したい。

駅を快適に利用できるように ・・・ にわ実議員が質問

 駅トイレにトイレットペーパーは常識です。また、ゴミの分別収集も取り組むべきでは。

<市の答弁>
 ペーパー設置とゴミの分別収集も実施されるよう鉄道事業者に申し入れします。

国道371号天見バイパス工事の見通しと
    完成区間の清掃を
 ・・・ 宮本さとし議員が質問

 国道371号線天見バイパスの進捗状況と今後の見通しはどうか。
 以前からも取り上げてきているが、完成済み区間でのゴミの不法投棄が多い。対策をせよ。

<市の答弁>
 用地の取得は第2・第3工区とも99%済んだ。第2工区(天見駅付近)までが平成25年、第3工区(橋本市)までが平成30年完成をめざしている。
 完成区間の清掃や投棄防止の対策をたてていくよう府に要請する。

市道三日市高向線「よしや峠」の拡幅を ・・・ 南あきら議員が質問

 今まで、この部分の危険な道路の拡幅を質問してきたが一向に対策がとられていない。どんどん住宅が増えている。なぜ拡幅が出来ないのか、原因はどこにあるのか。

<市の答弁>
 地権が輻輳し解決は困難であり、協議していくが、相当費用が必要になり時間がかかる。

河内長野郵便局前に
  押しボタン信号の設置を
 ・・・ 南あきら議員が質問

 国道371号は車の交通量も多く、歩行者が河内長野郵便局前を東西に横断するのは大変危険で、何度も事故が起こっている。住宅も増え通行量も増えている。早急に押しボタン信号の設置をしてほしい。

<市の答弁>
 河内長野郵便局前、市道喜多4号・5号に車が多く信号機の設置は必要。押しボタン信号は、西側に歩道がないため道路拡幅が必要。道路線形を関係機関と協議していく。

嬉に通じる末広町の市道に
   雨水管の埋没をせよ
 ・・・ 南あきら議員が質問

 府が工事をすすめる急傾斜地防災工事で生じる雨水が何ヶ所に集められて市道の側溝に流されるが、まともに側溝が整備されていないため浸水している。早急に雨水管を埋設せよ。

<市の答弁>
 平成21年まで残り130mを完成予定で進めている。この防災工事が終われば府と一緒に排水工事をすすめていく。

桐ヶ丘横の西除川沿い
  造成について
 ・・・ かどの雄一議員が質問

 桐ヶ丘の西除川(天野川)沿いが竹などが切り取られ造成されているが、どのような開発がされるのか。周辺住民にも知らせよ。

<市の答弁>
 開発面積は4767u、建設戸数は27戸で平均100uの一戸建てです。
 6.9mのメインロードや70mの護岸工事が行われます。

フォレスト三日市駐車場
  ゲート改善へ
 ・・・ 宮本さとし議員が質問

 三日市町駅前ビル『フォレスト三日市』駐車場のゲートの場所が急な坂を上がって、急カーブを曲がったところにあるため、「発券機に幅寄せしずらい」など改善の声をよくお聞きしていました。
 日本共産党は、これまでも、発券機に車を接触、破損する事故が数回起きていることから、ゲートの位置を移動し安全対策をはかるよう議会で取り上げてきました。

 6月議会の同ビル管理会社の報告案件で宮本市議が本件を質問。「6月末に工事を進め2週間ほどの期間で移設する」との回答を得ました。
(その後、工事日程が7月22日に変更になりました)

フォレスト三日市駐車場 入り口ゲート付近

三日市町駅東側スロープに
  手すりの設置を
 ・・・ 宮本さとし議員が質問

 三日市町駅東側、2階の駅に行くまでの坂になった歩道。「足が痛くて、この坂ががつらい。西側はエレベータがあるのに…せめて手すりでも…」との声をいただきました。現場は長いスロープとフェンスにも手を添えるところもなく、反対側の柵もお年寄りにとっては高い位置です。 

 当初は「府道横の歩道への手すりは難しい」という回答でした。

 しかし宮本市議は、「まだ工事が終わらない今こそ設置を」と訴えたのに対し、市は「障害者や高齢者等の通行に対して配慮が必要。大阪府と設置する方向で協議していく」と回答がありました。

三日市町駅2階から東側ロータリー方面へ

 日本共産党市議団が提出した意見書(案)

●介護保険への国庫負担金の増額を求める意見書
●国民健康保険への国庫支出金の増額を求める意見書

年金記録確認のための
住民票等は無料でとれます

 今日「消えた年金」5千万件が大きな問題になっています。このような中で、年金記録確認のための住民票などが必要な場合、申請すれば手数料が免除されます。
 なお「年金記録確認用」のゴム印を押して交付されます。
対象:住民票の写し、戸籍謄・抄本、戸籍付票等
期間:現在実施中 (1年間を予定)
方法:手数料免除申請書(窓口にある)を
   添えて申し込む
費用:無料

日本共産党 個人質問

 かどの雄一議員

1、住民税大増税と消えた年金問題について。
2、図書館に置かれていたいくつかの月刊誌・季刊誌がなくなっている。
  「ずっと愛読していた月刊誌を引き続き置いてほしい」と言う市民の声に応えよ。
3、桐ヶ丘の西除川(天野川)添いの開発について。

 南あきら議員

1、高齢化社会で公共交通への期待が高まっている。住民参加でミニバス・ワゴンタクシーの早期実現を。
2、安全なまちづくりを。
 (1)ヨシヤ峠の市道の拡幅を。
 (2)河内長野郵便局前に押しボタン信号を。
 (3)末広町の市道への雨水管の設置の計画は。

 吉田礼子議員

1、三日市町駅前整備について。
 (1)バス停の位置の改善を。
 (2)三日市南交差点に右折信号を設置せよ。
 (3)遺跡の設置について。
2、ふれあい考古館の充実を。
3、学童保育の土曜日開設を早急にせよ。

 にわ実議員

1、より良い環境について。
 (1)(株)東洋のアスベスト公害について。
 (2)日野谷埋立問題について。
2、市が管理するテレビ共同受信施設の地上デジタル放送への対応について。

 宮本さとし議員

1、マスコミで取り上げられた河内長野合併問題について。
2、三日市町駅前再開発整備における交通安全対策について。
  駅東側スロープの手すり設置、元踏切前の交差点の安全対策など。

 だばなか大介議員

1、高すぎる国民健康保険料や増え続ける医療費の窓口負担を、市は地方自治体の責務において軽減せよ。
2、緑ヶ丘からの通学路を一日も早く小学生も再開せよ。
3、モックルコミュニティバスをもっと利用しやすいものに。





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