2005年9月議会

 河内長野市9月市議会が9月1日から27日までの日程で開かれました。

 日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

「財政健全化」の名で福祉と市民サービス切り捨て
痛み押しつける政治に日本共産党は反対

障害者福祉金の廃止
 敬老祝い金の削減など
 福祉が大きく後退

市民プール使用料(2倍)や
野球場使用料(2・7倍)値上げも
 9月議会には「財政健全化」の名で福祉と市民サービスを切り捨てる条例改正案が多数提案されました。
 障害者福祉金は年額2万2000円(1級)など支給を全面廃止、敬老祝い金は88才3万円が2万円に減額など1030万円を削減しました。
 また、受益者負担の適正化と言って、寺ヶ池野球場の使用料を2.7倍、テニス場を1.6倍、市民プール2倍、ゲートボール場1.25倍に値上げしました。
 当市は1970年以来 年間黒字決算を続けており、04年度も4億3700万円の黒字です。
 日本共産党は財政健全化の名のもとに、市民に痛みを押しつける政治は許さない立場から福祉の切り捨てと料金値上げ案に反対しました。共産党以外の全ての政党・議員は賛成しました。
2004年度決算は一般会計は
 4億3747万円の黒字
 一般会計歳入375億4903万円 歳出371億1156万円(4億3747億円黒字)特別会計歳入308億4799万円 歳出317億0055万円(8億5256万円赤字)

*特別会計は国保・老人保健・介護保険・公共下水道・三日市町駅前整備事業など7会計で、赤字の主な理由は三日市町駅前整備事業で保留床処分金(約12億円)調整によるものです。
財政難の責任は市民にない
ムダな公共事業止めれば値上げしなくていい
 
 市当局は財政難を理由に大幅な値上げをしましたが、これによる増収は3300万円です。
 日本共産党市議団は、ふるさと農道(総額80億円、市負担26億円)や滝畑温浴施設(20数億円)など、ムダな公共事業をやめれば値上げしなくても良いと考えています。
 今日の財政難の原因は「三位一体改革」による国の補助金削減、バブル崩壊による市税収入の減少、国主導による公共事業の拡大で借金が増えたものであり、福祉や教育にお金を使いすぎたから財政難になったのではありません。

下里町残土の山問題

下里残土の山ダンプ「通行禁止」提訴議案
 与党が反対し否決・公明党は賛否割れる

 1日の市議会本会議初日で、下里町残土の山へのダンプカーの通行を全面禁止するよう求めて提訴する議案を、自由市民と公明(2人)議員の反対で否決しました。(賛成10・反対11)
 市長提案の重要案件を市長与党が否決するという前代未聞の出来事に市役所内では驚きの声が上がっています。また、公明党は2議員が反対、1議員が賛成しバラバラな態度をとり不思議がられています。

違法な土砂搬入ダンプカー(1万369台)「通行禁止仮処分申立事件」裁判

通学時間帯ダンプ通行禁止決定 … 堺地裁、市の「申し立て」認める
  市は「全面通行禁止」求め、大阪高裁に「即時抗告」

 通学路のダンプ通行禁止を求めた裁判で、8月4日、堺地裁は、通学時間帯のダンプの通行の禁止の仮処分の決定を出しました。
 9月13日の市議会でだばなか議員は下里町「埋立問題」を取りあげ、「通行禁止仮処分」決定の評価と、市の今後の取り組みについてただしました。
 この中で市は、堺地裁決定は「事業者の主張は採用されず、市の主張に沿った判断が下り、児童・生徒の安全確保が実現でき、評価できる内容である」と答えました。しかし市は、通学時間帯だけでなく全面的な通行禁止を求め、8月11日、大阪高裁に「即時抗告」しました。
 裁判所の決定内容
<主文> 債権者が債務者に対し、本命令伝送の日から7日以内に金300万円の担保を立てることを条件として、債務者は、下記(1)及び(2)記載の時間帯に債務者の従業員又は債務者と取引関係にある第三者が運転する土砂等が積載された車幅1.6メートルを超える車両をして、下里町333番5、下里町365番及びそれらに隣接する里道の土地を通行させてはならない。
(1) 祝日を除く火曜日、水曜日及び金曜日の午前7時30分から午前8時30分までの間
    及び午後2時30分から午後4時30分までの間
(2) 祝日を除く月曜日及び木曜日の午前7時30分から午前8時30分までの間
    及び午後1時から午後4時30分までの間

子供の安全を願う市民の思いに背を向ける与党議員
 ダンプ「全面通行禁止」求める提訴議案
  自由市民・公明が反対し否決

 今回の裁判所の決定は「仮処分」であり、事業者がこの決定内容を不服として「保全異議の申し立て」の手続きの他に本訴訟を提起した場合、一定期間内に市が「本裁判」を提起しなければ仮処分内容は失効します。そこで市は、司法(裁判)の常道に基づいて9月1日「本訴」提起の議案を市議会に提出しましたが、自由市民・公明党(内1名は賛成)の議員が反対し「本訴」の議案を否決しました。(賛成10・反対11)
 与党議員のこの様な態度は「子供の通学の安全を守りたい」という市民の願いに背を向けるものであり、許されません。
 市長提出の重要議案を与党議員が否決するという異常事態に、市民の間では「与野党逆転であり、なぜ自由市民・公明議員は事業者に味方するのか?」と不思議がられています。

「刑事告発」し違法な土砂搬入を1日も早く停止し教育環境を守れ!
  住民とともに環境守ってがんばる 日本共産党

 だばなか議員は裁判において、ダンプカーの「全面通行禁止」を求めるとともに、同時進行で市「土砂埋立規制条例」 条の「停止命令」に基づく「刑事告発」を行い、1日も早く違法な土砂搬入を停止し、教育環境と周辺住民の生活環境を守るよう訴えました。
 これに対し市は、「近く測量業者を同行し、現地測量と土壌検査を行い、埋立規制条例に違反していれば再度『刑事告発』する」と答えました。

主な議案に対する各党の態度 (○:賛成、×:反対) 敬称略


男女共同参画推進条例 制定される

 一人ひとりの個性と能力が十分発揮できる社会の実現に向けて、男女の人権が尊重され、社会のあらゆる活動に平等に参画できる機会を確保する「男女共同参画推進条例」が制定されました。条例採択には日本共産党など12人が賛成し制定されましたが、自由市民が反対しました。
 日本共産党はかねてから、この男女共同参画推進条例の制定を取りあげていました。今後は、この条例が制定されたことに基づいて、保育所の充実、子育て支援などの具体的施策の充実にむけて、みなさんとご一緒に頑張ります。

にわ実議員が代表質問

 にわ議員は9月議会で日本共産党を代表して代表質問を行いました。補助金削減・廃止・値上げ問題に続き環境問題(アスベスト問題・日野谷埋め立て裁判)、介護保険改悪問題などについて質問しました。

介護保険の改悪・施設入所者の負担増に対処せよ!

 この10月から特別養護老人ホームなどの施設入所や短期入所などに行っておられる方は、居住費や食費が別途負担することになり大問題になっています。払えない人は、出て行けと言うのかと質問しました。
 これに対し市は、介護保険料の段階が増えるが、従来の第1・2段階はほぼ負担額は変わらないと考える。第3段階の保険料を払っている方が負担増になる。いずれにせよ負担増に対しては対策は検討していないと答えました。
 日本共産党は、施設を出ていかなくても良いようになる対策を検討せよと要望しています。

日野谷埋め立て問題
 審議会も開き慎重に審査し不許可に!

 最高裁判決後の経過はどうなっているか。判決の意義について。審査は、5年間止まっていたので再度審議会もひらき慎重にせよ。

<市の答弁>
 8月末に事業者に補正事項を通知、事業者は弁護士と相談しながら対処すると言っている。判決の意義は、「裁判所が手続き的要件を満たしているかどうかの判断で、実体的な要件で判断したものではない事」。したがって今度は実体にあわせて慎重に審査をする。事業評価審議会は、補正書類が出てきた時点で審議会に相談したい。
 にわ議員は、慎重審議は当然であり、12万市民の飲料水の安全性確保の点からも、埋め立ては不許可にすることを市民は望んでいる。この事をしっかり頭に置いて審議するよう強く要望しました。

アスベスト問題 早急に再調査し対策を

 栄町には、アスベスト取り扱い事業所があるが、従業員や近隣住民からの被害実態はあるのか。
 また、市内の公共施設には、アスベストがむき出しになっている所や吹きつけされている所はないのか。再調査すべきである。
 民間施設での解体時の指導と対策はどうするのか。

<市の答弁>
 アスベスト取扱事業所については、大気汚染防止法の基準値以下であり、健康被害は発生していない。健康診断は、保健所と調整し実施する方向。
 公共施設については、7月に新たな規制基準が決められたので、実態調査は完了した。水道施設で6施設、教育施設で 施設、一般建築物で 施設に吹きつけを確認。今、吹きつけ材にアスベストの含有の有無を再調査している。飛散の恐れがある場合は、撤去・封じ込めなど早急に対応する。

※ 日本共産党市議団は7月15日、市長宛に健康調査の実施、公共施設へのアスベストの使用状況の再確認など6項目に渡り申し入れを行っています。

高向地区など市街化調整区域の
 公共下水の開通を早く

 決算や予算委員会におけるこれまでの答弁では、平成23〜24年頃からの工事開始となっている。市民は1日も早くと希望している。工事の早期着工をと質問しました。
 それに対し市は、現在の所、順調に行って平成24年頃の計画であるとの答弁にとどまりました。
 日本共産党は引き続き要望していきます。

AED(自動対外式徐細動器)の普及を

 宮本さとし議員は、AED(自動体外式除細動器)の効果が注目されており、公共施設や人がたくさん集まるところへの設置と広く市民へのPRを積極的にすすめるよう求めました。なお、各救急車には配備されていますが施設としては、現在、三日市町駅前ビル内の健康支援センターに整備されているだけです。

  AEDとは?

 心臓の心室が突然震え出し、ポンプ機能が失われる「心室細動」。除細動器は、この震えを電気ショックで取り除き、心臓の機能を正常化させる医療機器です。
 小学生どうしのキャッチボールで近くにいた子供がボールを胸にうけ、心室細動になり死亡する事故がありました。健康な人も子供たちも、心室細動は起こります。
 心臓が停止した場合、人工呼吸や心臓マッサージなどの心肺蘇生法もとても大切なのですが、それだけでは命をつなぎとめるのは難しく、 また蘇生しても後遺症が残ることもあります。そのためAEDでの処置はとても大切です。

スポーツ施設の拡充を ・・・ だばなか議員が質問

 寺ヶ池公園野球場の改修の日程は

 今年度の当初予算に、寺ヶ池公園野球場の改修の予算が計上されたが、野球場改修の今後のプログラムを聞く。

<市の答弁>
 今年度に基本・実施設計を予算計上した。設計に際しての用途地域内の建築制限への対応など、一定の条件整備に取り組んでいる。工事については実施設計完了後速やかに取り組む。(来年4月以降改修の予定)

 青少年のためのスポーツパークを建設せよ

 青年の強い要望であるスケートボード・BMX・バスケットボール・スリーオンスリーなどが出来るスポーツパークを早く設置せよ。

<市の答弁>
 スポーツパークの設置については、駐車場やスケートボードの騒音、成長年の不健全な遊び場とならないかなどを考慮し、赤峰市民広場が適切であると考えている。隣接する府道大野天野線(バイパス)の改良事業の進捗状況を見極めながら、基本構想をまとめたい。

市民が安全に通行できる千代田駅東側広場を!

 9月市議会でかどの議員は市民から苦情などが出ている千代田駅東側広場への店舗建設後の問題について質問しました。
 店舗「南海不動産」などの設置後、角地に店舗が建ち見えにくい、「タイムス」の車止めに足を引っかける、店舗東側におかれている移動式看板が通行障害になるなどの声がある。
 3月議会で、この問題を取り上げた時「南海不動産は周辺住民や地元自治会に説明し、理解を得た」と答えたが、商店の方々は「説明がなかった」と意見が違う。これで理解を得ていると言えるのか。
 千代田駅東側の駅前広場整備計画はどの様になっているのか。

<市の答弁>
 建物を後に下げ、交差点での見通しを確保した。コインパーキングや店舗東側の看板の問題については、会社敷地内に設置されているもので指導できないが、通行上支障となっておれば事業者に協力を求めたい。
 駅東側交通広場については、すでに先行取得している用地を活用した。駅舎等のバリアフリー化も含め、暫定的な広場整備の補助事業採択が出来ないか研究していきたい。

千代田駅東側に建設された店舗・駐車場

楠町の第二楠東橋(南海高野線上)掛け替えと
 付近道路整備の進捗は? 昭和2年建築!

 かどの雄一議員は、第二楠東橋と付近の整備について質問しました。
 第二楠東橋の架け替えと付近道路整備が計画より遅れている。この計画の進捗について聞く。

<市の答弁>
 この橋は、築後70余年を経て老朽化とともに耐震対策も行われていない。そのため新たな橋に架け替える必要がある。付近道路についても拡幅整備を合わせて行う。用地確保に伴う地権者の協力が得られるようになった。用地確保が出来次第1日も早く着手したい。

「かぶと山」住宅開発は現在ストップしている
  どうなっているのか

 9月議会で南あきら議員は「楠ヶ丘」の東側「えぼし形プール」の南東に位置する通称「かぶと山」の住宅開発について質問しました。
 緑を残して欲しいと願っていた地域住民の思いは無惨にも破られて、住宅開発を進める業者は関係自治会へ開発行為に応じて欲しいと働きかけてきた。自治会は役員会や住民集会などを開き、苦悩の末に承諾されて工事が着工された。
(1)7月から「かぶと山」からの土砂搬出が止まっている。2ヶ月以上も何故止まっているのか。
  今まで開発行為でこんな事例がなかったと思う。地域住民も戸惑っている。
  業者の資金面も含め行政の指導はどうであったか。
(2)開発会社「成旭」から他に移ったとの噂もあるがどうか。
(3)最近、進入路部分で土砂崩れがあり床代池に流入した。
  はだか山のままで工事が止まると台風シーズンでもあり土砂流出や崩落が発生する。
  その対策はどうなるのか。
(4)今後の業者への指導や今までの協議事項、自治会や交通安全対策などの住民との約束事はどうなっているのか。
と質問しました。

<市の答弁>
 7月下旬に業者から工事は止まると連絡を受けたが、開発業者は変わるとは聞いていない。もし替わっても今までの市や自治会との協議事項などはそのまま引き継がれると考えている。防災については、府・市とも協議してパトロールや監視をし、未然に防いでいく。

三日市町駅前から見た「かぶと山」

三日市町駅前再開発について

 南あきら議員は三日市町駅東側について取り上げ質問しました。

 調整区域内の下水道工事はいつか

 三日市町駅西側の工事が進んできたが、東側の調整区域内の下水道工事はいつからか。

<市の答弁>
 市街化区域の下水道工事は平成 年で終わる。それからの工事になる。

 横断歩道の設置を

 横断歩道設置を急げ。

<市の答弁>
 楠公通学橋東側に信号機を設けるまでは、仮の横断歩道設置を警察と協議する。

 府道東阪三日市線に送迎車の待機場所を作れ

 府道東坂三日市線の駅北東部分の両側に、朝夕、多くの送迎車が止まり危険。待避場所を作って安全対策を。

<市の答弁>
 工事施工中の今は待避場所は作れない。駅前の道路整備が完成するまで待って欲しい。

バス停から駅まで歩行者の安全対策を

 吉田礼子議員は、歩行者の安全対策について取り上げました。
 ビル北西の角、旧通りから新しい道路を横切り、ビルの横の歩道への横断が大変危険。「横断歩道の設置など安全対策を」と議会で取り上げました。
 それに対し市当局は「北側の歩道を通行するよう指導の徹底をする」との趣旨の答弁をしましたが、吉田議員は「北側の歩道を通行しても駅に行くには北東の時点で新しい道路を横断する必要がある。歩行者心理としてはビル横の歩道を通り駅に向かうのが当然の流れ。駅舎が完成しバスが駅前のターミナルにはいるまでの時期こそ、緊急の安全対策と取るべきでは」と迫りました。
 それに対し、改めて警察と協議するとの答えにとどまりましたが、今後もねばり強く安全対策が実施されるよう頑張ります。

フォレスト三日市内のプール
 ジャグジーに手すりが設置されます

 健康支援センタープールをご利用いただいた方はお気づきと思いますが、ジャグジーに手すりが無く「出入りが恐い」と声をいただいています。
 吉田礼子議員は完成当初より指摘をしてきましたが、再度議会で質問しました。
 市当局も改善の必要性を認め、時期は明らかにはしませんでしたが、手すりを設置する方向で改善が確認されました。

駅前ビル内 図書返却ポスト
  利用時間の延長を

 宮本さとし議員は、駅前ビル3階にある図書返却ポストについて質問しました。
 情報コーナー内に図書館の図書返却ポストが整備され喜ばれています。しかし情報コーナー内にあるため9時から5時30分の開館時間内しか利用できません。せっかく設置してくれたのにこれでは喜びも半減、市民の方からもぜひビルが開いている時間帯は利用できるようにと、声を頂いており、改善を求める質問をしました。
 市当局は、ポストの許容量の問題や無人の中でのトラブルへの対応を理由に即答は避けましたが、その必要性は理解しているようです。今後も引き続き改善を求めていきます。

図書返却ポスト

東側バス停ロータリーの見直しを

 宮本さとし議員は、三日市町東側バスロータリーについて取り上げ質問しました。
 今でも混雑するロータリーに、再開発後は清見台方面のバスも入ってくる計画です。(現在の清見台方面のバス停は廃止されます) カーブがきつく、マイカーとのトラブルが予想されます。さらに朝の時間帯は、今の計画ではバスから降りた人は駅に行くのに信号(新設される)を渡らなければなりません。朝の急ぐ時間帯に無理があり、実態に照らし合わせた安全対策をと質問しました。

 それに対し、市当局は、ロータリーの形状の見直しはするが、陸橋の設置や信号回避は考えられないと回答。
 宮本議員の追求で、ロータリーの見直しの図面は提示するよう約束が取れましたが、バス降車後の安全対策については今後もさらに追求していきます。

ゴミ問題について市民負担の軽減を

 吉田礼子議員はゴミ問題について質問しました。
1、プラスチックゴミの回収を増やしてはどうか。
2、庭木の剪定ゴミが生ゴミで出すので無料ゴミシールでは不足し有料ゴミシールを買っていると言う声を聞いている。
  市の緑化にも貢献していることもあり、剪定ゴミはシールを貼らずに出せるようにしてはどうか。
  また、チップ化の予定はどうか。

<市の答弁>
1、現時点では考えていない。
2、現在コンポストの費用助成をしている。チップ化については検討していきたい。

民主的な教科書採択を

 吉田礼子議員は、子ども達が学ぶ教科書の採択を民主的に行うよう質問しました。
 市当局からは、不当な圧力や、特定の勢力に左右されることのない状況のもとで、引き続き公正かつ適正に行うと答弁がありました。

循環バスなど生活交通の拡充を
 高齢者や障害者にもやさしい街づくりに

 宮本さとし議員は、地域の生活交通の確保(コミュニティバスや循環バス、福祉バスやタクシー)は、これからの街づくりでの重要な課題の一つとして、この間、全庁的に取り組みを訴えてきました。
 今どの部局で、どの様に研究を進めているのか。その見通しと今後の計画について問いました。

<市の答弁>
 交通対策や福祉の観点など、幅広い視野から関係部局が合同で研究している。具体的な計画には至っていないが、住民や利用者との役割分担や協働も視野に入れ、持続可能な公共交通サービスの実現に取り組んでいく。

 また、宮本さとし議員の第二質問で、企画・道路管理交通・福祉で計画が中心になって進められていることが明らかになりました。
 これからも具体的な案も示しながら、便利でいきいきと暮らせる街づくりめざして頑張ります。

7月から犬猫の不妊手術費補助金がなくなりましたが、なぜ?
  
補助打ち切りに反対したのは共産党だけ!

 7月より犬猫の不妊手術補助金(オス3千円、メス4千円)が廃止になりました。世間では「共産党が補助金を削った」と事実と全く反対の事が言われています。この補助金は今年の3月議会で05年予算案に出ていたもので、日本共産党は、他にも値上げや補助金削減が含まれるため、市が提案する予算には反対しました。

来年4月から ゴミシールが変わります

 現在、30L用(少人数世帯)と45L用の2種類のシールがありますが、来年4月より、30L用に統一して1種類にし、45Lのゴミ袋を出す時にはシールを2枚貼って出すようになります。
 45Lのシールの家庭には現在の2倍の枚数のシールが配布されます。
 これで、現在45Lのシールの家庭も、今後は少量のゴミの時は30Lのゴミ袋にシール1枚で出すことが出来るようになります。


みなさんとご一緒に要望実現

貴望ヶ丘・あかしあ台〜松ヶ丘公園への里道が改修される

 周辺住民から要望の出ていた貴望ヶ丘・あかしあ台から松ヶ丘公園に通じる里道が9月末に改修され、住民から大変喜ばれています。
 この里道改修については、昨年11月、貴望ヶ丘の住民とだばなか議員とだばなか大介党市青年部長が市役所担当課に申し入れを行っていました。担当課では楠町会からも同じ内容の要望が出ており、今年度の予算で改修すると約束していたものです。


大阪南医療センター前信号機
 設置される


 元国立病院前の道路の改修に伴い自動車の通行量が増え、危険なため信号機を設置して欲しいという市民の声が出されていました。かどの雄一議員が市民の声を市議会で何度も取りあげ、信号設置を要望していましたが、この程信号機が設置されました。


汐ノ宮保育所に駐車場が実現

 2004年9月議会でかどの議員が取り上げた汐ノ宮保育所の送迎時の駐車場が設置されました。広さは約2百平米で6台駐車できます。8月1日から利用されています。


大矢船の交差点に
交通安全の看板が設置


 最近、大きな事故があった交差点付近に10月4日看板が設置されました。
 11月〜12月頃には交差点のラインを設置予定です。


【喜びの声】
 吉田さんと一緒に、だめもとでと思って市役所に足を運びましたが、私の提案でさっそく改善されたので嬉しいです。


溝フタがすぐ完成! 栄町 川見の辻交差点横

 8月中頃、川見の辻交差点郵便ポスト付近の溝フタが、車が停車するたびに騒音を発し、なんとかして欲しいと、ご近所の方から要望がありました。
 にわ議員はすぐに市を通じて府・富田林土木にフタを固定するようお願いしたところ9月26日に新しい溝フタに取り替えられ固定されました。ご近所の方から喜ばれています

日本共産党 代表質問

 にわ実議員

1、今議会に提案された各種使用料金値上げ、助成の削減について
 (1)敬老祝い金削減、福祉金の廃止、各施設の使用料金値上げなど、値上げ・切り捨てを撤回せよ。
2、環境問題について
 (1)日野谷埋立問題について、その後経過はどうか。
    土砂埋立条例と水道水源保護条例をどのように適用させるのか
 (2)アスベスト公害について、栄町にあるアスベスト取り扱い事業所では、被害はないのか。
    以前から質問しているように、市内の公共施設に使用されていないか、再調査すべきでないか。
3、介護保険について、介護保険法の改悪が実施されるにあたり、多くの市民から不安の声がある。
 (1)ホテルコスト(居住費)など負担増で施設入居者が、悲鳴を上げている。
    支払い出来ない方には、市としてどう対処するのか。
4、学校教育環境について
 (1)30人学級実施の基本姿勢について。
 (2)学校の安全管理員の配置終了時間を16時30分を17時30分にせよ。
5、第4次総合計画について
 (1)「民間活力を利用して」とあるが、これは何を示すのか。
 (2)「行財政改革を進める」とあるが、市民負担増は問題があるのではないか。
6、市街化調整区域への公共下水の開通時期について、など。

日本共産党 個人質問

 だばなか光議員

1、緑ヶ丘南町に隣接する残土の山への土砂搬入を停止し教育と生活環境を守れ。
 (1)ダンプカーの「通行禁止仮処分」の裁判所の決定が出たが「刑事告発」の件はどこまで進展しているか。
2、スポーツ施設の拡充を。
 (1)寺ヶ池野球場改修のプログラムは。
 (2)スポーツパークの建設について。

 かどの雄一議員

1、千代田駅東側広場への店舗とコインパーキング設置は、市民の通行や交通面に大きな影響を与えている。
  改善対策は。
2、楠町の第二楠東橋の架け替え工事の進捗状況は。

 南あきら議員

1、「かぶと山」住宅開発計画について。
  7月から土砂搬出が止まっているのはなぜか。
  開発会社「成旭」から他に移ったのではないか。
  このまま裸山で放置されると台風シーズンでもあり土砂流出や崩落の恐れがある
2、三日市町駅東側の調整区域内の下水道工事はいつから始まるのか。

 吉田礼子議員

1、ゴミ問題について。
 (1)プラゴミの回収日をふやせ。
 (2)庭木の剪定ゴミの市民負担を無くせ。
2、三日市町駅前整備に関連して。
 (1)プールのジャグジーに手すりの設置を。
 (2)危険な交差点の対策を聞く。 など。

 宮本さとし議員

1、地域の生活交通の拡充について
2、三日市町東側バス停・ロータリーの改修は安全に配慮した整備を。
3、三日市町駅前ビル内に設置された図書返却ポストの使用時間延長を。
4、AED (自動体外式除細動器)の普及を。

どなたもお気軽に傍聴にお越し下さい。

本会議は、市役所来庁者駐車場側入口を入ってすぐ右側です。
委員会は、議会事務局でおたずね下さい。

9月議会日程表
1日 午後1時〜 本会議 全議員
12日 午前10時〜 本会議  代表質問 全議員
13日 午前10時〜 本会議  個人質問 全議員
14日 午前10時〜 福祉教育常任委員会 吉田・宮本
15日 午前10時〜 都市環境経済常任委員会 だばなか・南
16日 午前10時〜 総務常任委員会 かどの・にわ
20日 午前10時〜 決算特別委員会 だばなか・南
21日 午前10時〜 決算特別委員会 だばなか・南
22日 午前10時〜 決算特別委員会 だばなか・南
27日 午後 1時〜 本会議 全議員


代表・個人質問 予定時間
にわ 実 9月12日(月) 昼 1時〜
宮本さとし 9月13日(火) 朝10時頃〜
南 あきら 9月13日(火) 昼 1時〜
かどの雄一 9月13日(火) 昼 2時半頃〜
吉田 礼子 9月13日(火) 昼 3時頃〜
だばなか光 9月13日(火) 夕 5時頃〜

時間は多少前後する場合があります。ご了承下さい。




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