2004年3月議会

 河内長野市3月市議会が3月1日から26日までの日程で開かれました。

日本共産党議員団の質問と活動内容などをお知らせします。

新年度予算で実現

日本共産党河内長野議員団が、今まで提案してきた施策の中で、今年度予算で実現した主なものをお知らせします。
★三日市町駅前公共公益施設整備  ・・・・・  15億2700万円
 (駅前再開発ビル内にプール・母子医療・アスレチック・窓口センター設置等)
★河内長野駅前広場エレベーター設置  ・・・    6000万円
★千代田小学校校庭拡張  ・・・・・・・・・     3億8463万円
★三日市小学校法面整備  ・・・・・・・・・       1400万円
★ノンステップバス導入費補助(2台分)  ・・      500万円
★障害児(者)短期入所送迎補助  ・・・・・       120万円
★カウンセリングや不登校児・生徒などへの相談員派遣・配置
                  ・・・・・・・・・・・・・    1023万円
★男女共同参画条例制定  ・・・・・・・・・         57万円
★学校図書館司書充実(7名→ 10名)  ・・・・    1334万円

 プラスチック類の回収が月2回に

 日本共産党は、これまでプラスチック類の回収日を増やすなどの提案をしてきました。
 4月から月2回収集することになりました。

ムダな公共工事 (ふるさと農道・滝畑温浴施設)を中止し
  
福祉・教育を充実せよ!

 平成16年度の市の予算を決める3月市議会が終わりました、総額は約789億円。三日市町駅前ビルの着手と、広野配水池増設工事も含まれています日本共産党は、予算委員会でムダな公共工事を削り福祉・教育を増やすよう組み替え案を提出しました。
 2004年度も市税収入が約5億円減り大変な中、国の補助も小泉内閣の「三位一体改革」と言う名の「地方自治体への補助金削り」で7〜8億円少なくなる中で予算が組まれています。ムダな大型公共工事として以前より問題となっている「ふるさと農道」(約80億)は、従来どおり進めていく。滝畑温浴施設(約20億)は、慎重に進める。と言う答弁です。しかし、滝畑温浴施設は、日本共産党が昨年12月議会で、「採算性に問題あり地域振興に役立たない」との主張が地元でも論議を呼んでいます。
 厳しい台所事情ですが、市民の運動や強い要望が実り実現したものもあります。これらは評価し、つぎの要求へ発展させていきましょう。

滝畑温浴施設は今こそ凍結を
 湯もない・水もない・お金は湯水のごとく

◎湯もない・・・試掘の結果当初予定の1/5程度の湯量(泉質は良)  
◎水もない・・・この地域は簡易水道で、絶対量が足りません。
         湯量がないため水が必要です。公営水道を新たにひくとなると費用は膨大になります。
         今当局ではわき水の利用を検討していることがわかりました。
◎湯水のごとく使うのはお金です。(総額20億円)
 この事業は、第二清掃工場建設の際、地元と約束された施設です。その時の「協定書」にも書かれているように、この地域の活性化につながる事業となるかどうかが一番懸念されるところです。
 温泉わき出し量が当初予想よりかな少なかったこと、地理的条件、周辺地域での同様の施設の建設など、近年の社会情勢の中で総額20億円、維持費のかかるこの事業を実施するには、あまりにも大きなリスクがあります。また、財政の見通しの悪化を懸念して「市財政健全化プログラム案」が当局より提出され、多くの項目で住民サービスを廃止、縮小しようとしています。一方では財政難を理由に市民サービスを削り、他方ではリスクの多い多額の事業を実施する。こんなことがまかり通っていいものでしょうか。
 この間社会情勢にあわせ、計画を白紙に戻し見直しをしたとはいうものの、集客予想を当初より低く見積もって建築面積を少し縮小しただけです。ムダになる土地の購入や、湯量や水の問題など計画のずさんさがさらに明らかになってきています。
′嚼ン、先にありきでは絶対に成功しません。
日本共産党はこのような不透明な状況の中で実施するのではなく、今は凍結、中止するのが賢明として予算化にも反対の立場をとりました。
 委員会の中では与党各議員もこの事業についてはダンマリの態度でした。そんな中で公明党の議員だけが積極的に推進せよと発言しました。

ふるさと農業事業
 つながるはずのお隣りの農道整備はすでに中止!

 総額80億円。市負担額も20数億円、山を切り開き幅9mの道路建設が進められています。国道371号線を和歌山方面に走ると清水付近で右側が大きく切り開かれている箇所があります。そこがスタートで日野まで山の中を抜ける道です。当初は農道として国の補助も受ける予定でしたが、農道と認定されるに必要な農地がないため、国の新規事業制度に基づいてつくられる基幹道路です。
 いつも当局からの説明で継続の理由にあげるのが、お隣の泉州基幹農道との結合で農林業の交流による活性化との説明です。しかし、今回日本共産党の調査でお隣の和泉市南面利町ではすでに費用対効果の面で実施を見直すべきとして同事業は中止になっていることがわかりました。
 さらにこの地域にあったテクルートも分断され、その代わり本道路に幅2メートルの歩道を付けようというものです。道路を建設することにより、水路の付け替えなど付帯工事も必要となりますがそれは市の単独工事となり、費用もさらにかかります。こんなムダな話はありません。


=学校給食センター改修=
長期間給食停止せず
  よりよい給食実現の機会に

 3月市議会で角野議員は、学校給食センター改修に伴う長期間(9〜12月の4ヶ月間)の給食停止は自動・保護者などに大きな影響を与える。これらの方にしわ寄せを及ぼさない改修をするよう訴えました。また、改修費に5億7千万円も使うものであり、改修だけでなく、またとないこの機会をよりよい給食を考えるなど、有効に使うよう要請しました。
 これに対し市教育委員会は、給食を提供できなくなる事実を認めましたが、停止期間中の給食をどうするか、具体的な案を示せませんでした。

ガイドヘルプサービス・ホームヘルプサービスの充実で
  支援費制度の円滑な実施を

3月市議会で角野議員は、支援費制度の円滑な実施をするために、ガイドヘルパー養成講座の開設、緊急時のショートステイの利用、施設入所者がガイドヘルプサービスやホームヘルプサービスを利用できるようにすることなどを訴えました。
 これに対し市は、施設入所者のガイドヘルプサービスについては新規事業として重度視覚障害者、車いすを常用する全身性障害者並びに知的障害者の方々の帰省時などの移動介護を支援すると答えました。

寺ヶ池野球場を大改修
  05年度に基本設計 … だばなか議員に答弁

 だばなか議員は、野球愛好家の声を取り上げ、寺ヶ池公園野球場の改修を行うよう質問をしました。
 これに対し市は、寺ヶ池野球場は昭和39年にオープンし、年々利用者も増加し、平成14年は3万1千人が利用している。施設も老朽化し、グラウンド内の排水の悪化が著しいので、平成17年度に改修のための基本設計を行い早期に改修に取り組みたいと答えました。改修内容については、スコアボードや観覧席など大規模なものになる予定です。

貴望ヶ丘交差点など改良

 だばなか議員は、これまで、貴望ヶ丘交差点を改良し、車の渋滞をなくすよう取り上げてきましたが、 04年度予算で1億9250万円が計上され、貴望ヶ丘交差点の改良と歩道整備、国立病院前の拡幅整備を実施することになりました。
 今回の質問で貴望ヶ丘住宅方面から千代田台方面への右折レーンを設置するよう要望しました。

貴望ヶ丘小山田線に歩道設置
外環上原町〜小山田のバイパス平成19年度完成

 だばなか議員は、これまで市道貴望ヶ丘小山田線に歩道を設置するよう取り上げてきました。また、外環状線上原交差点から小山田線までバイパス道路を早く完成し、赤峰交差点渋滞緩和や緑ヶ丘・小山田などの利便を図るよう質問しました。
 市は、消防防災拠点施設の建設と関連して、外環から小山田までのバイパス道路は立体交差とし、平成19度完成予定で取り組むと答えました。
 また、赤峰市民広場第2駐車場から東峰口バス停までの500mの区間にも歩道を設置すると答えました。


バス運行の改善を

 だばなか議員は、千代田駅から貴望ヶ丘・近大病院を経由して泉ヶ丘行きのバス路線が新設されるなど住民から喜ばれているが、河内長野駅前発小山田南行きバスの昼間の時間帯が緑ヶ丘循環・左回りになったため、荘園町・寺ヶ池住宅などの人は小山田口下車の時間が倍以上かかることになり、赤峰で降りて歩いている。改善の方策はないか、と質問しました。
 これに対し市は、すぐに改善策はなく、現状でのご理解をお願いしたいと答えました。
河内長野駅発 小山田南行き H15.12.1
系統 河内長野駅前発 小山田口発 所要時間
直行系統 6:35 6:47 12分
7:12 7:24 12分
7:32 7:44 12分
8:05 8:17 12分
緑ヶ丘循環
市役所経由
9:09 9:35 26分
10:09 10:35 26分
11:09 11:35 26分
12:09 12:35 26分
13:09 16:35 26分
14:09 14:35 26分
15:09 15:35 26分
16:09 16:35 26分
直行系統 17:09 17:21 12分
18:11 18:23 12分
18:57 19:09 12分
19:48 20:00 12分
20:35 20:47 12分
21:34 21:44 12分

千代田小学校の運動場拡張
    現在の1.5倍に
 学童保育も学校施設内へ移転・新設

 3月議会の日本共産党代表質問で角野議員は千代田小学校の運動場拡張問題を取り上げました。
 答弁によると、運動場の東側に約3200u拡張され現在の1・5倍の広さになります。200mトラックと観覧スペースが確保されます。
 また、これまで、かどの議員は学童保育の施設充実を訴えてきましたが、今度、学校施設外で行われてきた学童保育が学校施設内で行われるようになります。
 どちらも2004年度事業です。

国立病院前の道路・歩道が整備される
  交差点に信号も設置

 これまで角野議員が議会で要請してきた元国立大阪南病院(現独立行政法人大阪南医療センター)前の道路が整備されます。
 病院の用地を1〜3m幅で買収し、道路幅員は7m、両側に2mの歩道が設置されます。整備後、信号機が設置される予定です。


市北部の福祉センター
 建設用地の目途は?

 3月市議会で角野議員は、「市北部の福祉センター建設用地の目途は市長の今期任期中に付けると言われたが、その約束は」と質問しました。
 これに対して市長は、北部の中心的な場所でコミュニティとの複合で財産区財産の活用など2箇所を検討している。ほぼ順調に進んでいると答えました。

長野町〜上田町〜三日市町を通る
旧高野街道沿いの町家の町並み保存を

 西高野街道と東高野街道の合流する長野町から烏帽子山の下を通り上田町から三日市町に至る高野街道沿いに、歴史のある町家が並んでいる。文化庁は「歴史的資産を核として、地域の個性を追求する街づくり」は重要と指摘し「人々の価値観は変わりつつあり地域の歴史の再認識が若い人の定住促進に役立つ」と言われている。
 今ある町家の保存から始め、改築・改修時の指導・助言などについて条例化も考えて取り組みをすすめよ。
<市の答弁>
 旧高野街道沿いには文化財として登録可能な建造物があり、町並み保存地区と指定し整備することは意義あるものです。周辺環境に調和した適切な開発や建築物の規制・誘導などが伴う、市民・事業者・行政の共通認識が出来るよう、啓発活動をすすめ、条例化なども視野に入れて取り組みたい。

「投票率がいつも低い投票所」の対策をはかれ

 最近の各種選挙の投票率は低くなってきているが、この中でも市内の投票所の三日市幼稚園はどの選挙においても全体より低い投票率になっている。近い投票所に区域分割など考えるべきではないか。
∧市の答弁∨
 新しい団地は国政選挙では高く、市議選では低いなど変動がある。常に低い投票所はないと見ている。

集会所がない菊水町自治会など
 会議場所の確保をはかれ

 関西電力長野営業所が廃止されたが施設は残っている。今後この土地はどう活用されるのか。菊水町自治会では会合などの時に関電の事務所を借りていたそうですが、今は借りられません。ノバティの会議室は年度替わりの時期にはまったく空いていなくて困っている。対策を聞く。
<市の答弁> 集会所の整備は十分認識している。自治会進行に力を入れる。ノバティの集会所利用については長野地区連合会を優先的に使ってもらっている。

南花台第10公園に時計の設置を

 南花台には大小多くの公園がありますが、第10公園は他の街区(がいく)公園と違い、南花台の住民はもとより近隣地域の住民に広く利用されており、以前より「時計を設置してほしい」という要望を多数お聞きしていました。
 吉田礼子議員は、3月議会で、南花台第 公園など、住民が多く利用する公園に時計の設置をと質問しました。
 これに対し市は、利用の多い公園には順次時計を設置すると答えました。
 美加の台第1公園には時計が設置されています。南花台第10公園にも出来るだけ早く設置されるよう、これからも頑張ります。

大矢船・南花台から市役所などへの直通バスの運行を

 モックルコミュニティバスが運行され、市民のみなさんには好評ですが、大矢船・南花台方面からは乗り換えをしないと利用できなく不便です。
 南花台三自治協議会からも要望書が出されているように、住民要望はたいへん強くなっています。
 吉田礼子議員は、大矢船・南花台方面から市役所やキックス・大阪南医療センター(元国立病院)への直通バス実現のために、モックルバスや路線バスのルートの拡充をと質問しました。
 これに対し市は、モックルバスの路線拡充は考えていない。路線バスの拡充は南海バスに要望すると答えました。

障害者が安心して働ける場の確保を

 中軽度の障害者にとって、仕事をこなせるかと言うことも問題にはなりますが、職場内での人間関係を円滑に出来るかと言うことも問題になっています。
 ジョブコーチシステム(職場になじめるようにコーチする専門システム)などを取り入れてはどうか。
<市の答弁>
 障害者が能力を発揮できる雇用・就労機会を促進する場の確保に努めていく。

安全で住みよい街を! ・・・ 丹羽議員が質問

1、以前より要望署名が提出されていました中高向バス停の信号機設置は、いつ頃か。
<市の答弁>
 交通量や危険度から設置の優先度は高いので引き続き要望していく。

2、市道三日市−高向線烏帽子形公園から高向までの「よしや峠」の拡幅工事は。
<市の答弁>
 拡幅側が急峻なため大型構造物が必要であり、今のところ拡幅は困難。

3、国道310号本多町交差点に右折矢印信号をつけよ。
<市の答弁>
 右折矢印信号も含め総合的な信号処理の改善について警察に要望する。

4、市道広野−高向線「通称 悦過坂」の拡幅工事は。
<市の答弁>
 平成15年度で境界確定が7割。また、危険なカーブ区間80mを優先するため平成16年度から用地の先行取得をしていく予定。

 引き続き、早く改善されるように要望していきます。

歴史活かした街づくりを ・・・ 宮本議員が質問

専門のチームをつくり、市内の歴史・文化の財産、農林業、地場産業を観光産業に積極的に活かせ

 かやぶき住宅の保存など、市内に点在する数多い歴史・文化の財産を計画的に保存し、農林業、地場産業とともに観光産業にも積極的に活用せよ。また、こういったことは一部局だけではできない。商工観光課はもとより、企画経営室や社会教育課など関連する課、各業界の市民も参加し、観光・地域産業推進チームを創り街づくりと活性化に生かすよう求めました。
 それに対し当局は「16年度も市内の国宝重要文化財の公開を計画している。市外からも多くの方が当市を訪れ街の活性化につながるよう関係機関と協力していきたい」と答弁しましたが、「観光・地域産業振興推進チームをつくれ」との提案には言及を避けました。

委託料の軽減について

 宮本市議は、河内長野市における委託料が多いことを取り上げ、特に毎年継続されている委託の中で見積や契約など見直す作業は進められているのか正しました。

国道371号線の安全対策を

 宮本市議は、国道371号線の新町橋〜三日市町付近の交通安全対策を下記について質問し、粘り強く関係機関や地権者への働きかけを強めるよう訴えました。
 当局としても指摘の箇所は安全対策としての必要性は認識している。時間はかかるが要請は強めていくとの回答を得ました。
 また宮本市議はすべての完成を待つでもなく、それぞれの箇所で出来る所からでも安全対策の視点で進めるよう求めました。
1、新町橋付近の歩道の整備は
2、加賀田口バス停付近から片添交差点付近の狭くて危険な箇所の対策
3、三日市駅前線との交差点付近の安全対策。平和橋への道についても拡幅の状況と当面の対策について
4、上田町付近の歩道の整備


みなさんとご一緒に要望実現

西片添町市道の雨水排水工事進む

 西片添町を通じる市道は雨水用側溝がなく、大雨時は床下浸水するなどしていました。今年3月、雨水対策用工事が行われ6月の梅雨時までに全て完成するように協議中です。また下水道工事完成後は、この道路のカラー舗装化も検討されています。

末広町の急傾斜地防災工事が着工される

 急傾斜地崩壊危険地域に指定されている末広町は、今年4〜6月期を目途に富田林嬉地域に接する所から工事がはじまりました。区間は20m位ですが災害防止のためにも早期に全区域完成が望まれます。

喜多町(西南地域)から国道371号側に車停止禁止マーク出来る

  以前から国道371号が混雑するため西南地域から車が出られないとの声が出ていました。
 南あきら議員は市担当課に車停止禁止マークを設けてほしいと要望してきましたが、ようやく4月1日に設置されました。

南花台の信号改良が実現

 南花台のバイパスの上にかかる交差点の信号が、4月6日より改善されました。
 吉田礼子議員は多数の住民のみなさんから、8丁目方面からバイパスへの右折が危険であったり、しっとう屋方面から来たバイパス側道からトリオト方面への右折がなかなか進まなかったりと、改善の要望をお聞きし、市の関係部署にも何度も要望していました。
 昨年12月議会でも取り上げ、市当局より改善の約束がされていたものです。
 これからも、みなさんの身近な要望を取り上げごいっしょに頑張ります。



旧日本軍毒ガス弾に係る調査結果について

 平成15年11月28日に環境省が発表した「旧日本軍の毒ガス兵器が河内長野市に投棄された」問題について、だばなか議員は昨年12月議会で取り上げ、必要な調査を行い公表するよう求めていました。
 その後、大阪府、府警察本部、河内長野市が協力し、毒ガス弾が投棄されたとされる寺ヶ池及び池周辺の地下水・土壌について調査を実施しました。調査結果は、池の水・池流入水・井戸水・土壌について「ヒ素(毒ガス弾の化学成分)」は検出されませんでした。(2月26日大阪府発表)

市民からの意見書に対する各会派の態度

 小泉内閣は史上最悪の年金改悪をしようとしています。日本共産党は、最低保障月5万円の「最低保障年金制度」を提案しています。またアメリカでもイラク占領に反対が賛成を上まっわています。今からでも遅くはありません、自衛隊を引き上げるべきではないでしょうか。大阪労連河南地区協議会の「年金改悪反対、大増税の中止を求める意見書」と日本共産党が提案した「自衛隊のイラク派兵を中止する 意見書」の各会派の態度をお知らせします。
○:賛成  △:保留  ×:反対
  日本共産党 リベラル
河内長野
公明党 楠水会 自由・市民
年金改悪反対、大増税の中止を求める意見書 ×
自衛隊のイラク派兵を中止する意見書 × × ×


日本共産党 代表質問

かどの雄一議員

1、 国の社会保障水準引き下げ、大増税へとひた走る政治によって、市民負担が際限なく続く政治と平和問題について。
 (1)年金改悪は憲法25条の生存権を侵害するものではないか。
 (2)税制改革は中低所得者、特に高齢者に厳しく、財界と高資産家に優しいものとなっているのではないか。
 (3)イラクへの自衛隊は兵は憲法9条に違反する暴挙ではないか。
2、新年度予算と施政方針について。
 (1)千代田小学校校庭拡張事業について。
   以前に一度予算化をしながら用地買収が出来ず予算を流した経験があるが今度は大丈夫か。
 (2)「三位一体の改革」は、地方財政の切り捨てではないか。
   全国の自治体では財源不足で悲鳴を上げているところもあるが、当市ではその様になるのか。
 (3)保育所統合整備事業・民間保育所整備費助成事業について。
 (4)学校給食センター改修については給食を中断しないようにせよ。
 (5)財政健全化を言うのであれば、ふるさと農道整備事業(80億円)、滝畑ふるさと施設(温浴施設)整備事業(20億円)はきっぱり中止すべきではないか。
3、支援費制度の円滑な実施をするために。、
4、国立大阪南病院の独立行政法人化4月以降に伴うサービス低下と雇用問題について。
5、教育環境の充実について。
 (1)少人数学級を小学校1〜2年の低学年から取り組みを進めよ。
 (2)児童虐待防止の体制は万全か。
6、4月の保健所支所の廃止に伴い、市の保健センターの建設について。
7、市北部の福祉センターの建設について。

日本共産党 個人質問

 だばなか光議員

1、寺ヶ池市民球場の改修の見通しについて。
2、貴望ヶ丘交差点改良・歩道設置事業等について。
3、河内長野駅発小山田南行きバスの運行改善策について。

 南あきら議員

1、 投票率向上のため、投票所の新設・区域変更や、全ての投票所を土足可とせよ。
2、高野街道などの町並み保存や、観光行政について。
3、廃止された関西電力河内長野支店の跡地の有効利用について。

 吉田礼子議員

1、大矢船・南花台方面から、市役所やキックス、国立病院への直通バスの実現を。
2、南花台第10公園など、要望の多いところへの時計の設置を進めよ。
3、障害者の働く場の確保を。

 にわ実議員

1、市内の零細業者の入札参加資格審査申請について簡素化せよ。
  また、市の小口工事は市内の零細業者に優先的に発注せよ。
2、信号機の整備、道路舗装・拡幅状況について聞く。

 宮本さとし議員

1、数多い歴史・文化の財産を観光産業に積極的に生かすため、部局を超えた推進チームを作れ。
2、委託料の軽減を。
  特に毎年継続されている委託の中で契約など検証する作業は進められているのか。
3、三日市付近から石仏までの旧国道371号線とその周辺の交通安全対策について。

 


3月議会日程表
1日 午後1時〜 本会議 全議員
10日 午前10時〜 本会議(代表質問) かどの
11日 午前10時〜 本会議(個人質問) だばなか、南、宮本、にわ、吉田
16日 午前10時〜 都市環境経済常任委員会 かどの、宮本
17日 午前10時〜 総務常任委員会 だばなか、吉田
22日 午前10時〜 予算特別委員会 南、吉田
23日 午前10時〜 予算特別委員会 南、吉田
24日 午前10時〜 予算特別委員会 南、吉田
26日 午後1時〜 本会議 全議員



もどる