2001年9月議会

 河内長野市9月市議会が9月3日から25日までの日程で開かれました。


サニータウン自治会提出 (請願署名21,361名)
環境破壊の「残土の山」解消を求める請願を採択!

  残土問題「特別委員会」設置で請願人の意見陳述が実現(11月2日議会運営委員会)

 住民の声が市議会を動かす・・・日本共産党6人が紹介議員になるなど尽力

 河内長野市9月市議会にサニータウン自治会(廣瀬義雄会長)から、下里町残土の山の解消を求める請願書が提出され審議されました。
 請願内容は
(1)残土の山に関する特別委員会を設置する。
(2)「農地の一時転用」手法を見直す。
(3)通学路の安全確保と学校排水の適正化。
(4)違法な埋め立て行為を続ける業者に厳正な対処を求める。
の4項目です。
 (1)の特別委員会設置については 月2日に委員会を開き、請願人の廣瀬会長を市議会に招致して審査することが全会一致で決まりました。
 市議会で請願人が意見を述べるのは始めてのことであり、住民の声が市議会を動かした成果として大きく評価されます。

 通学路の安全確保学校排水の適正化を早期に行う

請願項目(3)の天野小学校・西中学校への通学路の安全確保と、学校排水の適正化を残土の山の解消と区別して早期に行うことについては賛成多数で採択されました。

 「埋め立ての手法」を見直し違法な埋め立て行為を続ける業者に厳正な対処を

 請願項目(2)の新たな残土の山が出来る恐れのある「農地の一時転用」手法を見直すこと。
 (4)の違法な埋め立て行為を続ける業者に対し条例に基づき厳正な対処を求めることについても賛成多数で採択しました。
 日本共産党の6人の議員は請願の紹介議員になるなど請願採択のため尽力しました。

 「農地の一時転用」は10月10日までに決着・・・だばなか議員の追及に市が答弁

 下里町残土の山の解消について、市は「農地の一時転用」による清水谷埋め立てによって解決するとしていますが、その時期についてはこれまで明確に出来ず「今しばらく待ってほしい」と答えてきました。
 だばなか議員は9月13日の本会議で「今しばらく」とはいつか、と厳しく追及。市は10月10日までに結論を出すと答えました。
 だばなか議員は約束の期日までに決着しない場合は市の責任を明確にするとともに今後の方策を示すよう求めました。

農地の一時転用とは

 農地法に基づき農地(水田・畑)を一時的に資材置き場や土砂置き場などに転用して使用すること。(面積4ヘクタール以上は農林水産大臣の許可が必要)
 下里町の通称「清水谷」(面積5.9ヘクタール)を残土で埋め立てれば、現在、耕作している水田が永久に水田として耕作できなくなるなどの問題点があります。

介護保険料10月から2倍に! ・・・ 市民から苦情が続出
 介護保険特別会計 4億2千万円も黒字なのに、なぜ ?
 
 日本共産党・・・保険料、利用料の軽減を提案

 10月から介護保険料が2倍になります。市役所から通知を受け取った市民から「なぜ少ない年金から天引きするのか」「これまででも大変だったのに、これでは生活できない」「施設にすぐに入所できないのに、なぜ保険料が上がるのか」など、市民から苦情が続出しています。

市民税非課税世帯の保険料を10月から軽減

 介護保険特別会計は 年度決算で4億2千万円の黒字になっています。日本共産党は、これまで保険料、利用料を軽減するよう「減免制度」を提案して頑張ってきました。
 そして、10月から、保険料が第2段階(世帯全員が市民税非課税)の方(約130人)が保険料の軽減を受けられることになりました。


三日市町駅前整備について

 地元商店街活性化に向けた三日市町駅前整備を

 南あきら議員は三日市地区に関して議会で質問しました。
 駅前整備によって今後の人口の動向はどうなるのか。地元商店の育成と既存商店の活性化対策はあるのか。そのために、歴史を活かした町の景観形成を図り、市(いち)をつくり、人が集まりにぎわいのある駅前にせよ。また、歴史を活かした町の景観形成を。

(市の答弁)
 活性化対策について、第3次総合計画では、将来の駅勢区人口を53,384人と見ている。駅乗降客は33,632人と計画している。既存商店と周辺の活性化対策については、再開発事業による波及効果が生じるように、周辺の商業振興や活性化を図るため、三日市町駅筋通りや高野街道の道路改良など整備等について地元関係者の方々の声を聞いて取り組んでいく。

 歴史を活かした景観については、市街地再開発事業により、整備する駅前交通広場などに高野街道との連続性をイメージするとともに、再開発ビルについても周辺の景観に配慮した施設に計画していく。
 昔から高野詣の宿場町として栄えてきた。この事業を契機として地元商業者、住民と三日市の再生を図り、町の活性化を進める。

 公共施設にプールや図書館分館を設けよ。

 また、三日市地域の住居表示をすすめ、訪れる人がどこの町かわかるようにせよ。

〈市の答弁)
 公共施設にプール設置については公共公益施設検討委員会を設けた。今年7月10日、市長に「提言書」がでた。その中に「プール」「図書館出張所」は審議のなかで一つの例として出ている。今、政策推進室を中心として検討している。

 住居表示は昭和47年三日市地区を計画したが、共有財産、法律などで出来なかった。今は市北部からやっていく。

 清見台コミュニティーセンターに風呂や郵便局機能・市窓口センター等を設けよ

 清見台コミュニティーセンターでは、高齢者用の風呂や、切手の販売・お金の出し入れなどのATM施設、住民票・印鑑証明など簡易なサービスのできる窓口センターなどを設けて、地域の人たちに利活用を広げて充実せよ。
(市の答弁)
 清見台コミュニティーセンターは2号館として複合施設として地元の建設委員会で検討している。その中で、風呂は設置する方向である。ATMや切手販売は困難である。限られたスペースしかないので他の市民サービスは建設委員会で精査していく。

 国道に歩道設置実現

 三日市町駅前整備と関連してみなさんから要望の高かった、国道371号線の歩道設置の工事は(三日市町駅筋バス停南側)、12月21日完成予定と回答がありました。


市内循環バスようやく実施に向け検討

 いつまでも住み続けられる街づくりに重要な役割を果たす「巡回バス」の運行について、日本共産党市議団は街づくりの重点施策として取り上げています。
今議会でも宮本さとし議員が「市内の公共機関などを結ぶバスは、民間バス事業者に頼るのではなく、市の施策として取り組み、早期に実現するよう」求めました。
 これに対し、市は「庁内において関係課で会議を持ち事業の実施に向け検討している」と、今までより一歩踏み込んだ答弁をしました。


日野谷裁判補助参加 ・・・ 市長『心強く感謝する。書類は活用する』
 住民懇談会と議会で市長は2枚舌を使うな

 日野谷裁判は、市を応援するための住民の補助参加は大阪地裁では却下されたましたが、その決定文の中では市が勝っても負けても業者は再申請できるとしています。
 7月17日、河内長野環境を守る市民ネットワークと天野グリ−ンヒルズ自治会は市長と懇談会をもち(1)補助参加申し立て書類は、今後裁判に有効に活用できるものばかりなので活用すべき。(2)万が一、再申請されても不許可である事を表明せよと聞いたところ、市長は、『今後の裁判に活用する。再申請されても不許可にする』と答えました。

市長は不許可方針を貫け

 それを受けて、にわ実議員は確認のため今議会で同様の質問をしました。ところが、市長は、申し立て書類は活用する事は発言しましたが、裁判中と言う理由で不許可にするとは発言しませんでした。
 にわ議員は、「一旦不許可にしたものは公判中であっても不許可といえるはず。住民の前と議会での異なる発言は、住民をあざむくもの。不許可の方針を貫け」と迫りましたが、時間切れとなり答弁はありませんでした。
 日本共産党は今後も日野谷埋め立て計画が無くなるまで、みなさんとご一緒に頑張ります。今後も大きなご支援をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

観光案内の整備をすすめよ

 宮本さとし議員は、観光案内の地図や、テクルートなどの道標が痛んでいるところが多いが、計画的な維持管理と新設をすすめ、河内長野を訪れた観光客がもう一度訪れたくなるような街づくりに努めよと質問しました。
 これに対し、市当局は、整備の必要な支柱が9基、指板が73枚、無くなっているところが4カ所、案内板も6カ所古くなっているので、今後も計画的に修理していくと答弁しました。
 また、携帯電話用のホームページを立ち上げ、案内板や道標にURL(ホームページのアドレス番号)を表示し、ホームページ上に名所の案内や説明、また、近くの駅の時刻表などの情報を提供することなどを提案しました。これには、聞いていた職員の中から『大変魅力的な提案でぜひ実現を』との声がありました。


千代田小学校の学童保育の臨時施設の改善を!

 かどの雄一議員は、市放課後児童健全育成事業審議会から出されている答申を、どのように受け止めているのか。また、現在、臨時施設で対応している千代田小学校・三日市小学校の学童保育の施設改善策を問いました。
 これに対して市教育委員会は、条例制定の時期は慎重に判断していきたい。臨時施設の改善については、今後さらに児童数が増えることが予想されるので、施設整備のあり方、施設の効果的な一定の整備方針を立てると答えました。

西中学校の老朽箇所すぐに改修せよ ・・・ 市答弁「来年度に改修する」

 にわ実議員は、西中学校は、築年数23年で大規模改修工事の計画には入っていないが、痛みが激しい部分は早急に改修すべき、とくに校門入ってすぐの非常階段のコンクリートのはがれは、すぐに修理せよと質問しました。
 これに対し市は、来年度になるが工事すると答えました。にわ実議員は、今後も危険箇所はすぐ改修するよう要求しました。

みなさんとご一緒に要望実現

寺ヶ池公園プール大改修 来年7月完成 ・・・ ウオータースライダーが新設

 これまで日本共産党市議団が議会で何度も取り上げてきた寺ヶ池公園のプール改修について、今議会でリフレッシュ工事の請負契約締結の議案が提案され、可決されました。管理棟建て替え工事と、プールは25m8コースで幼児用もあります。全長34mのウオータースライダーが新設されます。契約金額は1億8千9百万円で、来年7月完成の予定です。
 敷地面積は4,820uで、これまでよりも500u広くなります。駐車場も広くするように公園課と交渉中です。

駅前宣伝中に市政相談 ・・・ だばなか議員すぐ市と交渉し、通行の妨げになる枝を除去

 だばなか議員は金曜日の夕方と市議会ごとに、千代田駅頭で市政報告を行っています。
 
 さる9月10日早朝、ビラ配布中に2件の市政相談を受け、さっそく市の道路管理課に連絡。交番前の通行のじゃまになるクスノキの枝を切りました。また、駅前広場の「たばこの吸い殻入れ付近」がいつも汚れており、この対策と清掃についても申し入れを行いました。

寺ヶ池公園遊歩道にベンチ設置

 寺ヶ池住宅の方から相談を受け、だばなか議員は、さっそく市の公園課と交渉。寺ヶ池公園西側遊歩道に休息用のベンチを設置しました。

さっそく楠小学校の校舎のひさし改修される

 かどの雄一議員は先の6月市議会で、楠小学校の校舎の一部のはがれている「ひさし」を改善するよう訴えていましたが、このたび改修されました。



日本共産党 代表質問
 かどの雄一議員

1.小泉「改革」(聖域なき構造改革)は市民にとってどんな痛みを与えようとしているのか。
(1)「不良債権の最終処理」で中小企業の倒産、失業が急増すると言われているが、その影響は。
(2)医療、年金、介護など、社会保障の大改悪は市民に大きな影響を与えるのではないか。
(3)消費税増税が市民に与える影響は。

2.府の構造改革である「行政改革」素案も、市民に大きな痛みを押しつけるのではないか。

3.国・府の悪政から市民のくらしと営業を守るための市の施策について。
(1)国民健康保険料滞納者から保険証を取り上げるな。
(2)今年10月から、これまでの2倍となる介護保険料の全額徴収は凍結せよ。
(3)長寿ふれあい乗車券の支給を1万円に引き上げよ。
(4)都市計画税の税率を引き下げよ。
(5)中小企業地域経済振興条例とセンターをつくれ。

4.下里町の「残土の山」解消問題と「日野谷埋め立て」裁判問題について。
(1)「残土の山」解消の結論は、今議会中に出す事が出来るのか。
(2)「日野谷埋め立て」裁判の市の代理人である弁護士が、業務停止6ヶ月の懲戒処分を受けた。こんな体勢で裁判に勝利できるのか。

5.学童保育の充実を。
(1)放課後児童健全育成事業審議会の答申を受けての市の対応策と、臨時施設の改善策は。

6.地方公共団体の預金保護について。

7.歴史教科書問題について。


日本共産党 個人質問

 だばなか光議員

1.下里町「残土の山」解消について、9月までに結論を出すと答えたがどうなっているのか。
2.サニータウン自治会から請願書が提出されている。第3次総合計画との関連はどうか。
3.天野小学校、西中学校の通学路の安全確保のため、小山田、広野間の道路拡張と整備を急げ。

 にわ実議員

1.日野谷埋め立て問題について聞く。
(1)業者が再度申請しても不許可を貫くことを表明せよ。
(2)裁判の補助参加申立人の証拠書類は、市側も有効に活用せよ。
(3)市側の担当弁護士が懲戒処分を受け、市民は依頼人の市に対しても怒りを感じている。どう対処するのか。
2.よしや峠や、悦過坂の早期改修を。

 南あきら議員

1.三日市町駅前再開発による地域活性化について、どのように市は予測しているのか。
2.清見台コミュニティーセンターに、風呂、郵便局、市窓口センターの機能を取り入れよ。
3.市政オピニオンレポーターからの提言は、行政に活かされているのか。

 宮本さとし議員

1.市内の公共機関を結ぶ巡回バスを早期に具体化せよ。
2.10月より南海電鉄バスから新バス会社として分社化される事で、市民へのサービスに影響が出る事の無いよう努めよ。

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