河内長野市6月市議会が6月4日から20日までの日程で開かれました。
今議会には、公共下水道、三日市駅前再開発、水道、土地開発公社、公園緑化協会、ラブリーホールなどの予算等の報告14件と国民健康保険条例、介護保険条例の改正と3つの契約案件が提出され審議されました。
日本共産党議員団が提出した「介護保険制度の充実に関する意見書」採択される。
意見書の内容は「だれもが安心できる介護保険制度への改善は、すべての国民が求める緊急の課題である。よって、当市議会は、政府が、低所得者の保険料、利用料の軽減や、介護サービスの基盤整備についての施設利用の待機者などが生じないよう必要な措置をとるなど、介護保険制度の円滑な実施のための施策を講じるよう強く要請する。」となっています。
市農業委員会から「都市近郊の野菜等生産農業者の総合的農業経営の安定化等を求める意見書」、
いずみ市民生協から「食品の安全性の確保の強化を求める意見書」
新日本婦人の会から「乳幼児医療費無料化を国としておこなうことを求める意見書」などが提出され各党代表者会議で審議され採択されました。
今議会に提出され市議会の議決を得た工事契約は、次の通りです。(合計5億3千万円)
★小山田小学校大規模改修 1億6、569万円
★千代田中学校の体育館改修 1億9、005万円
工期はいずれも今年6月から9月まで
★小山田荘園住宅に架かる荘園橋の耐震補強工事 1億7、325万円
工期7月から来年3月まで
日本共産党は、昨年の12月議会で保険料減免の条例改正の提案をしてきましたが、他会派の反対で実現しませんでした。先の3月議会でも介護保険の減免実施に向けて強く要望してきました。
今回、市当局より提出されてきた条例改正案は、私たちが要望していた内容とは隔たりがありますが、独自の減免制度という意味では一歩前進したと考えます。
今後は内容をさらに拡充することや利用料を減額する助成制度の実施など求めていきます。
これからも、国に対しての要望と同時に、市に対してもできること、やらなければならない改善点をみなさんからの要望をもとに、安心できる制度に向けて奮闘していきます。
1.市長の政治姿勢を聞く。
@清教学園の大学誘致について。
A財団法人河内長野勤労者互助会の予算報告について。
B市民の足である南海タクシーが第一交通に代わり、10月には南海電鉄バスが南海バスに変わることになった。駅前公共用地使用の契約について。
2.ムダを無くし市民本位の税金の使い方にあらため、市民のくらし・福祉を守れ。
@介護保険で低所得者の保険料の減免と、利用料の助成を。
A国民健康保険証の短期保険証や資格証明書の発行の問題点について。
B早急に乳幼児医療費を就学前まで無料にせよ。
C障害者施策の充実を。
3.教育の充実を。
@学童保育を条例化するにあたり、現状の制度より前進させよ。
A三日市・千代田学童の保護者からの要望書などの趣旨を十分に取り入れ、早急に改善せよ。
4.住み続けられるための街づくりについて。
@高齢者などが便利に行動できるよう、福祉バスの導入を。
A住民が気軽に利用できるコミュニティーセンターを南部地域に早急に建設せよ。
1.下里町「残土の山」解消について
@3月末日までに残土の山解消についての「一定の結論」を出すと答弁したが、どんな結論を出したのか。
Aサニータウン自治会の要望にどう応えるのか。
B「残土の山」解消に目途が立たない現状では、天野小・西中への通学路の安全確保と学校排水路問題は、区別して独自に解決せよ。
2.赤峰市民広場へ、車椅子も通れる安全な陸橋を設置せよ。
1.シルバー人材センターに市関係の仕事の発注を増やすなど支援強化せよ。
2.介護療養型医療施設を増やせ。
3.楠小学校の校舎のひさしの改修など施設改善を。
1.上原西に「スーパー銭湯」が計画されている。公衆浴場料金でも利用できる料金体系を設定するよう要望せよ。
2、環境基本条例制定後の具体的な取り組みを聞く。
@大気、水質、土壌以外にも動植物の生態なども環境調査に入れ、市民に情報公開せよ。
Aゴミ減量化、分別の取り組みは。
B不法投棄の監視体制は。
1.千代田・三日市小学校の学童保育の施設を、児童が安全でのびのび遊べるように、整備拡充を図れ。
2.市立「えぼし形公園プール」の改修を。駐車場が少なく危険。増設せよ。
3.河内長野駅前バス停の屋根が狭く、雨の時は困る。広くせよ。
1.美加の台以南にも老人介護等福祉施設を。
2.市内の農業振興について。
3.新町橋交差点から三日市方面への歩道の整備を。